TENET テネットのレビュー・感想・評価
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アクション映画のテーマには不向き
「メメント」は上手く処理していたけど、あれはサスペンス映画だからよかったわけで....、「時間の逆行」というテーマとアクション映画は二律背反で両立しないでしょう、やっぱり。直線的なスピードこそがアクションの肝なんだから。頑張れノーラン!
ただただ体験と体感する!
インターステラーのクリストファー・ノーラン監督作品で SF?という前知識だけでほとんど何も知らずに期待値Maxで映画館の座席に座る!
いきなり クライマックスか!?というくらいのアクションシーンが、展開する!え?誰が、主人公?何処?!何が起こった?ほとんど説明無いままに 映像は目まぐるしく疾走する!私は ただただ 起きてる事象を目撃する。
だんだん なんとなく国家間?の争い?なの?いや、もっと大きな闇が関係してるの?ウロウロ考えてる間も与えられないくらい、凄いスケールとスピードでガンガン進む!
主人公達が語る 超難解な物理的な話はちんぷんかんぷん!時間が、?逆に進む?!
あぁ、そうか!ここで、あの時、彼が、だからか!…とわかったようで分からなくなる。
とにかく 息を停めてしまう。理解する余裕も与えてくれない 迫力と疾走感!
スケールのデカさは さすがノーラン監督作品!
世界各国でロケされた画像は美しく華麗だったし、カーチェイスアクションシーンは凄まじいし、本物の飛行機を爆破してしまうのも圧巻だったし、ニールは性格、容姿ともに癒し(笑)だったし、ヒロインは美しくて主人公の行動に共感出来た!
けれど、私には、この映画の面白さが まだ半分も分かってない!理解出来てない…!
理解出来た方々は 非常に面白かっただろうな!ということだけは解る。気がする。
後 何回観たらこの難解なストーリーを、理解出来るのだろう?
もう 降参して 理解出来た方々のレビューから この映画の面白さ 素晴らしさを教えてもらった方が良いかもしれない…😅
でも…もうしばらくしてから もう一度観てみようかな。ちょっと 疲れてしまった、あまりに 激敷くて(笑)
誰かが、言ってた。
「難しいけど、満足感がある」映画。
全く その通り。意味理解出来たら どんなに感嘆するんだろうか!
つまり…誰も知らない所で、誰にも知られずに 莫大な脳力で彼は世界を救っていた…ってこと?
賛否あるけど賛です
imaxで2回鑑賞
2回目観れば面白さ倍増、3回目で粗が気になり出す。
自分は今までノーラン作品はすべてハマらず。メメントが、まあ好きかな程度でそんなに期待しないで鑑賞。
まず、ルドウィグヨランソンの音楽がヤバい、imaxだとクラブにいるみたいに没入感半端ない。
ターミネーターみたいな今までのタイムパラドックスものとそもそも違うので先入観があるとわかりにくいでしょう。
人物描写はあえてドライに。主役に名前すらない。つまり、感情移入系作品でなく、世界観とビジュアルがメイン。ストーリーは二番目か。
ただし、部類は違えどジョンウィックと双璧をなすような2020年代を代表するアクション映画としてクラシックになる、若しくはクラシックが無理ならカルト映画として後世に残る傑作。
また、決まっている運命、自由意思などメメント以降繰り返し作られたテーマを今作も描いている。
最初は感覚に任せて観る、2回目はプラス頭を使わせて没入させる。
これハマる人はハマるよ。絶対劇場imaxで観るべき。
つか、パンフは絶対買うべき。理解度が増します。ノーランのインタビュー観て感動した。映画にこれだけ真摯に向き合って、フレッシュな作品を作ることにこだわる熱量を誰が否定できるのか。天才ていうか努力家。今までうがった見方しててすんません。
追記
3回鑑賞後の感想
どうしても解せない点を2つ
ラストの挟み撃ち作戦シーン。敵がでてこないでなにと戦ってるのか疑問。ド派手だけどアクション見せるのが下手なノーランが出てしまった。
主人公はキャットに惚れてるわけでもないのになぜそこまで救出にこだわるのか。動機が薄い。
そして、致命的な点。
逆行シーンのアクションが揉み合ってるようにしか見えない。凄いのはカーアクションシーンくらいでよく見ると逆行シーンはたいしたことない。
ノーランは凄い監督なんでしょうけどあまり持ち上げすぎもよくないという結論。
追記
町山智浩さんのムダ話動画鑑賞後
そうそう、肝心なシーンを描いていない。逆行カーチェイスシーン時のセイターのプルトニウム回収シーンがない。主人公が逆行サーブに投げ入れるシーンも約1秒。ニールは10年くらい逆行している間なにをしていたか。などなど、難解映画というか観客を騙すために監督が意図している。時間逆行の矛盾が多々ある。
非常に理解度が深まりました。
プラス、ノーランの本当の意図、作家性の理解度が深まりました。
結論、ノーランの情熱、才能は素晴らしいがやっぱり好きになれないなと思いつつ作品としてはネタに溢れ、誰かと話したくなる。こんな作品なかなかないから賛否あるけど賛です。
これはクリストファーノーランからの挑戦状だ❗️
ただただ圧倒されました。
現在→過去→未来の時間軸が複雑に絡み合い途中から置いてけぼりになりました。だから、大筋しか理解出来ませんでした。でもなんかスゴイもん見た感はあります。映画でできる時間の表現方法の最大値を更新してきたなー、って。本当に稚拙な感想ですみません。
天才クリストファーノーラン監督作品ということで「理解しようとか謎解いてやろうとか」とか浅薄な映画通をきどって望みましたが、、、完敗です笑
劇場で私と同じように頭に?マークしていた皆様。これから一緒に謎解きをしていきましょう!なぜならこれはノーランから私達への挑戦状ですから!
