「きゅーっと切なくなりました」るろうに剣心 最終章 The Beginning haginoさんの映画レビュー(感想・評価)
きゅーっと切なくなりました
グランドフィナーレイベント生中継で見に行ってきました。
佐藤健くんが、北村一樹さんのことを、「こう見えてとても気がつく方なんです。ご飯を食べるシーンで、茶碗の欠けたものを使ってるんですが、そういうのも細かくスタッフさんが作られていて、その欠けたところをあえて映るように持っていたりしてるんです。ですよね?」と振ると、照れたように笑って「そんなところに気づく君がすごいよ」と。全くその通りで、自分の演技でも大変だと思うのに、他のキャストの細かいところもよく見られて気づけるってすごいなあと思いました。
そのシーン、ガン見していたんですが、一瞬すぎて見落としました…残念。
京都編はやはり地元だけあって嬉しい。祇園祭のお囃子が聞こえてきたら、そっちが気になって、セリフを少し聞き漏らしてしまいました。
ファイナルの時におっしゃっていたように、健くんかなり痩せて見えました。最初は心を無にして、とりあえず切る、という感じでしたが、巴に出会って、だんだん心が穏やかになり、心を許していっている様子がきゅーんとしました。新選組の追ってから逃げて、全力で守ろうとするところとか、たまりません。
一緒に農村で暮らして、幸せそうなところとか本当に美しいです。雪がまたいいですね。
切なくて儚くて、とても合っていました。
静と動があるのですが、どちらかというと静が多くて、健くんがいうようにたしかに別の映画を見ているみたいでした。ファイナルとbeginningと同時に撮影していたけど、場所も衣装も違うし、全く違う感じでスッと切り替えられたそうです。
そしてこれを見たら、最初から見たくなるのもわかるなあ…。
本当に素敵な映画をありがとうございました!