クワイエット・プレイス 破られた沈黙のレビュー・感想・評価
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母親どうにかならない?
母親にヘイトが集まるように作ったのかな?
・娘の不用意な発言にキレる友人。でも「明日出ていけ」は優しい。トラバサミを仕掛けたのが恐らく彼だから負い目もあるのか?
・娘が助けを求めに単独外出。それを見て友人に助けを求める母。
・「もし彼がここにいたら貴方の目を見て言うはずよ、『あの子こそ救う価値のある子だって』」…はぁ?
・自分が行きなよ、ていうか息子が行き先知ってんだから、怪我してる息子と赤ちゃんを置いて母親単独で行けよ。一日かからないらしいんだから。「救難信号をあげたけど見えた?助けに行こうと思ってくれた?」って聞くのも凄い、化け物がはびこる世界で他人の為に命を張ろうとしたのか聞く?そして命を張らせる?
・しかも友人って手話分からないわけで(ゆっくり話せば伝わるが)、それなのに行かせるの?
・閉所恐怖症なので、タオル噛ませずに扉閉めたシーンではうああああ…となった;
・子どもだから仕方ないけど余計な事しかしないな…。
・友人がダイブの手話を覚えていたのとても良い。
・ピンチの時でも口の中に補聴器を隠し持つ友人かっこよすぎるな、君主人公でいいんじゃない?
・「君が正しかった、俺は君のお父さんとは違うな」と友人が言ったときに、娘が後悔するのが良いですね。
そもそも音を立ててはいけない世界なのに何かに絡まりそうなふわふわワンピースを着ていたり(母娘共に)で、ちょっとなぁと思うところは多い。
それでも音が聞こえない娘のシーンで無音の中、娘の後ろを化け物が通ったり、二つのシーンで似たようなことをするときに交互に映したり、最後子どもたちが頑張ったりと見どころはあり。
母親の言動がいちいち気になりますが…。
素晴らしい
Amazonプライムで観ました。
前作よりも、ホラー色は弱く、
反対に「家族の物語」は強調されている。
赤ちゃんを守る母親、
ケガをした弟に代わり、先頭に立つ姉、
前回家族を守って身代わりになってしまった父親は姿は見えないが
父親の影は存在している。
前作は親の成長でしたが、今作は子供の成長。
まずこの世界の1日目をプロローグとして描くことで序盤から観客の目をグッと引き付けつつ、
街全体がパニックに陥ったところから、緊迫感を引き立たせた状態で前作のラストシーンへと場面が転換し、今作がスタート
ここまででも非常にテンポ良くガッチリと掴まれた。
観客は釘付けになったまま心が休まる瞬間がない
耳の不自由な娘の視点になる途端に一切の音がなくなり無音となることで没入感と同時に緊張感を高め、正に自らがそこに投げ込まれるかのような感覚を味わわせる
前作では登場人物がほぼ台詞なし、ジェスチャーのみでやり取りすることで作品全体の緊迫感へ繋げていたが、今作はこの没入感をもって別の視点からスリルを体感させてくれた
続編は難しい
クワイエット・プレイスの続編。
冒頭で前作に至るまでの状況が分かる。
けどそれ以降は前作の焼き増しというか、
怖がらせ方の既視感、敵に対する攻略法もあるためあまりハラハラしない。
ストーリー的にも子ども達がたくましく成長した、以外にはとくに進展もなく物足りなく感じた。
続編の難しさを感じた作品。
続編も期待できる
続編としてパワーアップして描かれています。もともとの設定にラスト・オブ・アスの要素を融合させた発展形は成功かと思います。クリーチャーと生き残った人との三つ巴はもう少し見たかった。あの子はなぜ一人でふらつくのかってイラッとしたとこはありましたが。
この世界に、"飛び込め"
前作から引き続けに鑑賞。めちゃくちゃ泣いた。前作からの圧倒的にパワーアップした脚本に、守られる側だった子供たちが怪物たちに立ち向かって行く姿にものすごく感動した。そして、続編としても完成度がかなり高く、観てて全く飽きない。むしろ前作よりも息付く暇がなくて面白すぎる。ホラー映画好きの人には是非観てほしい作品。個人的2021年映画ベスト。
タイトルなし
前作同様、人間ドラマ重視のSFホラー作品で怖さレベルは低め。
ホラー映画ではよく有る事だけれど、かなりの頻度で登場人物が急に馬鹿になる。終盤登場する人生を達観したような島長っぽい男ですら放送局のガレージに到着した途端馬鹿になって命を落とす。
