グランド・ジャーニーのレビュー・感想・評価
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雄大な映像美を劇場で体感せよ
実話に基づく無謀な挑戦をリアルな撮影で映画化した作品。ヨーロッパの大空を鳥たちと飛び回る雄大な映像に心を奪われて何度も目頭が熱くなり感動しました。大空の雄大な映像美を鳥目線で体感できる機会はなかなか無いので是非とも劇場で観ることをオススメしたい。環境問題についても問いかけている心に響く感動巨編です。
2020-159
北欧の自然やフランスの田園風景の中、渡り鳥たちとのフライトシーンは...
北欧の自然やフランスの田園風景の中、渡り鳥たちとのフライトシーンはすばらしい。
主人公の少年がひょんなことから鳥たちを育て冒険の旅へ…
ひやひやさせられるのですが、ネットやゲームばかりのヒョロがたくましく成長していく姿も注目です。
モルテンではなくアッカと名付けられエコ贔屓されて群れの嫉妬を一身に背負う
.
福士蒼汰くんっぽい顔立ちの主人公トマ🧑🏻
変わり者のパパに感化されて思春期の冒険のスケールがでっかくなっちゃった👂🏼🤚🏼
📙ニルスの不思議な旅 を地で行っちゃう。
ོ ོ ོ ོ 🪂 ོ ོ ོ ོ (←鬼太郎ではない)
(私なんて‥せいぜい琵琶湖をチャリ🚲や半徒歩🚶🏻♂️で2周したくらいか‥🤨チッサ
※ちなみに3日前の真夜中も突発的に車で一周[高速道路使って約3時間程]してました。)
序盤はフラットなストーリーで、トラブル要素が無いな〜 実話に基づくお話で実際に無かったからしょうがないのかな〜? と物足りなく思ってるうちに安定の寝落ちをしてしまいました😪(補正+0.5⭐️)
目が覚めたらトラブルの真っ最中でしたが、トマくんの態度から概ね経緯の想像は付きました。てか親御さんポジションからしたら中盤ほぼトラブル() 😫カンベン‼️
出だしから不正がありましたが、途中でトマくんも‥ 君ィ、 それはいかんよ!と後から謝罪に行きたまえ案件が発生。でも自分も少年法に守られてて、目的意識優先の無我夢中状態でその場が無人だったら‥ やっちゃってたかも🤨⁉️
途中で出会った純朴少女の無邪気さはとても可愛らしかった❣️2人で結婚しなさい。
Don't be afraid~♪ とそれっぽいシーンになると感動を促すような曲が流れ、ネイチャーと人間の繋がりの情景にグッと来そうにはなるのですが‥いまいち入り切れない🤔
‥のは、たまの着水シーンだけそばに鳥の姿が無かったりと(極力CG撮影は無かったようですが)本物のドキュメンタリー映像ではない再現撮影だったり、怒ってる人が感情的過ぎたりするシーンのためか‥🤨??
動物を絶滅に追いやりそうにするわ、危惧種になったら無茶して救済しようとするわの人の身勝手さも考えさせられたり🤔
取りあえず、ググっても正式な名称がいまいちよく判らず、日本でやってる人や飛べる所も少ないようですが、あのモーターハンググライダーには乗ってみたい!と思いました。しかし電動モーター版のIcaro 2000 Electric trikeというので飛んでる人の動画を見たら、これでどこも似たような景色の本州の田舎の上空を飛んでも、上からのその眺めには直ぐに飽きてしまいそうだなと思いました (ナニカト脳内で終わらそうとする君はそれがイカンっちゅーねん!👋🏼)。
渓谷とかワイルドな地帯や、かなりの上空や映画であったみたいな嵐🌪の目から雲の上に抜けられたりしたら興奮しそうですが、あんなの航空法で許されんやろ〜 と思います。あれが☁️の上におったら通りすがりの機長らがびっくりするわ👨🏻✈️メ-デ-!×2
まあでも 冒険は羨ましい❗️
私もこのまま年老いてカラダが不自由になる前にもう一冒険!二冒険したい気持ちだけは半分くらいはあります🥴 👋🏼煮エ切レ!
上質な映像と時間でした
世の中に溢れる様々な課題に対して、愚直に取り組むことの素晴らしさを説いた内容だったのではないだろうか?
