「霊柩車の排気ガスでも吸ってろ」ジェントルメン 栗太郎さんの映画レビュー(感想・評価)
霊柩車の排気ガスでも吸ってろ
相も変わらず、イギリスものはスタイリッシュ。ゲスな口喧嘩の応酬も、なぜかカッコいい。先行きの不透明な展開のなかで、脇を固めるコリン・ファレルの無敵感が何とも好きでたまらない。
巨額の利を生み出す大麻がらみの丁々発止。すまし顔の金持ち同士の泥試合を、高見の見物気分で観るのが良し。どうせこちらは、そんな世界とは門外漢の貧乏人なんですから。
そうそう。ガイ・リッチー監督の「コードネームU.N.C.L.E」のポスターを見つけたときはニヤリとしたね。あっちのほうが品があって好きだけど。
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