劇場公開日 2020年6月12日

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コリーニ事件のレビュー・感想・評価

全107件中、81~100件目を表示

3.0ふつう

2020年6月24日
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題材が定番になっているので
う〜ン
どこまで行っても普通です
普通に面白い

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hachi

4.0骨太。

2020年6月24日
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鑑賞方法:映画館

 一般的に、歴史は風化するという。視覚的なイメージで言えば、75年前に75センチあったY軸の高さが、年月とともに右肩下がりのロングテールな放物線を描きゼロに限りなく近づくように。しかしそれは主観の問題だ。本作品の被疑者の場合、真反対である。おそらくその怨念は時の流れと共にじわじわボコボコと発酵し、真っ当な訴えが悪法に阻まれることでマグマのように煮えたぎり、止める肉親を失うと原発事故のように臨界点を超えた。
 歴史を風化させないためには、否、意図的に風化させられつつある歴史を再プリントしてアルバムに貼り直すためには、類い稀なモチベーションと正義感を持ち合わせたプロフェッショナルの力が不可欠だ。そういう意味では本作品内の弁護士がドイツ社会においてトルコ移民の血を引くマイノリティーであることは象徴的だ。もちろん、わが国もハイブリッド社会であってほしいと思う。

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Kumiko21

5.0あまりにも哀しい社会派サスペンス

2020年6月22日
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泣ける

知的

難しい

久々のドイツ映画です。
第二次世界大戦、ナチス、司法などなどがテーマとなって歴史を学べる映画でした。

サスペンスで、裁判のシーンなど、殺伐としているシーンも多い中、裁判所の建築物や主人公の部屋のインテリアのセンス、イタリアの美しい景色、回想風景などは目を見張るほど美しく、こういった点で流石だなと。

コリーニの殺害動機を知った時は涙が止まらなかった。なんて壮絶な人生だったんだと。純粋に楽しめた作品、個人的にはパラサイトを余裕で抜いた2020年上半期ベスト1の作品です。
ドイツ映画ってかっこいいなぁ〜と思わせてくれた良作です。

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あさき

4.5味わい深い

2020年6月22日
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鑑賞方法:映画館

艶を感じる洗練された画面の美しさと、大真面目で影のある新米弁護士カスパー、解けていく謎に裏切らない面白さを感じた。
また観たくなる、裏切りのサーカス以来の作品だ。
印象的な思い出の回想シーンは美しく脳裏に焼き付き、終盤にハッとさせられる。
そんな偶然ある?!ちょっとした不自然さを感じるもどうでも良くなる。
償いだったかもしれない寛大だった優しさに、こちらも少し涙してしまうが駄目なものは駄目。
潔いカスパーの姿勢は正しい。
映画の中の正義に何かが奮い立つ。

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パプリカ

3.5ワルサーP38

2020年6月21日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

知的

重々しく悲しい物語

知らない事を知れた
のが良かった。

こーゆう映画もだんだん好みになってきた。。

この手のヤツ、、家で観てたら寝てしまう。。俺

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コンブ

3.5タイトル

2020年6月21日
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鑑賞方法:映画館

日本語タイトルを見るとただのサスペンスのように思えたが、最後を見ると英語タイトルに感傷を受けた。

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あふ

2.5サスペンスでも法廷劇でもない

2020年6月21日
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ケビタン

4.0濃厚ミステリー。

2020年6月20日
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鑑賞方法:映画館

怖い

知的

ドイツの有名な大富豪が頭に3発銃を打ち込まれ、さらに頭を踏みつけられて死亡。犯人はすぐに逮捕されたけどなぜ殺したのかを巡るミステリー。
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その動機は見て欲しいんだけど、ドイツの法律について知識がないとちょい分かりずらいからここに覚書として書いておく。
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ドイツの刑法は謀殺罪と故殺罪にわかれてて、謀殺罪が凶悪犯罪、古刹罪が日本でいう情状酌量がつくような犯罪。日本は情状酌量とかで段階的に罪を軽くできたり重くしたりできるんだけど、ドイツは完全に二つに分かれてるらしい(合ってるかな?)。
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これに関係したある新しく制定された法律がこの事件の鍵になる。これを見ると、憲法改正とかのニュースにちゃんと興味を持たないといかんなと、またケツを叩かれたような気分になったね。
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被害者が事件を担当する弁護士の主人公の祖父代わりのような人で、それとどう折り合いをつけて事件と向き合うかを、もうちょっと詳しく描いて欲しかった。一応貰った車をエンストさせるっていうところがあったけど、ぼーっと見てたからあんまりピンと来なかった(笑).
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せつこん

4.0ドイツはいつまでもWW IIの悪夢に向き合う。日本はどうだ。

2020年6月18日
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atsushi

4.0もし判決がでたらどうなっていたか。

2020年6月18日
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確信犯であることはコリーニの表情でわかる。
その後の心の動きや最後の憑き物が落ちたような表情。味わい深いフランコネロだった。
ドイツにいらぬ騒ぎを起こすイタリア人とトルコ系ドイツ人。異民族がドイツの安定を乱す、という空気が重い。
もし判決がでたらどうなってたか。たぶん検察の主張に沿うものになっただろう。法的にもドイツ人感情としても。コリーニの思いは最初の数分で達せられたし、トルコ系弁護士は彼の期待以上の働きをしてくれた。コリーニは満足していたと思いたい。
まさかの宙ぶらりんになったドイツ人の思いはどうなのか、原作を当たってみたくなる。

