「真剣な表情にグッときた」行き止まりの世界に生まれて Chiharuさんの映画レビュー(感想・評価)
真剣な表情にグッときた
アメリカの閉塞感のある街の3人の若者のドキュメンタリー。
カメラを構えるのは3人のなかの1人、mid90s でも仲間の中の1人がいつでもカメラを構えていたが、同じ様に10年も撮り続けた彼らの心の変化の物語。
先の事を考えないのは、そこに楽しさとか希望がないからで、環境が大きく関わってる様に見える。
それじゃ仲間との楽しさに逃げるよねって思う。でも確実に迫ってくる未来にどう対応するのか?
カメラの前で語り自分と向き合う事で、微かに変化する日常はとても前向きで良い。
同じ日に観たmid90s もそうだったが、仲間との関係が付かず離れずで、素っ気なくも仲間を想う感じが伝わってきた。
スケートボードで堂々と道路を駆け抜けて行く彼らの姿は強く印象に残り、繋がりと解放がそこにあるのは確信できる。
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