「別の世界線の物語」ラブ・セカンド・サイト はじまりは初恋のおわりから トミジュンさんの映画レビュー(感想・評価)
別の世界線の物語
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高校でピアノの上手な女性オリビアに出会い
二人を模した小説を書く事で成功した主人公
支えてくれた彼女はピアニストとして成功できない
忙しさのせいもあるのか、有名になる事で傲慢にもなってしまう
そんなある日彼女と喧嘩し世が明けると別の世界に居ることに気づく
その世界の違いは彼女と彼の関係性で
彼女がピアニスト として成功しており
彼は小学校の教師をしながら卓球に勤しむうだつが上がらない生活をしている
この世界の事がわからないまま彼女に必死に近づこうとするが...
紆余曲折あって
何とか彼女とよりを戻そうと必死にアプローチをして
小説を彼女に読んでもらえれば
元の世界にもどるものと知る
彼女に一度は小説を渡すが
彼女のピアノの演奏を聴き感銘を受け、
いかに元の世界での自分という存在が彼女が成功する機会を奪っていたのかに気づき
彼女の幸せを想い小説を回収する事を選択する...
ってここまでで良い!(笑)
最後のキスシーンはいらんよ
彼の想いの強さが感じられてそのままでも切なくていいじゃない
何故、簡単な方に流れたかな
フランス映画に偏見はないが
恋にうるさそうなお国柄なのに何故こうしたかな?
成就しなくても相手を想う恋愛の切なさが出てて
とても良かったのになぁ
最後のキスシーンは美しかったけど
無い方が絶対切なくて良かったと想うんだけどな
脚本を煮詰めきらなかった感もあるかな
でも、なかなか楽しめる恋愛ファンタジー映画でした
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