前作から子供達が成長していく姿を描きたかったのだろうが姉に比べて弟君の方は全く良い所が無く、最後の最後でモンスターに立ち向かう姿が描かれるも時既に遅しで観客からの信頼は取り戻せていない。作られる事が有れば彼が活躍するのは次回作だ。
姉の方は本作の主人公的な立ち位置にそえられており、より成長した姿で描かれているが家族に内緒で孤軍放送局の島を目指してしまうという鉄砲を抱えながらも無鉄砲過ぎる行動に走り共感しにくい。
物語の進行が二手に別れた瞬間、造り手がラストでやりたい事がバレていて驚きは無いが安心して観る事はできた。
ほんの数日前にtiktokか何かでタイトルを知らずに終盤の自動車シーンを観ていたから映画の世界も狭いものだと思った。
見ててイライラする
エンジン→かからない。(これはホラー映画お決まりなので仕方ない演出だと思える。)
「そこにいて」→待たない。すぐいなくなる。ジッとしてろ!
階段の釘→そのまま。
「すぐ戻る」→全然戻らない。結局最後まで戻らなかった。
男の子→歩けるじゃん。部屋で待ってる時も赤ちゃんをあやすのに歩き回ってるし、外に出て自ら危険を呼び込んでる。ジッとしてろ!
女の子→すぐ単独行動する。ジッとしてろ!島に行きたいならその目的をちゃんと話し合うべきだった。
自分たちから押しかけてきて、自分の子供が居なくなったからと言って昔ご近所さんだった男性に「探してきて。」と頼むのはムシが良すぎないか?
「自分の夫だったらそうする。」って知らんがなすぎる。
あの赤ちゃんが静かすぎる。夜泣きや、2歳くらいのイヤイヤ期になったらどうするんだろう?あの箱にはもう入らないよね?
どのようにしてあの状況が始まったのかが分かった点は良かった。
あの離小島で平和に暮らしてた人たちからしたら、あの2人が来たことによって生活がめちゃくちゃになって家族も殺されて可哀想だった。ラジオの電波が届く範囲の他の地域にいる人類を救うためには仕方のない犠牲だったのかもしれないが、またここで新しい争いが生まれると思った。
娘が強し…
度胸があり、意志も強く、頭も良い!エミリー・ブラント、キリアン・マーフィーよりもむしろ主役。ジャイモン・フンスーは本当にちょい役で勿体ない。泳げないのは知らなかったが基本的には前作同様の設定だっので、新鮮味は無かった。
音を立てない
それだけで観てる方もハラハラ感が倍増。
聴覚に障害がある娘のため、家族は手話を使う。
よく考えたね〜と感心。
音を立てずに移動する。
しかも裸足…怪我してるのに。痛々しい。(靴探そうよ、傷が悪化するよ〜)
終始緊張するが、ちょいちょい息抜きが出来るシーンはある。(酸欠防止のため、時間が決まっている)
わかりづらかったのは、島へ渡ろうとした時に襲ってきた人々。
エイリアンに一致団結してるわけではなさそうで。
いつと時代にもどんな状況でも人間は対立してしまうのか。
前作の続きではあるが、子供達の成長も感じられる。
ビビりっぱなしのマーカスも、なぜか赤ちゃんを放っぽり出してあちこち探るシーンもあったけど(なんでそんなことする〜?)、最後にはお母さんと赤ちゃんを守るべく敵を倒してくれたし。
最後は感動の再会などもなく不気味に終わる。
まだ続くのか…
エミリー・ブラントがニコラス・ケイジに見える
まあまあだったかな。
子どもたちが主役の成長物語風。
風というのはイマイチ描ききれていないので。
面白かったけど地味な感じだった。
1作目を見てからだいぶ経ってたので冒頭で前回のシーンの
名残が出てきたんだけど結構忘れてて、微妙に入り込めなかったなー。
ハウリング音が嫌いというのも忘れてた😵
母親のチームと娘のチームで別々に戦ってるんだけど
いちいちシンクロさせるシーンがちょっとわざとらしい演出で
ウザかった。最後にやっつけるとこだけシンクロさせれば十分。
どちらのチームでも怪物は各1匹だけでの戦いで
ピンチに継ぐピンチという感じではなかったので
続編にしては盛り上がりがイマイチだったかな。
静かな盛り上がりというか。。。
多分パート3を視野に入れてるんであろう。
中だるみ感があったかな。2になっても怪物がどこからやってきて
何なのかなどや、人間の反撃などもうひと盛り上がりがありそうな感じだった。
赤ちゃんの存在や喋れない、耳が悪いなどの設定をもう少し
上手くいかせるべきだったかな。せいぜい補聴器が
武器になる程度なのが残念。
もっと怪物がいっぱい出てきてバトルがないと
カタルシスがえられないね。
もう音を立てずには生き残れない
原題
A Quiet Place Part II
感想
音を立てたら即死で話題をさらったサバイバルホラーの最新作!!
