アンカット・ダイヤモンドのレビュー・感想・評価
全7件を表示
すごかった
主人公が破滅型のギャンブラーで、ひどい綱渡り状態をずっと続けているので見ていて居心地の悪さがずっと続く。あんなふうにスポーツを楽しんだら脳内麻薬が大量発生ですごいことだろう。そりゃそうだという結末が潔い。家族も愛人も大事に思っていることに嘘はないと思う。同時に金儲けやギャンブルも重要で、それこそ人間のどうしようもない業だ。近くにいる人はたまらないのだけど、類は友を呼ぶという面もあるので、仕方がない。
NBAのスター選手がすごいお人よしだ。音楽が変で、ミスマッチな感じもするけど、独特の雰囲気を演出している。
自業自得…
というか、危ない橋を渡りすぎ。金返せば良いのに、やっとの大金も更に増やそうとするところが根っからギャンブラーというか、後先を考えない。ラストは一発逆転、ハッピーエンドと思ったが、呆気なかった。アルノも殺されちゃうとは二人は手下でなかったのか。冒頭からスマホで複数の人々に喚き散らして、中々全容が掴めず、そのシーンいる?って無駄なシーンが余計に分かりにくくしており、あまり好みでなかった。いまいち家族や親族構成が分からない。
凄い!めちゃくちゃ面白い!
とにかく説明しない。ノンストップ。とんでもないくらいハプニングが起こるけど、全部行き当たりばったりで伏線など一つも回収しない。そこがリアルだ。
そもそも日本にNBA賭博用語がわかる人がどれだけいるのか。ロレックスのデイデイト18KYGブレス仕様を「プレジデント」の愛称で呼ぶことを知っている人ばかりでは無い。それもプレジと省略していた。つまり、細かいディティールを理解することは重要ではない映画だと思う。つまりギャンブルだ。そこがこの映画の主題だと感じた。直接的な賭博だけではなく、金を絡めた危険な人間関係、何かを賭けずに生きる術を知らない。実際主人公はかなり勝っていた。最後に相手の本気度を測り間違えさえしなければ、素晴らしいフィナーレだっただろう。がしかし、そこを切り抜けたとしてもいつか殺されていた筈だ。むしろ、負けることを知らずに殺されるくらいデカい賭けをはることころまで来てしまったことが敗因だと感じる。
映画として物凄く面白かった。映像の格好良さは何といえば良いのか…
中身も見応えのある内容で、おちゃらけアメリカンパーティームービーなどには決して無い深みのある軽薄さだ。
複雑で雑多なニューヨークのユダヤコミュニティも新鮮で、NBAの熱狂も凄く魅力的だった。ケヴィンガーネットさんの演技も素晴らしかった。
演技は最高!
意味の分からない時間が長らく続きます…
予告編では面白そうな感じだったのですが、いざ本編を開始してみると、人間関係や仕事、その他色々な事が断片過ぎて理解するのに非常に悩みました…。しかしながらそう言うものだと受け入れて進めていくことで、ハワード・ラトナーの個性に気が付き始めます。楽観的過ぎる性格や家庭との不仲、ギャンブルへの極度の依存症。見方を変えると楽しめる映画です。
ギスギスとした作風!!
BGMが宝石を表したのか、独特な感じでした。出だしの手際の良さから、どう手玉に取っていくのか期待しましたが、途端に行き当たりばったりで八つ当たりや口論が絶えず、つまらないです。後半不倫相手に泣きついた所で、これが妙にいい女なので何か苛つきました。ラストは運任せからのご都合主義全開で、途中のパートも必要だったのかよと、ただただ振り回された感じでした。華麗な宝石詐欺師みたいなものを想像すると、終始ギスギスとした内容で裏切られました。
全7件を表示