「詐欺です」米中開戦 20XX年　悪魔のシナリオ　odeonzaさんの映画レビュー（感想・評価）

米中開戦とはとんだ大風呂敷を広げたものだ、妖しいとは思ったがここまで詐欺まがいの映画はかってみたことがない。
よほど予算が無いのか戦闘シーンは資料映像と軍事訓練の映像を編集で挿入して誤魔化すばかり、テレビニュースを通して戦況が語られるだけ、すべては映像でなく想像に委ねられます。
中東の紛争など長々と見せておいて第4次世界大戦（原題World War Four）勃発しましたのスーパーときのこ雲の映像で映画は終わってしまう。
なぜ第4次世界大戦に至ったかというとワシントンＤＣ郊外のハッカーが偽情報を流布していたといった荒唐無稽なプロット、それもたった一人のＦＢＩが立ち向かうというチープさ極まれりといったレベル、流石に午後ロードでも抗議が殺到するので買い付けないでしょう。