「雲の上のトマ」グランド・ジャーニー bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
雲の上のトマ
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ただ、ただ、感動した!もうね。期待値からの上振れ幅では、間違いなく今年一番でしたもん。先読み可能な物語り。衝動に突き動かされるトマ少年への共感。ただ、ただ美しいノルウェーの景色。鳥達とのランデブー。フランス・エスプリの脚本。そもそも、こんなバカな冒険はフランス人しか思いつかない。最後の一番バカをしでかす母親。着地点は家族再生の物語。
孵化後初めて目にする「動くもの」に保護を求めるのは、動物の心理的本能であり生存戦略。「親」として認識された少年に芽生える「親」としての責任感と愛情。
ゲームと生活してる風な現代っ子が、何時の間にか湿地の水中に寝そべり、コガモ達(+1)と戯れて笑顔になる。カエルの子はカエルだよ、全くw
休暇に、離婚したダンナに息子を預けたら、子供を連れて空から帰って来たもんね、的な。
トマの空への旅立ちからは、何故かウルウルです。音楽もシンプルで、物語りにピッタリです。渡りを終えた鳥達を迎え入れる場面とか、結構なとこボロボロ来ましたもん。
ほんとに、ほんとに、ほーんとに偉大な旅。あんなマイクロライトプレーンで、よくぞまぁ。小難しい話しはさて置き、バカな大冒険をやり遂げたトマに拍手👏
良かった!とっても!
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femme fatalさんのコメント
2020年7月28日
フォローありがとうございます。私、レビュー、コメントは書かない主義なのですが、(笑)
ただ、ただこの映画に感動してしまって、同じように感じてくださっている方がいるのにまた感激してフォローさせていただきました。
とても気持ちの良い映画でした。やはり飛ぶ事は人の憧れなのだと思います。