絶滅危惧種のガンの再生と、湿地の保全、そして家族の再生までやってしまった。
ガンの群れが時折、きりもみしながら落下しそうになることや、位置を変えながら飛ぶところなどは知識として知っていても、なかなか見れるものではない。素晴らしい映像だった。
久しぶりに、心から賞賛できる内容だった。
ただ…。
双眼鏡の鏡像は、8の字みたいな形ではなく、真円です。今のところ、知る限りでちゃんと真円だったのは、ルパン三世のカリオストロの城だけです(さすが宮崎駿)。そろそろ、ちゃんとやりませんか?
その部分だけは残念でした…。
感動のストーリー
最初はゲームばかりしてたのに、だんだんと逞しくなり遂には北海縦断まで! 現代っ子は周りに色々な刺激が多すぎて、なーんにも無い自然に触れさせるのが妙薬だと聞いたことがあるのですが正にその通りだと思った まぁ無茶しても結果オーライだったのはSNSやGPSのお陰でもあるんですけどね ビョルンさんがニッチェにしか見えない その後雁はどうなったんでしょうか?
この夏、一番心が晴れ晴れとする映画かも
美しい映画です。
北欧からフランスにかけての山や湖の風景が本当に美しく
広くて雄大な場所に行くこともできない今、
比較的近場の映画館であの風景を味わえるのなら
見る価値十分な映画です。
携帯の電波の鳥たちへの悪影響を遮断するため
ルーターもない沼地の家で
父親と暮らすことになったトマ。
初めは現代っ子らしく反発するのですが
雁たちが孵化すると、やはり生き物の力は偉大で
あっと言う間に雁たちに夢中になる。
そこまでは微笑ましい映画なのだけど
自然破壊だけでなく、人間の作った国境と法律は
自由に飛べるべきはずの鳥達にまで
見えない壁を作っているんだな〜〜
そのことに少なからずショックを受けました。
それでも、この映画は映画らしく
大空に飛び立つ少年と
「WATARIDORI」のスタッフによる
見事な鳥達の映像に心が弾みます。
で、月に8回程映画館に通う中途半端な映画好きとしては
最終的には晴れ晴れとする着地となっているので
この夏休み、遠くへ行けない子供達と一緒に
映画館で楽しむのもありだと思います。
そして、小さな鳥達さえ生きて行けない様な環境で
どうして人間が生きていけるのか?
自然の大切さをもう一度しっかり考えて欲しい。
グレタ・トゥンベリさんではないけれど
偉大な自然の営みをお金に変えようとする
資本家達に言いたい!
お金のために環境を破壊しているのだから
自分たちだけ、高価で安全な無農薬の作物や
休暇には緑豊かな別荘地に行く権利は
あんたらには無い!
泥水と大気汚染のなか、
農薬漬けの野菜のクズでも食べていなさい!!
==========
いつも「共感!」やフォローをありがとうございます。
人の感想を読んでしまうとすぐ影響されてしまうので
皆さんの評論は遅れて少しづつ拝見してます。
どうぞよろしくお願いします。
苦手な鳥が少し好きになった。
親の愛を感じる作品。
子どもは良くも悪くも、周りの環境で大きく人生が変わるんだなと感じました。
トマの勇気に感動、尊敬します。
鳥が可愛いと初めて思いました。
これはスクリーンで観たほうが良いです!
私の中で間違いなく今年No.1!
なんて素晴らしい!なんて美しい作品なんでしょう!
