「90年代半ばだけに限らず今もなお」行き止まりの世界に生まれて バリカタさんの映画レビュー(感想・評価)
90年代半ばだけに限らず今もなお
mid90sのドキュメンタリー版?と想定し鑑賞。
すみません。
「スケボーがあって仲間ができる」
点だけでした。共通点。
長い期間の撮影のドキュメンタリーなので、時間の流れで
登場人物たちの変遷が非常に興味深い。
こんなに人生のスタートから苦労を課せられる方々多いの?アメリカ?
って不安になる。
不幸の多様化みたいな感じ。
そりゃぁ「行き止まり感じちゃうよな」って。
流れちゃうよな、そっちに。って。
けど、人間はしなやかで強い。
でもひとりっきりじゃ強くなれないんだろな・・・と、
その点が良く描かれています。
mid90sが人生の瞬間の切り取りだと僕は思ってます。
その切り取った人生のそのさきを描きているのが本作かなぁ?と
希望も落胆も悲しさも嬉しさも無力感も無敵感も、何もかもが
等身大の人間を描いていると思いました。
編集、とても良くできていると思います。
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