生きちゃったのレビュー・感想・評価
全84件中、81~84件目を表示
斬新な演出
日本人は外国人と違い相手の気持ちを考えて本音を言えない、それでも言わなきゃいけないって事を伝えたいのかもしれない、
基本的に喋りのシーンは少ないです、あっても片方が
一方的に喋ってセミの音や自然の音が流れるシーンや
多いです、主役の人は本音を普通には言えないけど、
英語でなら、言えるって、
ただ特定の人にしか本音を言えないって気持ちは
よくわかります、話した後の悪い結果を考えてしまうのかもしれない
最後に大島優子さんのヌードがあるかどうかは、
結論から言えばないです。
濡れ場は、予告のが全てです、
『役に裸で向き合うことの大切さ』とは心のことです
ジュテーム結構人気じゃないか
高校生の頃から連んでいた女の子と結婚して5年、ある日体調不良で仕事を早く上がって帰ったら、嫁が男を連れ込み致しているところに出会し巻き起こっていく話。
出会しても何も言えず、家を飛び出し娘のお迎えに言ってしまうし、その後もその件について自分から話せず、嫁から好き勝手なことを言われ、特に語らず主張せず全て受け入れる始末。
そういうのって優しいのとは違うし、日本人だからでもないだろうに。
英語だと話せるっていうのも意味が違うだろうってね。
半年後、半年後、半年後と話は進み、途中アニキのこととか結構な出来事はあるけれど、主人公に変化は余りみられず。
だから時間飛ばしたんだって言われたらそうですねとしか言えませんが。
最後にやっと友人の前で吐露したけど、子供のことだろう?そういう思いがあるならば、もっと必死に藻掻いて親権争えよ!ともどかしさしか感じなかった。
友達にも余り本心を晒していない様な描かれ方だったけど、友達は大切にしないとね。
結構キツい内容でドラマとしては結構面白かったけど、この主人公に対しては共感しかねる。
力のある作品。
石井裕也という人は、相変わらず軽々と重量級を作る。
見終わった若い観客たちが火照りを秋の風で冷ますかのように、映画館前に何人も立ち尽くしている。
こんな光景は自分ははじめて見る気がする。
愛を言葉で伝えられなくなった男を中心にすこしづつ欠点のある人間たちが、絶望の淵から落ちていく。
自分だったら気がふれてしまうだろうな、と思ったりした。
まさしく、おそろしかった。
それでも映画館を出てから、愛を言葉に乗せて誰かに自分の身も心も未来も委ねてみないとな、と思った。
青臭い言葉でしか表現できないが、まさしく「愛に向かう勇気」をこの映画は与えてくれた気がした。
…ただし、自分は四十路も後半戦。
かなり厳しい戦いが待っているのは間違いない(笑)
石井裕也、非モテおっさんの心にまで火をつけやがった。
全84件中、81~84件目を表示