劇場公開日 2020年2月1日

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「棘のある愛嬌」どこへ出しても恥かしい人 万年 東一さんの映画レビュー(感想・評価)

3.5棘のある愛嬌

2021年3月10日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

楽しい

興奮

幸せ

冒頭、トシだ!石塚俊明の姿を確認し友川カズキが"頭脳警察"を語り、ミチロウの「思惑の奴隷」を弾き語り、流れ、友川カズキが"ザ・スターリン"を語り、奥の部屋から案の定、山積みから崩れる音!?

詩人・歌手・画家・競輪愛好家・エッセイスト・俳優・酒豪・表現者と才能が溢れた友川カズキの主に競輪愛好家である側面が大いに映し出されている反面、愛嬌のある人物像としての魅力がダダ漏れ!?

どこへ出しても恥ずかしい人は、立派に三人の男子を育て上げたわけで、最後に大穴当てられて良かった!?

知っている人やファンには微笑ましい、単なる競輪好きなオッサンを追いかけたドキュメンタリー映画と思われるギリギリを攻めた、友川カズキを知らずに鑑賞したら、どれだけの人が本作からの影響で友川カズキに触れようとするのか、チョットだけ心配だ!?

万年 東一