「お金をかけて作られた正統派時代劇です」るろうに剣心 最終章 The Beginning お抹茶さんの映画レビュー(感想・評価)
お金をかけて作られた正統派時代劇です
お金をかけて作られた正統派時代劇です。
時代劇はただでさえ衣装にお金かかるのに、殺陣で血しぶき飛ばすとさらにお金が飛んでいくと聞いたことあります。
この作品は、お金を惜しむことなく作っていますね。
(ちなみに血しぶき飛びまくりですが、体の損壊がないのでそれほどグロくありません)
物語的には、これまで公開された4作の前日譚です(最後、きちんとつながります)。
原作漫画、特にOVA(追憶)の影響を強く受けていますが、香(白梅香)の扱いとかは映画独自ですね。
個人的には、
日記の扱い(読まれたら正体が簡単にばれてしまいますが、こればOVAも同じ)
ラスボスとの闘い(巴の生前最後の場面を含む)の描写
物語と全然あわないエンドロールの英語歌詞の曲
に不満が残るのでこの点数です。
アクションシーンは前4作より抑えているので、物足りなく感じる人もいるのでは。
うーん、良い作品だと思うんだけど、やっぱり名作OVA(追憶)には及ばないのかな、というのが正直な感想です。
(追記)
読み返すとかなりネガティブに書いていますので追記です。
作品自体は決して悪くないというか良い方なので、過去作見てない方にもお薦めです。
あと、有村架純は綺麗で良い演技しているのでファンの方・関心ある方は是非。
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