「科学者の青春映画」ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画 YKさんの映画レビュー(感想・評価)
科学者の青春映画
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寄せ集めチームが大きなことを成し遂げていく、という王道ストーリー。結果がわかってても、ハラハラドキドキするし、爽快。
揚げパンとか、廃プラスチックとか、パソコンの再起動とか、生活の中の小さな気づきが研究の進展につながっていくのがおもしろかった。
それと、科学者だって恋に悩むし、家族と些細なことで喧嘩するし、特別な才能を持っている一方で、すごく普通の人として描いているところも好きだった。
時間や予算がない中で、みんなが熱くなっていく様子は青春映画のようで、ロケット発射のシーンや火星に到達するシーンはハラハラドキドキ。成功しますように!と彼らと一緒に祈りたくなった。
時間や予算がないからこそ、工夫して、大きな成功が生まれるという展開はお仕事ドラマとしてもアツい。最後の「ハリウッドの宇宙映画を作るよりも安い金額で火星に到達した」っていうスピーチ、かっこよかったなあ。
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