「「警察を呼んで」「ここにいるだろ、俺は警察官だ」」ブリング・ミー・ホーム 尋ね人 shimoさんの映画レビュー(感想・評価)
「警察を呼んで」「ここにいるだろ、俺は警察官だ」
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映画「ブリング・ミー・ホーム 尋ね人」(キム・スンウ監督)から。
地元民との馴れ合いで生活している、警察官がキーとなり、
面倒臭いことになりそうな案件に対しては、
とにかくみんなで「フタをすればいい」という主張を繰り返し、
地元民も「我々さえ目をつぶり、耳を塞ぎ、口をつぐめば済む」と
事態が大きくならないことを願う。
韓国・警察官の堕落した一面が、これでもか・・と表現され、
この土地に住んでみたいなぁ・・と思うにはほど遠かった。
警察官が、見も知らぬ住民に向かって「私は警察官です」と
自己紹介したりするシーンは、笑えなくもなかった。
しかし作品の終盤、事態が収集つかず、大騒ぎになった時、
誰かが「警察を呼んで」と叫んだ。
その目の前で「ここにいるだろ、俺は警察官だ」と答えるシーン、
漫才かコントかと勘違いするような会話が非常に面白かった。
主人公がドラマ「宮廷女官チャングムの誓い」の「イ・ヨンエ」と知り、
観始めたのだが・・イメージが違って驚いた。
しかし車中で、いざ決戦とばかり髪を上げた時の彼女の顔つきは、
まさしく「あっ、チャングムだ」と呟いてしまったほど、
私を喜ばせてくれた。
久しぶりの韓国映画、ちょっと期待外れだったかなぁ。(汗)
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