「原作よりも」るろうに剣心 最終章 The Beginning shin-さんの映画レビュー(感想・評価)
原作よりも
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人斬り仕事のシーンが多くて、斬るごとに荒んでいく描写もよく伝わってきた。
その罪の大きさ、苦悩、人を斬らないと決めてからも闘い続ける理由がより伝わってくる。
巴との生活シーンは2人とも無口だし静かで、ゆっくりした感じが長く感じた。これちゃんと終わるの?ってくらいに。でも短くすると薄っぺらくなるんだろうな。
個人的には沖田総司との戦闘が好きかな。アクションがという意味ではなく、沖田vs抜刀斎というカードが実現したという意味で。
実は池田屋に剣心も向かってたという所では、あーそこに繋げちゃうんだーって感じだったけど沖田との戦闘を実現するのに決して無理のないシナリオだったと思う。まあ沖田が血を吐いて結末なんだろうなというのは分かりやすいけど嫌じゃない流れ。
池田屋から逃れた望月亀弥太(だったかな?違ったらゴメンなさい)は沖田に見つかりトドメを刺される寸前で剣心が現れ2人が戦闘、おそらくその間に長州藩邸前で自決するという流れなのかな?
原作にないシーンがより面白いと感じた。それは実写版として成功と言えるんじゃないだろうか。
追記:冒頭のシーンを見てどうしても某海賊キャラを連想してしまうが、原作でも剣心は鎖で縛られたまま同様の仕留め方をしている。パクリかのようなコメントが散見されるので一応。
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