「OZZYはコウモリで病院直行でした。」ロード・オブ・カオス Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
OZZYはコウモリで病院直行でした。
ノルウェーのブラックメタルバンド「Mayhem」を題材にした、事実とフィクションの入り混じったカオスな話。
当時メタルが大好きだったから、Mayhemを聞いたことはあったけれど、自分には可も無く不可も無く特段ハマらずという印象で、Mayhemに詳しくはないものの、序盤とラストの事件位は既知で観賞。
理由については…フィクションなんですね。
「ブラックメタル」というジャンルに思い入れは無いし、自分は単に音楽としてメタルを聞いていたけれど、本気で悪魔崇拝的な思想を持つ人もいた訳で、やっぱり宗教的な思想が強い人は違うのかなと考えさせられるし、ポーザーと揶揄されたことに意地を張ってやり過ぎて、取材シーンで指摘されていた通り、それこそ究極のポーザーだと気付いていないというね。
その部分はフィクションだと思うけど、こうしてサイコは産まれるという一例みたいな感じが痛々しく、とても面白かった。
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