本作は導入部で始まりの日が描かれていたので分かりやすかったです。リーもボーも生きてますね。
そして前作よりも格段に緊張感、面白さがパワーアップしてます。
赤ちゃん関係なく前作より緊張感が倍増です。
相変わらずの裸足は痛々しいです。
もう主人公はイヴリンから娘のリーガンになりましたね笑
子供たちの成長がすごい感じられました。
エメットが素晴らしくリーガンとエメットの関係性はラスアスのジョエルとエリーを見てる感覚でした。
荒廃した世界、荒くれ者とラスアスですね。
ラストはさぁ人類の反撃だ!って感じでした。
今年の映画見納めは今作でよかったと思います。
※Byond The Sea
絶望の中に希望(=子供たち)は立ち上がる
絶対に笑ってはいけない! 笑ったら、即尻バット!…は毎年大晦日の恒例だけど(今年はやらないみたいだけど)、
絶対に音を立ててはいけない! 音を立てたら、即死…。
斬新で緊迫感ある設定が話題を呼び、大ヒットしたSFサバイバル・スリラーの続編。
コロナで1年公開が延期になったが、コロナ禍の全米で初の1億ドル突破となり、意義ある大ヒットとなった。
今回まず見せ場は、OP。
のどかな田舎町。子供たちが草野球に興じ、それを応援する親たち。
まだ平和だった頃…。
前作は“何か”に支配され荒廃した世界のみで話が展開していったが(それはそれで引き込まれた)、今回は事の始まり=“DAY1”も描かれる。
突然の隕石飛来。その直後、音や音を立てた人々を“何か”が次々に襲撃…。
息つく暇も無いあっという間の衝撃の出来事に、ただ恐怖し、逃げ惑うしかない人々…。
その中で、徐々に気付く。“音”を立ててはいけない、と…。
それでも一人、また一人と犠牲になっていく…。
アボット一家は辛うじて危機を脱していく。
このOPシーンで秀逸なのは、長回しを多用。臨場感や緊迫感を高めている。
そして、“DAY474”。いよいよ前作の続き…。
家族を救う為犠牲となり、大黒柱のリーを失ったアボット一家。
家を出、安住の地を求めて危険ながらも旅に出た母エヴリン、長女リーガン、長男マーカス、産まれたばかりの赤ん坊。
道中、マーカスが怪我をする。前作のエヴリンが釘を踏む描写も痛々しかったが、今回もOUCH! 声を上げずにはいられない。
“何か”襲撃。廃工場へ逃げ込む。そこで一家を助けたのは、エメット。死んだリーの友人。
助けたのは助けたが、旅をする一家の手助けはせず、廃工場から出ようとはしない。
廃工場には密閉すれば音が外に漏れない焼却炉がある。万一の時はここに逃げ込めば“何か”に襲われる事はないが、密閉空間になる為酸欠状態に…。(←勿論後々そういう危機になるという事)
前作ではほぼ一家のみだった登場人物。
今回は謎の人物エメットの他にも、生存者が居そうな…?
と言うのも、リーが遺したラジオ。それから流れる音楽『ビヨンド・ザ・シー』。
一家は知らなかったが、4ヶ月ずっと同じ音楽が流れている。
ラジオの故障ならまだしも、ひょっとしたらこれは合図…? 誰かが意図的に…?
