クワイエット・プレイス 破られた沈黙のレビュー・感想・評価
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ヒット作の続編を作りたいのは分かるが
前作のキャッチコピー、「音を立てたら即死」もちょっと誇大広告の部分があったのですが、なるべく音を立てないようにする、という日常生活の部分がホラーとは別に面白かった部分だと思います。名作「トレマーズ」も音を立てないようにする描写がありましたが、あれはその場をどう切り抜けるか、といったものに対し、このシリーズでは常にその驚異に晒されているのが違いといえます。
しかしながら、今作はもう見つかるのは前提で、主人公側は前作で得た弱点を、新主人公は逃げられるシェルターを利用して生き延びるので見つかることの恐怖が薄れてしまっています。こうなると前作の観客が飴の包み紙をカサッとするだけで場が壊れるような緊張感を醸し出していたのに対するとどうも緩慢とした空気感になっていたのが残念でした。
う~ん・・・
前作の方が面白かった。
今回の方が、音を出した時のクリーチャーの反応がユルくない?
しかも襲ってくるのだいたい一匹だし。
食べる訳でもないのに、なぜ殺すの?
普段何を喰ってるの?
てゆーか、ヤツらが移動する時にだって音は出るよね?
移動の音でもちゃんと襲われるなら、クリーチャーのバトルロイヤルになって最後の一匹になると思うんだけど・・・?
おとなしくしてろって言われたのに、なんで男の子は部屋を出たの? 意味わからん。
思ってたより赤ちゃん泣かないのね。
泣かないなら赤ちゃんを登場させた意味があまり無いように思う。
ホラーって言うよりアクション映画ってカンジ。
全然怖くは無かったな。
終わり方が気に入らなかった。
なんか中途半端な感じで。
ただのアクション映画なら続編は作らなくても良いと思う。
ドキドキ面白かった
評価は前作より面白かったから
そんな絶望になるような相手とは思えないか…
前作よりもずっとよかった
前作に比べればかなりよかったと思う。意味不明だった凶暴な生物の正体が、本作では事の始まりからちゃんと説明されたのがいい。視覚のない生物が宇宙から地球に辿り着けるという無理な設定には引き続き眼を瞑るとして、本作では家族間の人間関係の変化と成長がきちんと描かれている。
前作ではエミリー・ブラント演じる恐怖過剰のヒステリックな母親に振り回されるだけだった子供たちが、自分の頭で考え、勇気を振り絞って恐怖に立ち向かう。ふたりとも上手に演技をしていたが、特にリーガンを演じた、実際に聾唖であるミリセント・シモンズの演技が優れていた。本作品の主人公はリーガンだ。
父親を無条件で尊敬するのは家族第一主義のアメリカ映画らしい部分だ。「もし私の夫が生きていたらこう言っていた」という形式で他人を説得できるのはアメリカ人だけだと思う。他人の死んだ夫や父親のことなど持ち出されても議論の材料にならないことは、アメリカ人以外なら誰でも知っている。誰々が生きていたらこう言っていたという言い方はレトリックに過ぎない。
キリアン・マーフィーが演じたエメットは、エイリアンが地球に来る前から家族の知り合いだったが、地上に残っている人間たちのことを「あんな連中は救うに値しない」といった意味の発言をする。しかしその真意は不明のままだ。前作も本作も、不明な点が多すぎて至るところ腑に落ちない。
盲目で凶暴なだけなのに何故か地球に来れたエイリアンは、前作と違ってその大きさや形状がはっきりと見える。どう見てもコモドドラゴン並みの知能しか持ち合わせていない。しかしコモドドラゴンよりもはるかに強力な攻撃力がある上に、その動きは目にも留まらず、そのスタミナは計り知れない。
映像と音響は迫力十分である。怪物の数や普段の生息地など、不明のままにしておいたほうが、いつどこから襲ってくるかわからない恐怖を煽られる。突然の大音響にはこちらも何度か驚かされた。それがジョン・クラシンスキーの狙いかもしれない。
前作で怪物の弱点である一定の周波数の音を発見した姉弟だが、本作では姉リーガンがその音を武器に怪物の退治に乗り出す。不器用でリアリティのあるその道程が本作品の見どころである。ヒステリックな母親に代わって、冷静で粘り強いリーガンを主役にしたところが、前作よりもずっとよかった理由だと思う。
PartⅢでけりをつけて!
Dive to Quiet Place
それでも今年も蝉は鳴く
あれ?前作結構好きだったハズだったんだけど…なんだろう、このモヤモヤ。
前作の「既にして渦中」な感じも好きでしたが、今回の序盤は「ナイスなファンサービス」的な導入で最高でした。
だのに何故…。というか、そういやずっとそうだったのかもな、うん。音を出すために必要なシーン。見つかるために必要なシーン。シーンの為に行動し発言するキャラクター達。そうなるとまぁこうなるよね。一番の弊害はお母さんだったかも。傲慢に映りすぎて途中でどーでも良くなっちゃったもんなぁ。姉弟も物語の進行の為にアレだしね。残念かつ残念。
それでもリズムの良いビックリ箱な疾走感はキチンとあるので、ライトな気分で前作からの鑑賞だったり、なんならコチラを先に見てみたりすると面白いかなぁ?なんて思ったりもします。
蝉は…大丈夫、なの??
ストーリーにも足枷が!!
音に反応して人間を襲う超硬装甲クリチャーと対峙するアボットファミリーを描いたクワイエット・プレイスの続編。
前日譚であるクリーチャーが隕石と共に飛来したDAY1をプロローグにみせて、前作の直後、DAY474からのストーリーをみせていく。
前作のお復習いは一切無しだけど、プロローグで状況把握は可能。
但し、クリーチャーの特性や世界情勢についは前作をみていないと解り難そう。
前作で谷の家を失った家族が新たな居場所を探して移動してという展開で、明らかな目的を持って行動し動き回るし、その中でいつクリーチャーが襲ってくるか、というスリリングさがあって大分良くなった印象。
ただ、今作ではまるで語られ無い話なのでそこにツッコむのは野暮ではあるけれど、今作で新たに説明された特性を加味すると、やはり何でこの程度のクリーチャーに軍隊が?と。
音を聞くのに結構開くし、それに近い音はいくらだってある筈だし、航空機とか艦隊とかは…ねぇ。と、どうしても引っ掛かってしまった。
空腹で行くのはよくない
お昼を10時に取ったことを忘れ、仕事終わりに19時スタートで
ほどなく腹の虫が大暴れ
静寂、沈黙、無音。マジか……
ポップコーンの食べづらい状況の中なんとか音を探しつつ頬張り腹の虫には落ち着いてもらった。
ご飯を食べてから観ないとダメなやつ。
映画の緊張とまわりに迷惑への緊張で倍疲れた。
前作でもわからなかったけどなんのために来た奴らなのかがやっぱりわからないまま。
期待以上!
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