るろうに剣心 最終章 The Beginningのレビュー・感想・評価
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巴の覚悟
完成度95%、漫画派にはぜひみてもらいたい映画
このシリーズ中で一番面白い
切った数と救った数は誰が数える?
人切りが流浪人になる話
ファイナルの方はアクション増し増しでしたが、こちらはドラマに重きを置いてる作風でしたね。
と言っても、壮絶な切り合いもあるので、しっかりアクション映画してます。
原作をしってる身からすると、原作の方が面白かったかな…
ファイナルでも映ってるけれど、ゴールが見えてる展開をこうも長々やってるとじれったい。
単品で見るならいいかもですが、映画シリーズ全体の中では退屈な方かも。
巴役を有村架純が熱演してたけれど、微妙に感じたのは私だけだろうか?
演技とかはよかったけれど、巴ってなんだろうもっと人形感あるイメージだったので。
ぶっちゃけエヴァの綾波をイメージしたキャラデザなんでもっと輪郭の細い人がやってほしかった。
いや、だれがやっても難しかっただろうけれども。
沖田役の村上虹郎も頑張ってはいたけれど、別な人の方がよかったのでは?
村上虹郎は嫌いじゃないが、彼が出てる映画で面白かった映画は無いと個人的には思っている。
「虹郎が出てる映画に傑作なし」今回もこのジンクスは覆されなかったなぁ。
彼の演技っていっつも同じで物語としてのキャラクターが見えないんですよね。
沖田総司のサイコ感とかミステリアスさが伝わってこなかったな。
あと髪型変過ぎて笑えちゃうんですよね、シリアスなシーンなのに我慢しっぱなしでしたよ。
沖田と剣心の死闘は見ごたえあっただけに残念。
前々から新選組って好きじゃないんだけれど、今作をみてさらに嫌いになりました。
そういう意味ではこの映画よかったかも知れない。新選組ってかっこいい集団って見られがちだけれど、冷酷な殺人集団って感じがよく表されてた。
基本戦法は数の暴力、一対多数で各個撃破なので戦術としては優秀ですが見ようによっては卑怯なんだよね彼らは。
まあ抜刀術(居合)も相手が刀抜くより先に刀を抜く、相手が攻撃姿勢に移る前に切るが基本理念だからこちらも見方によっては卑怯なんだけれども…
生き死にかけた戦いだから卑怯もなにもないって理屈はわかりますが、強くてカッコいいとは別の話だと思ってしまうんだよな私は。
本作は人殺しが愛に目覚める話なんで正義とか強いとかカッコいいとかよりも人としての成長が主軸だから、卑怯かどうか些細な問題にすぎませんね。
本作を見る前はなんでファイナルの次がビギニングなんだよって思ってました。
圧倒的に見ごたえあるアクションはファイナルの方だし、話もシンプルだし順番的に公開はファイナルが最後でしょ。
でもビギニングを見終えて感じたのは始まりの物語だからこそ最後に公開したんだなという納得。
エピソード的にも暗いし、モヤモヤが残るけれど、本作を見たら全シリーズもう一回見たくなります。
今までの剣心とは違う姿に映るとはず。
原作知ってる人からすれば、映画化が始まった時点で剣心の過去は知ってたけれども、原作も映画も好きな人はシリーズ見返すだろうなぁ。
いい終わり方だったのは認めます。
あえて苦言を言うとすれば、その後についての文、フォントはもっと違うものにした方がよかった気がする。
なんの変哲もないフォント文字だとなんか感情が乗ってなくて無機質で気持ちが冷めます。
時代劇なのにかっちりした文字出てくると違和感しかないし作り物感があらわになってしまう気がしました。
10年間お疲れさまでした。
新時代のチャンバラを見せてくれてありがとうございました。、
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劇中セリフより
「やっと来たか、新時代が」
時代の為に戦うってどんな感じなんだろう。
今の平和な日本が有るのも過去に多くの犠牲を払ったから。
犠牲に報いるためにも一生懸命生きたいですね。
世の中のためであれば、高い志があれば、小さな犠牲があることは必要なのでしょうか? あなたもその犠牲者ではないのですか?