もっとドキュメンタリーチックなのかと思ったら、家族愛も描かれ、自然との共存、環境保全というメッセージと共に、強い信念を持って夢に向かって突き進む姿、思春期の少年がたくましく成長してゆく姿も描かれている。さらに飛んでいる映像はなんともファンタジー映画を観てるようでもある。
雁と一緒に飛ぶ映像が感動的に素晴らしいのはもちろんのこと、フランス映画らしくシーンのひとつひとつが、カメラアングルや光の取り入れ方に、美しさへの強いこだわりを感じました。映像を見ているだけでも楽しめる作品です。
雁と飛ぶ人がいることは以前、TVの世界ふしぎ発見で見たことがあり、美しい映像と飛んだミステリーハンターが感動の涙を流していたことを覚えていた。そこにこんなエピソードがあったとは!始めから最後まで何度も涙してしまいました。いつかまた自由に海外旅行が出来る日が戻ってきたら、ここに行って私も雁と飛んでみたいと思いました。
コロナは自然から人間への警告かもしれないと思えるこのタイミング、お薦め
陳腐な表現は憚られるけど『超感動した!』。
大空を舞う鳥たちと一体に羽ばたけたら!そんな空想を実話に基づいた物語。
オンラインゲームに明け暮れる都会っ子がWi-Fiも繋がらないド田舎に絶滅危惧の渡り鳥を救いたいライフワークに駆られた変人?の研究者の元パパのもとにキャリアウーマンのママから夏休み期間中に預けられる。
孵化から共存した『子供たち』とノルウェーからフランスの美しい空を軽飛行機で飛行する。環境問題に多感なフランスで大ヒット、コロナは自然から人間への警告かもしれないと思えるこのタイミング、お薦めです。
空を飛びたい
野鳥を保護する目的で始めるんだけど、人工孵化で産まれた野鳥(渡り鳥)は親父より息子のトマになつく。
グライダーにエンジンで回る扇風機の付いた飛行機?でノルウェーからフランス南部まで渡り鳥と一緒に飛び、見事半年後に出発地点に戻って来た所で大成功の結末。
とにかく綺麗な景色の中を飛んでるトマが素敵だった。
実話を基に作られた作品らしいから本当に14歳の少年が1人でノルウェーからフランス南部まで飛行したのだろう。多少脚色入ってても凄い。
途中、雷で北海に墜落するかとドキドキした。
観ると感動すると思います。
雲の上のトマ
ただ、ただ、感動した!もうね。期待値からの上振れ幅では、間違いなく今年一番でしたもん。先読み可能な物語り。衝動に突き動かされるトマ少年への共感。ただ、ただ美しいノルウェーの景色。鳥達とのランデブー。フランス・エスプリの脚本。そもそも、こんなバカな冒険はフランス人しか思いつかない。最後の一番バカをしでかす母親。着地点は家族再生の物語。
孵化後初めて目にする「動くもの」に保護を求めるのは、動物の心理的本能であり生存戦略。「親」として認識された少年に芽生える「親」としての責任感と愛情。
ゲームと生活してる風な現代っ子が、何時の間にか湿地の水中に寝そべり、コガモ達(+1)と戯れて笑顔になる。カエルの子はカエルだよ、全くw
休暇に、離婚したダンナに息子を預けたら、子供を連れて空から帰って来たもんね、的な。
トマの空への旅立ちからは、何故かウルウルです。音楽もシンプルで、物語りにピッタリです。渡りを終えた鳥達を迎え入れる場面とか、結構なとこボロボロ来ましたもん。
ほんとに、ほんとに、ほーんとに偉大な旅。あんなマイクロライトプレーンで、よくぞまぁ。小難しい話しはさて置き、バカな大冒険をやり遂げたトマに拍手👏
良かった!とっても!
宮崎駿の世界または世界名作劇場
フランス・ノルウェー合作の作品。
率直な感想は実写版宮崎駿の世界。ラピュタの竜の巣を彷彿とするシーンがあります。鳥と共に大空を飛ぶというのは、陳腐な言い方になりますが夢に満ちています。
また、美しいヨーロッパの風景と北欧的BGMの叙情的なメロディがスクリーンの大画面と相まって非常に気分を盛り上げます。特に風景はコロナ渦の近況も相まって、旅の素晴らしさを再認識させてくれます。
少年のひと夏の冒険譚という普遍性を持ったストーリーラインは、既視感を揶揄できるものだが、王道というべき力強さにも満ちています。自然保護という下手をすれば説教臭くなりそうなテーマも、それを感じさせない優れたエンターテイメントに仕上がった、老若男女に勧められる良い作品でした。
子供には規律も教えて下さいね
鳥類研究家のオヤジと14歳の息子が絶滅危惧種の雁を人工孵化させノルウェーからフランスまで渡りを教える話。
孵化させて調教が始まるぐらいまでは良かったけれど、ノルウェーへの移動とかまでそんなに細かくみせますか?
