白雪姫の赤い靴と7人のこびと

劇場公開日:

白雪姫の赤い靴と7人のこびと

解説・あらすじ

ワケありな白雪姫とこびとたちが“本当の美しさ”を巡って繰り広げる冒険を描いた長編アニメーション。ぽっちゃり体型の白雪姫は、魔法の赤い靴を手に入れる。その靴を履くと背が高くスレンダーな姿になるが、脱ぐと元の姿に戻ってしまう。赤い靴を履いた白雪姫を見た7人のこびとたちは、その美しさに目を奪われる。そんな彼らの正体は、魔女の呪いによって姿を変えられたハンサムな王子たち。そして呪いを解く方法は、世界で最も美しい娘のキスを受けることだった。白雪姫の声を「キック・アス」シリーズのクロエ・グレース・モレッツ、こびとに姿を変えられた王子の声を「あと1センチの恋」のサム・クラフリンが担当。ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2021」上映作品。

2019年製作/92分/韓国
原題または英題:Red Shoes and the Seven Dwarfs
配給:アットエンタテインメント
劇場公開日:2021年3月19日

スタッフ・声優・キャスト

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映画レビュー

3.5本作のテーマは外見だ。本作の白雪姫は太っている。本人はそのことを気...

2021年3月31日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

本作のテーマは外見だ。本作の白雪姫は太っている。本人はそのことを気にしておらず、これが自分だと前向きにとらえている。そんな彼女が魔法の赤い靴を履いて外見が美しくなる。彼女は魔法の靴のせいで魔女に狙われ、そんな美しい彼女は緑色のこびとに姿を変えられた7人の王子が助ける。王子たちはハンサムで外見のことを気にする性質で、美人だから白雪姫を助けた。助けられた白雪姫は彼らの行動に胸打たれた。王子と姫は互いに惹かれていくが、惹かれるきっかけとなる理由が異なるのがポイントだ。本当の自分で接したいと互いに思うが、その理由もすれ違う。姫は偽りの自分でいたくないと思い、王子はハンサムな外見に戻りたいと考えている。このすれ違いが最後に解決することでハッピーエンドを迎えるという構図になっている。テーマを分かりやすく、物語の巧みな構図できちっと伝えていて、脚本がよく練られていると感心した。3DCGの技術も高い。韓国のプロダクションのレベルの高さを感じた。

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杉本穂高

4.0恋人の本当の姿

2025年4月2日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

楽しい

単純

 日本語吹替版をAmazonプライムvideoの配信で観ました。
 迫力がある冒険活劇です。力持ちのスノーホワイトが、か弱いレッドハイヒールとして過ごすというユニークなプロットでした。パロディシーンが多いせいなのか、既視感は ありますが、それがプラスに働いて、懐かしさと親しみやすさを感じました。
 絵だけでなく、声に魅力があり 挿入歌もユニークで 好きな作品です。

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どん・Giovanni

今更、スノーホワイトとは垢抜けていないなぁ。

2025年3月17日
スマートフォンから投稿
鑑賞方法:VOD
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マサシ

3.5意表を突く傑作

2022年7月17日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

時々ディズニーアニメを観るのですが、今作、韓国映画なんですね!人間の見た目と中身のどっちが大事という部分をモチーフにしている点は「美女と野獣」にも似てますが、全く違ったテイストの作品で楽しめました。昔々から美しいお姫様とハンサムな王子様の話がみんなの大好物ですが、今作は、そこに捻りを加えて、「白雪姫」の斬新なパロディー作品に仕上がっていました。この作品が美容整形大国の韓国製作というのも興味深いところです。最近は、ルッキズムが問題視されていますが、インスタなど視覚情報に四六時中さらされている影響もあるのかなと個人的には心配になります。今作の主人公・白雪姫のありのままの自己肯定感や父である王様の娘への深い愛情にホッと安堵しました。キスをすると魔法が解けるのも定石どおりですが、ちょっと違っていて笑えました(笑)。何事もほどほどがよいですね。

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赤ヒゲ