これから観賞される方へ
ストーリーを追っかけようと考えていけばいくほどますますドツボにハマり途中から迷子になります。1回目は体験することに徹し、2回目以降で物語の理解に努めることをオススメします。
ついていけなかった…😭
自分に理解力がないのは否めないが、インセプションのように前半にもう少し解説が欲しかったかなと…
時間の逆行に関しても物理学の用語で説明されていて、一般の人からしたら理解しづらい(作中で解説してくれた女性研究員は主人公に「感じろ」って言ってたけどあれは観客に向けてかなw)
そして話の流れが速過ぎて理解が追いつかない…
ただでさえ時間の逆行で「???🤔」ってなってるのに次々と新しい情報が盛り込まれてくるから途中観てて辛くなってきた😂
なんか英語のリスニングの試験受けてるみたいで必死必死www
あと、最後のハサミ打ち作戦のシーンは見応えのある映像だったけど、所々あった時間の逆行を使った戦闘シーンはちょっと地味だなぁって…
意欲作だが!
始終BGMが鳴り響き、ちょっと学芸会の雰囲気で興ざめ感はあるものの、とにかくノーラン作品の新設定は見ざるをえないでしょ。今作、インセプション、インターステラーと比べるとまたまた映像体験は新しかったが、総評として、おもしろさは無かった。プラマイゼロの星2.5
今後も挑戦し続けてほしい。
豪華なドラえもんと007
『インセプション』の難しさと、藤子Fの『ドラえもん』的な遊び心が混ざったような、ノーランらしい傑作!
スパイものとしての物語の流れは『007』並にシンプル。
量子物理学の基礎用語や、時間の概念について知っていた方が楽しめる、かなりマニアックな作りなので、どこまでこの面白さが伝わるのかが心配になりました。
シリアスSFと思いきやただの家庭内DVのお話し
このノーランさんという監督、SF的な舞台設定を考えるのはお得意な様子も、どうもストーリーテーリングに難がある様子。
主人公達の命題は第三次世界大戦の回避という御大層なものなのに、それを予感させるのは未来から来た壊れた機械部品という名の歯車やネジをちらっと見せられるのみ、
核戦争よりも悲惨というセリフが宙に浮くほど説得力は無い。
この辺りで、ははーん、これはもうストーリーを追わずに映像美を堪能させてもらうしかないな、と覚悟する。
間をすっ飛ばすと、気づけば倒すべき悪役も、
世界を牛耳る卑劣な武器商人、ではなく、どうせ死ぬなら世界も道連れだ!なんていうアメコミも真っ青なしょぼい家庭内DV夫になっていて、
主人公も、どっちかっていうと世界よりは、そのDV夫から美人妻を救うのにご熱心な様子。
子どもと一緒に逃げるよりも、詐欺罪で前科がつく方が怖いってほんま?
過去作でも、ご都合主義はありつつも上手く気にならない程度にはなっていたが、
さすがに今作となると、とにかく時間逆行を描きたくてストーリーは二の次感が強くて困る。
そして何より、残念ながらその時間逆行、ストーリー上本当に必要あります?ただそのシーン撮りたかっただけちゃうんかい、と。
ノーランさんの映画のもう一つの特徴は、とにかく誰にも感情移入できない点かも。今回で言うと、主人公の最後の涙。
いやいや、ストーリー的にはまだまだ文字通り闘い始まったばかりで、センチメンタルに泣いてる場合ちゃうくない?
