劇場公開日 2021年3月26日

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「犯罪者バンド」ロード・オブ・カオス りやのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5犯罪者バンド

2021年5月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

興奮

ノルウェーのブラックメタルバンド•メイヘムの狂乱ぶりや実際に起こした犯罪を元にした作品。
ギタリスト、ユーロニモスは悪魔崇拝主義のブラックメタルバンド•メイヘムで活動していた。ボーカルのデッドはライブ中に自らの身体をナイフで切るなど過激なパフォーマンスを繰り返し、一部で熱狂的な支持を集めていた。しかし、デッドがナイフで腕や喉を切り、ショットガンで頭を撃ち抜いて自殺してしまう。ユーロニモスが家に行き死んだデッドを発見する。警察に通報する前にインスタントカメラを買いに行き、脳が飛び散った遺体の写真を撮り、頭蓋骨の欠片をメンバーに渡して宣伝したためカリスマ化する。誰が一番邪悪かを競い合うサークルで王として君臨するが、メンバーのヴァーグが教会放火事件を起こし、主導権争いが激化し・・・という話。
事実を元にと言うことなので、実際に有った事なのだろうけど、デッドがナイフで腕や喉を切り血が噴き出るシーンは気持ち悪かった。デッドの自殺死体を発見して写真を撮るためにカメラを買いに行くユーロニモスの行動も気持ち悪い。
教会を放火し喜んでる姿は犯罪者以外の何者でもない。
その後メンバーによる殺人事件が2件有り、音楽はともかく、犯罪者だらけのバンドで気持ち悪かった。
グロいシーンだけじゃ無くセックスやストリップバーなど性的なシーンも含めてR18+なのが理解出来た。
なかなか過激な作品だった。

りあの