流れている場所は廃工場から一日もかからない距離にある島。
曲の意味は、“海の彼方へ”。
リーガンは家族の制止を振り切り、行動に出る。発信源の島目指して旅へ…。
家に立て籠るだけのシチュエーション的だった前作と違い、いつ襲われるか分からない外の世界でさらにサバイバルのスリルは増し、目的の場所を目指すロードムービー要素もプラス。
やはり今回も“音”の演出が素晴らしい。
森の中、落ち葉を踏む音でさえドキドキ…。
ある罠や鳥の羽音/鳴き声にビクッ!
音の演出で見事だったのは、リーガン。ご存知のようにリーガンは、難聴。時折無音になる。
道中、必要なものを調達しようとする。が、耳が聞こえない故、どれくらいの音を立てているか本人は全く知らない。
本人は音を立ててないつもりが、気付いた時、“何か”がもうすぐそこに…!
天晴れな恐怖演出!
そこを救ったのは、エメット。
2人で発信源の島目指して旅を続ける事になるのだが…。
ある朝起きると、エメットの姿は無く、補聴器も無い。騙されていたのか…? 疑心暗鬼。
ある港。ここで彼らを待ち受けていたのは、言うまでもない。滅びた世界、得体の知れないものと同等に恐ろしいのはモラルが崩壊した人そのもの…。
一方のエヴリン、マーカス、赤ん坊は廃工場に留まる。
エヴリンが必要品を調達に行っている時、ついついマーカスが音を立ててしまい…!
襲撃する“何か”。エヴリンは子供たちを救う為、機転を利かせて対決する。
この2つのエピソードが交錯して展開。
一緒に居た家族が途中から別れ、下手すりゃスリルが分散してしまいがちだが、これが呼応するくらい相乗し合っている。
例えば…
港でのリーガンとエメットの危機と、廃工場でのエヴリンとマーカスの危機。
島に辿り着いたリーガンとエメット。“何か”は水が苦手で海を渡る事が出来ず、生き残った人々は島で平和に暮らしていたが、渡ってきた船に“何か”が…。
“何か”による島襲撃とリーガンらの決死の闘いと、同じくエヴリンらの決死の闘い。
これら全くの別場所で繰り広げられるのに、そのあたかも繋がっているような巧みな編集の妙!
OPの見せ方も巧いし、“DAY1”から“DAY474”への繋ぎ方も絶妙。
今回も相変わらずツッコミ所はあり。
音立てるなよ!音立てるなよ!絶対に音立てるなよ!…と言ってる割りに、ちょいちょい音を立ててる皆さん…。ダチョウ倶楽部か!
あっという間に世界や人類を滅亡させたのにも関わらず、鉄砲であっさり退治も出来る。脅威なんだか弱いんだか分からない“何か”。
廃工場や島の暮らしを脅かした張本人は…、まあこの辺で。
しかし、この斬新な設定やスリルはますます冴え渡り、OPやクライマックスのパニック演出や“何か”とのバトルなどスケール面もアップ。
上々の続編。ジョン・クラシンスキーのチャレンジ精神は止まらない。
続投のエミリー・ブラント、初参加のキリアン・マーフィ、ジャイモン・フンスーはさすがの熱演だが、今回はあくまでサポート側。今回の実質主役は、子供たち。
リーガン=ミリセント・シモンズ、マーカス=ノア・ジュブ。
シモンズの熱演、ジュブの成長。
彼らの逞しさを見よ!