閑話休題
ストーリーに目をつぶれば、ヒトの夢やブラックホール、そして五次元を見事に映像化させたこの人は、
今回もタイムリープものを単なる過去未来へのジャンプではなく、時間逆行として見せてくれて、そのアイデアと映像を堪能。
上に書いたお世辞にも詰まっているとは言えないストーリーも合わせ、本来はおよそ資金が集まらない企画書だと思うが、
それでも作を追うごとにやりたい映像世界を存分にお金をかけて作り上げられているのは、映画界にとって喜ばしい限りで、いろんな関係者の希望にすらなっている気がする。
一言、やはりこの人、映像作家であり映画監督ではないのかもしれない。
追記
2回目鑑賞。まだ最初の方が楽しめた気がする。
タネが分かってから見ると、ますますスクリプトの粗が目立って余計に気になり、素直に楽しめません。
斬新すぎる設定が仇。ノーラン監督による壮大なB級実験映画
期待外れのような。期待どおりのような。
ノーラン監督はメメントを観た時から大ファンで
テネットも盲信的な期待しかありませんでした。
実際、予告でも断片的に公開されていたカーチェイスや黒いマスクの謎の隊員との戦闘等はそのアイデアの「飛び方」に思わず笑ってしまうほどで、理解できないものを実感として無理矢理体感させられたような、難解な数式の解法を無理矢理頭にインストールさせられてから答えさせられるような、理解よりも先に興奮が先行してくる不可思議な感覚を映画本編で味わうことができました。
が、物語のベースの設定が時間の逆行という複雑すぎるもののため落とし所をみつけるためにあえてシナリオが単純化しているように思いました。
キャラの魅力が薄く、特に敵の大富豪の行動原理にもこじつけ感が否めずストーリーの展開を盛り下げていたように思います。
タイムループを視覚化してバトらせようぜ。っていうひとつのアイデアを成り立たせるためにシナリオの設定を極力削ぎ落としてとことん薄くした映画だなって印象でした。
そういう意味ではすごくB級くさい映画だと個人的に思いました。
パンフレットがよく出来てますので、鑑賞前に見た方いいって。
時間逆行の仕組みを図説で解説してあり、私も上映前に目を通しておいて、鑑賞中、理解の助けになりました。
パンフレットには、物語の核心部分もさわり程度は書いてあり、鑑賞前にパンフレットを見たくないという方もいらっしゃると思いますが、ご安心を。
物語はより深く、パンフレットネタバレごときで、一度に全てを理解することは無理だと思いますので。
もちろん、映像は素晴らしいので、物語の理解に頭を使うより、体験に神経を注いでいただきたい。
さほど見処のある作品ではなかった
「インセプション」もそうだったがクリストファー・ノーラン監督はどうも時空間を移動させる物語が大好きなようで、本作品でも時間を行ったり来たりする。時間を相対化しているのだ。ならば善悪についても相対的に設定してもよさそうだが、そうなると観客は主人公の側に立って安心して観ていることが出来なくなり、物語自体が意味不明になってしまう。流石にそこまではできなかったようだ。
しかし時間と時間のベクトルを相対化することにのみ注力した結果、世界観は浅くて陳腐なものになってしまった。これでは水戸黄門と同じ単なる勧善懲悪の物語である。好きな人は大勢いるだろうが、感銘を受けるジャンルではない。
「インセプション」と同じように、世界観や善悪は考えないで時空間を行ったり来たりのアクションを楽しむのがいいということになるが、既に「インセプション」を観ている者には、似たような物語を設定を変えて見せられているだけに思えてくる。
アクションも荒唐無稽だった「インセプション」に劣るし、飽きはしないがさほど見処のある作品でもなかった。ハリウッドのB級大作の典型みたいな映画である。
Don't think feel!! 考えるな、感じろ!
一日経ってしまいましたが、ワンデーフリーパスポート第4回、3本目は「TENET テネット」でっす。(大和田風)
クリストファー・ノーラン監督の作品は初めてです。まだダークナイトも見れてないですし、ちょくちょく再上映されていた作品も未鑑賞です。
今作のテネットは予告を見た時、鳥肌が立ちビビっと来ました。伝わるかな?
