「眼コピ」プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵 Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
眼コピ
1978年に南アフリカのプレトリア刑務所に政治犯として収監された後、18カ月かけて脱獄を果たした男たちの話。
1970年代後半、アパルトヘイト下の南アフリカで、白人だけど爆発的な手段で反アパルトヘイト活動を行ったことで逮捕され、それぞれ懲役12年と8年の刑を科された主人公とその同士。
服役後直ぐに思想を同じくする仲間が増える中で、主人公達が脱獄を企て実行していくストーリー。
そうと決まったら程なく脱獄の手段を決めて、後はただひたすらに看守の目と戦いながらかトライアンドエラーを繰り返し、実行に向かっていく単純な展開。
とはいえ、単純だかこそな一方的な駆け引きとスリリングさはやっぱり面白い。
看守の動きや音に恐れ戦きながらの、余計なイベントを入れない王道脱出劇がとても良かった。
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