青の生徒会 参る! season1 花咲く男子たちのかげにのレビュー・感想・評価
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姪達を無視しない、アクセル全開の甘辛夢映画
自分たちの時代(団塊jr)で言う「スケバン刑事」のような、中高生か胸を熱くする実写って、今何が有るんだろうという話になった。
友人曰く深夜アニメがその役割ではないかというが、いくら少子化とはいえ、実写で中高生が夢を見られないというのは、不幸である。
もしかして、こんな夢物語か自分の近くにあるかもと思える事が、現実で夢を実現する力に繋がるのではないか、逆にこんな馬鹿げた事は現実には有り得ないとちゃんと認識出来る力にもなる筈だ。それはアニメでなく実写に出来る事だと思っている。
そんな時、姪にせがまれて同伴したのがこの映画だ。
冒頭から大映ドラマのような熱さに引き込まれ、必殺のような市井の生徒達の苦しみや悲しみに共感。そして並行して進められる生徒会の活躍、その面々の個性的な事そしてそれをまとめる先生の圧倒的な存在感。
確かにこれだけの濃い要素が詰め込まれている為に、キャラや設定の説明が多くなっている事は否めない。しかしそれぞれの魅力的な人間性や普遍的な諸問題を描いている為、飽きさせる事は全くない。常にアクセル全開で気付いたらラストシーンだ。朗らかな気持ちと続編で生徒会の1人に焦点を当てた大活躍と生い立ちや心の内の掘り下げを見たいと思った。
(凰稀かなめと結木滉星が演じた関係性は、太陽にほえろの初期のボスとマカロニ、ジーパンとのエピソードを感じさせるもの)
実家に戻り、姉にそういった青春時代のドラマとの類似性を話し懐かしんだが、当然姪は知らんぷりでシネコンでゲットしたパンフとチラシに目をやっている。そこに親父(団塊)がやってきて、「これ健さんの映画みたいなのか?」と一言、チラシにあった花札シーンに異様な興味を示し、若い頃見たやくざ映画の話をとうとうとし出した。
姪はとうとうリビングを出てしまったが、これは世代を超えて楽しめる要素を持つ映画なのかもしれないとバカげた事まで一瞬思ってしまった(笑)
戦隊モノが中高生でも楽しめる内容になっていて、その出演者切っ掛けで姪がこの作品に惹かれたのも分かるが、少子化でターゲットを広げる軸が低年齢層向け作品で良いかのか、こういった中高生向けを軸に低年齢層に広げた作品が今の時代必要だと思う。
Twitter等で見掛ける夢見がちな若者、路上にたむろし全てを諦めたような若者。八艘飛びのような夢は馬鹿げているが、小さな夢は実現していけると思える、こういった若者に向けた作品がTVにないなら、映画に頑張って貰いたいと思った。
まぁ単純に、頭を空っぽにして楽しめる映画ですけどね
(既に頭に固定観念が詰まってたら別ですが…)
変身しない戦隊っぽくて面白い!!
結木くんのファンで試写会に参加しましたー😄😄
熱い生徒会長とかすごいかっこいいし面白いかったです!
他の生徒会メンバーもキャラ濃いし先生もかっこいいです!
先生と生徒の関係とかもっと気になるし次はどんな世直しをしてくれるのか楽しみです♪
ネタバレしたくないから詳しく書けないけど、私はもう一度みたいなぁ✨
2ndとか期待しちゃいます😆🌸
マンガっぽい世界観にハマるとかなりツボ
かつて日本が平成だったころは全国の高校は学校ごとにスクールカーストによって支配されていた、、って戦国ものかよ(笑)な世界に、謎の女教師率いる流浪の生徒会、悲しみを読み取る生徒会長とマンガっぽい設定がこれでもかと満載で、個人的には結構コレがツボにはまった。特に女子高生ギャンブラーが何かとやる自己紹介の面白キャラと緊張感ある勝負の場でのキリっとした表情のギャップに萌えた。
スイチは胴が有利過ぎ
青の生徒会と呼ばれる女性教師率いる特異な能力を持つ5人の生徒達が高校を渡り歩き、スクールカーストを打破するお話。
カルタ部が他の部活動、特に体育会系の部活を抑圧する学園に乗り込み暗躍するストーリー。
都合良く博才が活かされるところはまだ仕方ないけど、所謂スクールカーストとは程遠く、何の為に他の部活を抑えつけているのかも判らなければ、わざわざ攫って暗部を晒しちゃってとアホ過ぎるカルタ部とかストーリーが浅過ぎる。
初回でまだ殆どストーリーが動かない中、続編有りきでメンバー紹介をしたいのか、何の思い入れもないメンバーのバックストーリーをみせる流れはまどろっこしいし、その癖メインストーリーは唐突に答え合わせしちゃうし。
演技力をごまかす為なのか、戦隊ヒーロー的な変にコミカルな演出だったりも中途半端だし、アイドル映画みたいな演者のファン向けの作品という感じなのかな。
良い作品を作ろうとしてない?
さすが元宝塚のトップスター、凰稀氏の演技は素晴らしい
その分、脇役の粗が目立つ
芝居は個人の好みもあるが、明らかに残念な生徒会メンバーの男性2人
一人は個性的で面白い素材だがそれだけ、眼鏡の方はかなり棒で滑舌も悪い
脚本は素人が書いたネット小説のよう
出演者目当てに来た人達も騙せない出来
総評すると、脚本とキャスティングからして良い映画を作ろうとしてない気がした
特撮出身等の肩書きを持つ出演者を餌にすれば観に来るだろうという考えが透けて見えるいい加減な映画に思えてならない
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