時代考証をとやかく言うつもりはさらさらなく、血みどろの幕末期を青春活劇のような世界にしてくれた手腕を買いたい。
剣心と巴の過去のいきさつが切ない。のちの縁の憎しみも納得がいった(思い違いはあるものの剣心自身がそれを受け止めている)。長州側のイメージとして、桂が"きれいな神輿"とは絶妙な表現だと思うし、松陰の教えが息づいている空気は伝わってくる。そもそも史実の上でも謎めいた斎藤を、腐れ縁の敵役にもってくるのもいい。
この時代の侍たちは自分たちのイデオロギーのために生きていたとは思っているが、それを"世の中の平和のため"とキレイごとに置き換えることにはもう慣れた。自分たち中心の時代を手に入れた先の、"安心して暮らせる時代"なのだが、少なくとも、彼らの志の清らかさ(純真すぎて硬直化してはいるが)はまっすぐなものだった。徳川方の辰巳(だったか?)が、"憎しみも慈しみも表裏一体"と言った。まさしく、佐幕も勤皇も、正しい世の中にするためには表裏一体だ、と思った。目指す目的は違っても、それぞれの立場からみた幸せの理屈なのだ。その思いを、見事な殺陣や美術が引き立ていた。
キャスト陣に申し分なし。あえて有村架純の演技の細部に触れれば、彼女の泣き顔のとき、鼻の頭が赤く染まるのがいい。
最後の最後に知ったが、「るろうに」とは「流浪人」のことだったのか。「るろう-に」、つまり「るろう」という形容詞があるのかと思っていた。かるく驚き、眉を開いた。
謎の美女、雪代巴
最後にして最高傑作
うーむ
自爆テロのるろうに剣心
自爆テロが、かなりありました。
酷かったです。
最後は、自爆テロばかりでした。
大声で叫びながら自爆テロです。
うるさいだけで、耳障りで、よく分かりませんでした。
アクションは、全然、無く、恋愛小説みたいになっていました。
暗いし、つまらないし、残酷だし、酷かったです。
アクションとビジュアルは良いけど他が…
原作未読ですが、一作目の映画化でアクションシーンとコスプレにならないビジュアル再現度に感動し、シリーズ全作劇場で観賞してきたので、完結にはそれなりに期待していました。
相変わらず、佐藤健さん史上最もカッコ良いハマり役だと個人的に思っている剣心は、ビジュアル・アクション・切ない表情など全て素晴らしく期待通り。他の俳優陣も皆良かったと思います。
雪景色に真っ赤な血飛沫、雨の中の討伐、背景に負けないくらい美しい俳優陣の表情をアップで映し、印象的なカットがたくさんありました。
これだけアクションやビジュアルへの満足度は高いのに、作品としては初期にあった勢いが全くなくなり、テンポも悪く、意図が謎のシーンも多く、原作を読んでいないからかよく分からないまま置いてけぼりで終わった感じに。なのに尺は2時間半と長い…。
あと、どうでもいいけど剣心以外みんな化粧が濃くて気になりました…。笑
単体作品としては面白いとは思えませんでしたが、コミック原作でもここまでやれることを体現してきたシリーズ完結にはお疲れ様の拍手を送りたいです。
弛みの締め方
完璧
素晴らしい、のひと言に尽きる・・これが本当の「るろうに剣心」!
アニメも漫画も知りません。なので余計な先入観も不満もなく観られました
前編の「TheFinal」がお祭り騒ぎ状態のアクション全開で、見せ場だらけに詰め込んでしまい、後編は「どうする気なんだろう」と心配していました。
が、
「そう来たか」。と、うなるしかないです。
大人のための重厚で素晴らしい人間ドラマになりました。
るろうに剣心=アクションと思っている若い層には肩透かしで、総じて評価が低いのは仕方ないと思います。
これまでの派手な4作品は、この素晴らしい作品を世に公開するためのイントロダクションに過ぎなかったのではないか、と思わせる名作だと思います。
本作はこれが本当の「るろうに剣心」であり、「最後でなければならなかった」「最後でなければ出来なかった」と思います。
物語の時系列的には本作は「エピソード0」であり、「TheFinal」を観てからだと、最後がわかってしまうので、順序が逆のほうが良い、という意見もありますが、「わかっているからこそ、ふたりの時間がかけがえのないものであり、切ない」のです。
やはりこれは公開順に見て欲しいです。
血飛沫すら美しく見える殺陣と演出。 どれも素晴らしかった。 佐藤健...
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