絶望的な世界のサバイバルSFスリラーだが、僅かな希望を失わない、一種のジュブナイル映画にも最後は感じた。
傍迷惑で不快な家族
1番は面白かった。突っ込みどころは多かったけど、まぁフィクションだし面白ければ目を瞑れる。
出産直後の母親が銃でモンスターを倒せるなら、軍が殲滅してるはず。
音に反応するモンスターという、ありがちな設定。
今回はモンスターが現れたはじまりと、前作の続き。
何故かあの食料豊富な恵まれた家を放棄して、赤ちゃんと子どもたちを連れて無計画に飛び出す。
これはストーリーを進めるために仕方ないとして。
なんで人様にあんなに迷惑かけるんだろう・・・
映画内の状況で、何も持っていないこの家族を匿うのも大変だし迷惑極まりないのは簡単に想像できる。
一時的に匿ってくれたのに、娘は恩人に暴言吐く(手話だけど)のも意味不明。
そして性格の悪いブスな娘が家出したからと、母親はどうして匿ってくれた人に探してと頼むのか。
何故恩人が命懸けで遠出しなきゃいけないのか。
自分たちは恩人の隠れ家で待って、恩人だけを危険な目に合わせようとする。自分の娘だろ。
娘は耳も聞こえないし意思疎通が普通の人には難しいんだから、普通に自分で探しに行けばいいのに、当たり前のように他人に頼りすぎ。
いくつかの謎。
①食料豊富な家を放棄し、赤ちゃんと荷物なしで旅に出る
②ラジオで隠されたメッセージ。なんで隠した。普通に「安全ですよ、理由はこう」と流そう。そうすれば辿り着けなくても弱点を活かせる場所に行ける。モンスターが聞いてるのかな?
③放送局で不協和音を流してモンスターを倒そうとする。街にラジオが流れてるわけでもないのに、無闇に流してどうするつもりだったのか。モンスターが聞いてるのかな?
④娘が家出したからと、隠れ家に匿ってくれている他人に探しに行かせる母親
⑤娘「奥さんは助けられなかったんでしょ?でも今ならみんなを助けられるよ!」←は?
⑥赤ちゃんの世話を頼まれてる母親不在時に何故か出かける息子
⑦目の前にいるモンスターを不協和音を流して怯ませてるのに、そろりそろりとゆっくり後退して大音量で流す機会を引き延ばす娘。目の前にいて息を呑むというより、早く流せよとしか思わなかった。
⑧そもそも赤ちゃん泣くなら滝で育てれば?息子は父との時間覚えてる?
この世界になってからもう長いんだから、不用意な行動でピンチ!ならもうとっくに死んでるし、ちゃんと行動の設定つくってほしい。
ひたすら主人公家族が不快で、応援出来ないので早く死んで終わって欲しかった。
変わらず設定に突っ込みどころはありすぎて集中できないし、更に見続けるのが不快で辛かったので低評価。
登場人物全員バカは続編でも
前作と同じく出てくる登場人物は全員アホなのは変わらず
前作と違って対策もわかってるし弱点もわかってる状態からスタートなので
そもそも続編自体に懐疑的でしたが、うまいこと登場人物分散させて
武器があったりなかったりでそこそこの緊張感はあります。
今作の主役は娘
要するに娘がラジオ局にあの便利なノイズを流しに行く話
序盤から
あぁこれ伏線なのねという描写をいくつか流してそれを丁寧に回収していく感じ
手法としては悪くないんですが
もう伏線にしたいんだろうなってのが非常にわかりやすいので個人的にはあまりいい印象はなかったです。
「友達でしょ?娘助けに行ってよ」
と理不尽なことを言う非常時にも出産のアホな母
「ラジオ局行こっと」
って何故か内緒で単独行動アホ娘
この非常自体に悲鳴はキャーー!