ということで鑑賞です。
すげぇぇ...。
迫力ある映像、緊迫感ある音楽。どちらも最高
だが、内容としては見る人によって楽しめるか楽しめないか変わるだろうな...。
主人公は「時間のルールから脱出する」というミッションを課せられ、人類滅亡の危機に立ち向かうことになった。
先程も言ったように、映像と音楽が素晴らしい。
ミッドウェイには音楽が足りなかったのか。つい夢中になって見入ってしまう。
この監督の世界観、かなり好きです。
これからクリストファー・ノーラン監督作品制覇の旅が始まりますな。
壮大な伏線回収。
前半で起きたことを後半でまるまる回収。
かなり難しいので、理解出来ると嬉しくなっちゃいますね。前半はうん?と思ったが後半につれ面白くなっていく。伏線回収効果でしょう
さぁ、ここまでかなり良いところを言ってきましたが、何故ここまで評価を落としたのかお話しましょう。今作のレビューをチョロっと見た限り、かなり意見が分かれてますので私のレビューも1映画ファンの感想ということで。
今作最大の欠点は難解。
理解しようとするのに必死になってしまい、純粋に映画を楽しめない。
もちろん、複雑な話にして鑑賞後に余韻に浸ると共に考えさせるのはいいと思うし、私もそんな作品が大好きだ。
しかし、あまりにも難しすぎるとまた別。
何とか理解することが出来たが、これは正直に言うと鑑賞後に面白いと言うより、難しかったという意見しか残らない。置いてけぼりにし過ぎ
サスペンス好き、ノーラン監督好きの人しか楽しめない映画じゃあ勿体ない。せっかくここまで素晴らしい映像なのだから、理解できて面白いと思える作品を作って欲しかった。もう1回見ようとも残念ながら思えないんだよな...。
ということで私は☆3.0で。
タイトルと同じセリフがあったので、もしかしたらこの作品は考える映画ではなく感じる映画なのかもね。YouTubeで劇団ひとりと検索して3番目に出てきた動画を見てください。これを鑑賞前に見ちゃったよ。
キャット役を演じたエリザベス・デビッキ、超高身長だなと思ったら190もありました。ふぇ!?非常に美しかったです
作品自体の魅力がね…
明らかに「2回以上観る」事が前提の難解作品なのに、残念ながらそこまでの魅力がない。もう1回観たくならない。
ただ分かり辛いだけのスパイ活劇だよコレ。
冒頭テロシーンの意味がよく分からなかった。途中まで007の予告編かと思ってた。
時間逆行を発動させるトリガーがよく分からなかった。装置いるの?任意?
過去に戻ると怪我の治りが良くなるんだ?へー凄いね。
誰が何してるのかよく分からなかった。今どこ?っていうか何月何日?
何で重力や光は逆行しないの?みたいなSF上の楽しいウソは大歓迎だけど、物語自体の不親切はいただけません。
キャラは何か矢継ぎ早に出てきてよく分かんなかったです。
いちばん不味いのは、映像の面白さと物語の展開がイマイチ噛み合っていない(ように見えた)事。
過去/未来を知っている主人公がそれを利用して立ち振る舞う…なんて事はなく、同じ場面を逆行視点から見せられるだけ。
逆行世界というアイディアの面白さが活かせているようには見えなかったよ。風呂敷広げ過ぎたんじゃないかな。
良くも悪くも破壊力抜群のノーラン劇場
ノーラン監督作品はインプレッションに続き正直自分には合わなかったかな。時間軸の逆行という設定はともかく、映像の迫力、高揚感だけで元は取れる作品だとは思えた。長尺の割には長く感じなかったし。
ただ、もっと豪華なキャストだったら良かったのと、相当集中していないとわからなくなってしまう。(事実途中で置いておかれてしまった)かと言ってもう一回観たいとも思えない。
あまり悪く書くと熱狂的ノーランファンから攻撃を受けるからやめておきます。
完全寝落ち
途中から観たのでストーリー全く解らず
もう一回IMAXで観る!
唯一、印象に残ってるのはやたらスタイルのいいデカい女優(何の誰なのかは不明)
後日、二回目(10/11)
結局よくわからないけど、大掛かりなことしてるし金掛かってるんで、いいと思います!
BGMとエリザベスデビッキ
鑑賞直後の感想は、「所々よくわからないけど、つまらなくはなかった」という感じ。
この映画の最大評価ポイントは、個人的には以下と思っている。
1.BGMがカッコいい
→アクションシーンを最大限に引き立てている
2.エリザベスデビッキがひたすらセクシー
→前から名前は聞いたことありましたが、
ファンになりました笑
内容は、正直、難解。
本質はそこまで難解ではないのかもしれないけど、
話の構成やセリフが、映画を難解にさせている印象。
1回の観賞で全て理解できる人は少なそう。
それが売りなのだとしても、何回も観に行きたくなるほどの中毒性は感じなかった。
なので、話の内容を重視する方にはオススメできないかも。よほど頭が良くないとついていけないと思う(少なくとも、私は頭が悪いのでついていけなかった)。
話はさておき、映像作品としてのクオリティを評価する方は十分楽しめると思う。ただし、IMAXの鑑賞をオススメする。
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