「ダフネが父親を支える物語」わたしはダフネ 葵蘭シネマさんの映画レビュー(感想・評価)
ダフネが父親を支える物語
突然に母親を亡くしたダウン症の女性が、父親とふたりで、母の故郷まで旅をしながら絆を深めていくドラマ。
あらすじだけ聞けば『障害を乗り越えて〝父親が娘を〟献身的に支えていく物語』かと思いきや、実際は『妻の死と娘の将来を思い悩む〝父親を娘が〟支えていく物語』だった。
もうお爺さんと言ってもいい高齢の父親に対する、ダフネの厳しすぎる言葉と態度もあって、感情移入はどちらかと言うと父親側。
ダフネが産まれダウン症と分かった時の自身の失意と、その際に妻から受けたメッセージを涙ながらに語る姿に思わず涙×2。
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