ママがいないと意味もなく外に出る超アホ息子
明らかにおかしい女の子に普通に近付いて案の定拉致されかける良くも悪くも人のいいアホ友達
最後もずいぶんタメにタメたけど
さっさとしろよ
と
期待してたよりは同じことの繰り返しにはならない程度に頑張って作ってた続編ではありました。
映画館の椅子にしがみつく作品
珍しく続編物で成功した作品ですね。Day1の場面は特にすごく、父親が警官と話している時に急にパトカーにバケモノがぶつかった時はびっくりしました。その後も息切れせず走り抜けて2021年の上半期で一番かもしれません
まあまあの面白さ
1の緊迫感とラストの母のかっこよさがあまりにも記憶にこびりついていて、その続編(しかも時系列は直後のお話)と聞いてワックワクで見に行きました。
端的に言うと、1の焼き増し感は否めませんでした。
1で見た展開、伏線がそのまんま繰り返されていくので、1を見てる人ほど先行きが読めてしまいます。
ただ、それはそれとして、息もしづらい緊張感やモンスターが出た時の恐怖は健在でした。
家で酒飲みながらきゃっきゃ楽しむのに向いているパニック映画です。
すべてが前作以下
前作はそれなりに楽しめた記憶があり、モンスターパニック好きとしては外せないだろうと鑑賞しましたが、がっかりです。すべての面において前作を下回っています。まず、登場人物がバカばっか。
まず、母親ですが、食料もなく、会話程度の音も立てられない状況で赤ちゃんを育てようとしていることがまず無理ゲー。もともと妊娠してたのなら仕方ないですが、モンスターに襲われた後の避難生活中に子作りしてますからねこの人(これは第1作の話)。また、泣き声対策に手作りの完全密閉防音ボックスを用意するのはいいですが、窒息を防ぐために酸素ボンベが必須ときた。酸素ボンベなんて都合よく調達できるわけないじゃん。無計画すぎ。
息子は、何を思って地下シェルターから外に出て工場内の探検に出たの?そのせいでシェルターは破壊され母親は大ケガをし、自分も死にかけてんじゃん。死にたかったのかな?
娘は、自分勝手な単独行動で唯一の武器であるショットガンとスピーカーを勝手に持ち出すし。また、聴覚障害を持っているため、普段から音のない世界が得意みたいな描かれ方をしていますが、普通逆でしょ。音が聞こえないからこそ何をどうしたらどれくらいの音が出るのかが理解できずに真っ先に殺されるはずです。
島からラジオ放送してたやつらも音楽なんか流す暇があったらもっと有意義な情報放送しろよ。音楽のタイトルが安息の地の場所のメッセージになってるってバカか。普通に「奴らは泳げないので島に避難しましょう。生存者もたくさんいます」って言えばいいじゃん。
ラジオ放送で敵の弱点である「音」を放送することになるけど、それでどうやって敵を倒すの?あのエイリアンってラジオリスナーでしたっけ?
また、主人公達が裸足で歩いている姿が何度も強調されますが、靴はけばいいのに。靴だと音が出るってことなのかもしれませんが、靴をはいている他の登場人物は問題なく生活しています。裸足で歩き回るメリットがわらない。
そもそも主人公立たちって何のために旅してるんでしたっけ?前作で家は破壊されましたが、食料も生活道具も畑も水も残ってます。近所には音を立てても安全な場所(滝)もあるし、敵に対抗できる武器も持ってる。わざわざ危険を冒す理由がよくわからない。
前作でも、会話すらまともにできないような環境にありながら、わざわざ子作りして出産に挑戦するというバカさ加減でしたが、それ以外はモンスターパニックとして観られたと思います。モンスターパニックには、「どんな敵が現れるのかというドキドキ感」「敵に襲われるハラハラ感」「どうやって敵を倒すのかというワクワク感」が必要だと思うんですが、前作にあったそれらが、本作にはありません。敵の正体は前作で明らかになっているのでドキドキ感はない。音をたてると襲われるというワンパターンでハラハラ感もなし。また、前作で敵の倒し方が確立されているのでワクワク感も無し。続編をやるのなら、新種の敵が現れるとか、新たな生態が明らかになるとか新しいアイデアが欲しかったところです。一作目より明らかに敵が弱体化しています。
この映画を観るのであるなら、これ単体を一つの作品とするのではなく、前作とつなげて一本の映画として観ることをお勧めします。
1作目を知らない人には難しい内容かも
今作は1作目の続編ということで作られた作品のため、前作を見ていない人には少々分かり辛い内容だったかもしれません。
内容としは前作に引き続き音を立てたら殺されるという内容に変わりはなく、前回はいかに音を立てず生き延びるかという逃げの一手しかありませんでしたが、今作からは敵の弱点も見出され戦うという選択肢も出て来ました。
なので前作よりも見所は沢山あったのですが、見ていて感じたのは1作目を知らない人からすると何故音を立てたら襲われるのか?襲ってくる敵の正体は何なのか??という疑問を持ったまま見ることになるため予め前作を見て予習しておく必要があるかと思います。
作品としてはホラーというよりもモンスターパニックの方が表現として近いかもしれません。
緊張感とドッキリの連続で非常にテンポよく見られるのでそういうのが好きな方にはオススメです。
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