飛行が始まってからも、飽きさせない工夫はみられるけれど、ムリヤリ詰め込んだエピソードの数々で内容が薄いし、何なら現在地を細かく示すのはこっちでしょうに。
研究の許可から、待機指示の無視、無免許飛行に窃盗に、その他諸々あまりにもルール無視のやった者勝ち感が強く引っ掛かって、つまらないとは言わないけれど、イマイチ感動出来なかった。
自然と共生する美しさ
実話に基づいた話ということもあってとても見応えがあり感動した。
こういう作品を観ていつも思うのは人間の愚かさである。もちろんそれは自分も含めたことなのだが、動物を絶滅まで追いやり、それでも更に自らの生活の豊かさを追求する…その事実に心は痛むが、風化させず自然を大切にする気持ちを忘れさせない為にもこういう作品に触れることは本当に意味があると感じる。
主人公の14歳のトマは当初は自然にも動物に興味がなくゲームが好きなごく普通の少年。
そんなトマが父の下で一時的に生活を共にすることで渡り鳥に触れ合い心を打たれ共に旅をする事になる話であるが、このトマの存在が非常に意味がある。
人間の多くは自然と接する事が大きく減った。この事実が自然破壊を加速しているのであろう。トマ自身も当初は興味もなかったが、自然と触れ合い、動物の命の美しさを実感し命がけで渡り鳥を守る行動に走るわけだ。
頭では自然を大切に尊重する事は多くの人がわかってる事だ。しかしそれを頭の中だけで終わらせてしまうのはやはり自然と接する機会が減り実感がない事が一番の原因ではないか。
もちろん各々生活がある。だからこそこういう映画を通じて少しでも自然の大切さを体験し、実感し、そしてその体験から考える事が大切だと思う。だからこそのこの映画の存在は非常に大きい存在だと感じた。
14歳の少年ですら渡り鳥の為に命を懸けて愛し、守った。これを他人事で終わらせるのではなく、自分のできる最大限の事を取り組み、そして自然に触れ合自然を愛し、自然を大切にできる人間でありたいと改めて心から強く思った。
夏休み、トマと一緒に空の冒険に出かけよう!
ニルスに憧れた大人たちにも響くこと間違いなし。
新型コロナの影響で、なかなか劇場に足を運びにくい状況が続いていますが、出来ればこの夏休みは映画を通して特別な体験をして欲しい!想像力の翼を広げて。
子供の頃、NHKのアニメ『ニルスのふしぎな旅』が好きだったので、
真下を見ると小さな家や木々が並び、真横を見ると鳥たちと目が合うシチュエーションに大興奮!!
アッカ隊長のもと、隊を成して飛ぶ姿がカッコ良くて、人間が忘れてしまった “本能の声”に忠実な彼らの不思議な力に憧れていました。
そんな彼らに「安全な空のルート」を教えるだと?!
残念なことに、彼らの“本能の声”が導く「空の直線ルート」には、今や危険がいっぱい。
空港に高いビルや光害、狩猟区域などなど。湿地帯もアスファルトに覆われて、途中で休憩を取る場所も無い。。。
空を危険にしたのは他ならぬ私たち人間なので、おこがましくも鳥たちの“本能”に介入して「安全な空のルート」を教えるのは、せめてもの罪滅ぼしに思えますが…
いざ取り組むとなると、人間社会には規制やしがらみや、国境なんかもあって、なかなか一筋縄にはいかない。
自分達が壊して、自分達で再生しようと介入して、自分達が作った規則に阻まれる。
何やってんだ、まったく。
更に厄介なのが、それらの規則は決して“悪”だけではない部分もあり(鳥インフルエンザ問題とか)
何かを生かす為の活動が、何かを守る為の規制に阻まれる…。
しかも、失敗した時の措置が、あまりにも彼らの営みを制限するもので、人間が本能の領域に踏み込む罰を当事者に受けさせる気なのか?と憤りたくなる。
そんなこんなを鑑みると、本当にこの方法で良いのか?と迷いも出てくる。
大人になるという事は、広い視野で現実を見られるようになって、妥協や諦めを覚えて、心の折り合いをつけるのが上手になるという事なんだなぁ。。
でも!14歳のトマはそんな大人達のジレンマを飛び越えていきます。
シンプルに正しいと信じる道を突き進む勇気に、目が覚める思いでした。
無謀で無茶だけれども、世の中を変える為にはこういう勇気が必要なのかも。
それに、人間になりすぎた大人より、子供の方が確実に“本能の声”に近い。
風に身を任せて飛ぶ感覚にしても、鳥たちからの信頼にしても、大人は到底敵わない。
そもそも大人が出る幕は無かったのかも。(^^;
そして、子供が親元を巣立って大きく羽ばたく時、親は子供を信じてサポート役に徹するしかない。
自分達を超えてゆく子供の成長を見守ることで、親もまた成長するのだと感じました。
児童文学的な展開ですが、トマの活躍には胸がスカッとします。
鳥たちと心を通わせて空を飛ぶトマの姿を、最初は心配する大人目線で見ていましたが、徐々に羨望の眼差しに変わり、いつしか童心に帰って一緒に空を旅していました。
広い空の美しさ、自然の脅威、群れを率いる判断と責任。
子供も大人も一緒にワクワク出来て、自然を大切にする気持ちが芽生える、素晴らしい映画体験だと感じました。
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