劇場公開日 2021年6月4日

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「実写化の最高峰」るろうに剣心 最終章 The Beginning まつさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0実写化の最高峰

2021年6月18日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

興奮

前作のThe Finalはアクションの集大成。
The Beginningはストーリー重視。
太陽と月のように対局な感じ。

人斬り抜刀斎から剣心に変わっていく様子や、巴の心情など丁寧に描かれている。原作ファンの方も知らない方も文句なしに観れると思う。
最初の殺陣は、一作目のボスを思わせる。動きが速すぎて、いつ縄を切ったのか分からなかった。
第一作目から佐藤健さんはこれを背負って演じていたのか。と改めて思えたし、俳優としての凄みを感じる。観れて良かった。ありがとうございます。お疲れ様でした。

せっかくなら綺麗な映像で見たいと思い、IMAXで鑑賞。

※ここからはIMAXを初めて観たので、IMAXの感想を書いておきます。

IMAXは映像は綺麗だと思うが、期待値は越えない。そこまで期待しない方が良い。
テレビを映画館サイズに大きくしたような感じで鮮明に見える感じ。全体的に暗い場面が多かったが、黒い部分も発光する分、少し青みがかって見えるので、改良してほしい所。
映像が綺麗だからといって、抜刀斎の動きは速すぎて結局、目が追いつかない。

音響が良い。鍛冶屋のカンカン叩くシーンが特に良かった。後ろからカンカン聞こえ、その場で叩いているかの様な音が聴こえる。
抜刀斎の住処に新選組で来る場面、2階の足音が臨場感がある。
ただIMAX用に映画を作っている訳ではないから、良さが活かしきれていない。
IMAXの活かしきった映画が出たら、また観に行きたいと感じた。

まつ