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HigeKobo

5.0原作を読みたくなった

2020年6月17日
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悲しい

知的

自分の興味あるジャンルの法廷ものであり、ナチスの戦争犯罪関連となれば高く評価してしまうのは当然か。
年に数十本ほど映画を観ますが、ここ数年でもトップクラスの作品でした。
主役のエリアス・ムバレクの今後に期待します。フランコ・ネロもとても良かった。
それにしても、歳をとってくるとハリウッド映画よりもヨーロッパの作品の方が心に染みますね。

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肉球

4.5コリーニの人生を思うと涙があふれる

2020年6月17日
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良い映画だった。コリーニの苦しく孤独な一生がフランコ・ネロの渋い演技で迫ってくる。法廷劇としてはいまいちだが、後半の調査の展開は「どうなるんだ」という面白さがたっぷりあって退屈しない。ピザ屋の店員のおかげもあって映画全体としては重さと軽さのバランスが取れていて、見終わったとき悲しみだけに打ちのめされないのがよかった。それにしても常に「正義」と向き合おうとするドイツの姿勢に比べて日本は…

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Peace

4.0タイトルなし

2020年6月15日
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ラスト判決の日に驚愕。でも本人は満足だったろうけど..

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きょん

4.5胸にズンときた

2020年6月15日
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Momoko

3.5法廷劇

2020年6月15日
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法廷の中だけのストーリーと思い込んでおり、途中で眠ったらどうしようとハラハラしていたが、サスペンスっぽい要素もあり退屈しなかった。

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hanataro2

4.0舞台はドイツ。 弁護士になって3ヶ月の新米弁護士ライネン。 そ...

2020年6月14日
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泣ける

悲しい

舞台はドイツ。
弁護士になって3ヶ月の新米弁護士ライネン。
その彼が弁護することになる、ある殺人事件の容疑者コリー二。その事件で殺されたのは、、

全国で20館ほどの上映なんですが、
もっと上映館を増やして欲しいなと思わせてくれる見応え十分な内容で120分があっという間に感じられた作品でした。

フェルディナント・フォン・シーラッハという方の小説が原作。
普段、小説をあまり読まないので知らなかったんですが(活字を読むと眠くなる😪)シーラッハさん、現役の弁護士だそうです。

弁護士と容疑者、そして、法廷。
法廷での、弁護士と検察、相手方弁護士との弁論対決というあたりはよく目にする展開で法廷サスペンスだと思ってましたが、そこに悲しくいつまでも癒えること無い史実が絡み、主人公の宿命をあぶりだしてゆく良質な人間ドラマでもありました。

重厚感もあるんですが、弁護士ライネンが助けを求める人物たちとの関わりがだんだん「チーム・ライネン」になっていくプロットがワクワクさも醸し出していて、作品の背景にある重さとのバランスが取れていて観ていても堅苦しくないんですよね。
それでいて大きく脱線もさせず、
幾重にも重なっていた真実への扉が開かれて行くところにどんどんと引き込まれる。
そしてストーリーの主軸ではないけれど、弁護士ライネンの母がトルコ人であることもこの作品というかドイツの問題を現している気がしました。
法廷内も、日本の法廷とは一味違っていて被告人(容疑者)は地下から現れ、法廷内のガラス部屋に収監されるんですよね。(実際の法廷を模しているはず、、)
日本の法廷内との違いも面白かった。
そして、事件の鍵となるあるものが出てきたときちょっとニヤリとしちゃいました。
「ルパン三世」でお馴染みのアレだったのでw

もしお近くで上映されていたら、鑑賞予定リストに加えていただき、この事件の深層にあるものは何なのか是非とも確かめていただきたいです。

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とみまる

4.0知られざる過去、知られざる法

2020年6月14日
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マスゾー

3.5あし~もとに~からみ~つく~♪

2020年6月13日
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悲しい

興奮

難しい

2001年のベルリンを舞台に、弁護士歴3ヵ月の主人公が、そうとは知らず自身の父親代わりの様な存在の恩人の殺害事件の犯人の弁護を引き受けて巻き起こる話。

綺麗な仕事で恨みを買う様子もなく、人柄も良い会社社長だった被害者と、事件について何も語らず弁護士に対しても沈黙を貫くイタリア人の被告人。
というところから、主人公の被害者とその家族との関係や過去をみせていく流れ。

事件については中々動きがみえない中で、極身近な立場であったが故に気付けたことを切っ掛けに話が動き始めるところとかは、結構ベタだし都合良いなー、なんて思っていたけれど、散りばめられていた、様々な裏付けが中々秀逸で、違和感だったものがどんどん消えて納得させられる。

ドイツの法律など微塵も知らない自分には、結論への流れが衝撃的で唸らされたし、結末も落とし所が好みでとても良かった。

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Bacchus

4.5法律って恐い、国家はもっと恐い

2020年6月13日
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ちゆう

3.5やはりナチス絡みですか。

2020年6月13日
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まず疑問、ドイツとイタリアは同盟国だったのになぜ?ドイツの暴走に反感をいだくイタリア人がいたってことですかね。だからあの悲劇が起こった?
さて、コリーニがライネンに父親のことを聞いたとき、えっまさか実の親子?って。でも違いましたな。全体的な展開としては、「へえ~そうか」「なるほどねぇ」が多く特に驚愕するシーンも無くラストもなんとなく「やはりそうなるか」です。まあドイツの不都合な真実は描けてましたね。ところで
ワルサーP38であの怪盗頭に浮かんだ人多いのでは?

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あらじん