「すべてが明るく前向き」ミッション・マンガル 崖っぷちチームの火星打上げ計画 Chiharuさんの映画レビュー(感想・評価)
すべてが明るく前向き
インドの火星探査機ミッションの実話ベースの話。ありえない安さと期間でやり遂げたって事実だけで、もうすでに面白い脚本になりそうなこの物語。
流石インド映画、メンバーのキャラクター、アイデア、突き抜ける程前向きな解決方法などなど、エンタメ要素を盛り込んで更に素晴らしく楽しい作品になっていた。
特にパワフルな女性メンバーの活躍は頼もしい、プロジェクトリーダーのタラ、深妙な旦那も巻き込み、やりたい事をやるのに後ろめたい気持ちにさせないでと楽しく踊りながらすり込むんだからすごい。イスラム信仰に傾きかける息子に語りかける姿も寛大だった。
さりげなく、しかも楽しく明るく宗教問題や男女平等問題を描き出す、またインド映画の株が上がった。
余談だが、A•R•ラフマーンって誰だったかすごく気になったが、カセットテープダイアリーズの音楽の人だった。インド人ならピンとくるシーンなんだろうな。
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