「何でそうなるのよ?」生きちゃった チアゴまておチロさんの映画レビュー(感想・評価)
何でそうなるのよ?
仲野太賀が好きなので、なんとなく見てみました。
大島優子が体当たりの演技で一番頑張ってました。
大島さんのファンなら必見。
彼女の女優としての成長を喜んでほしい。
一皮剥けたと思います。
衝撃のシーンあります。
ちょい役で登場の北村有起哉のキモさも強烈でした。
但し、映画は駄作だと思います。
内容が支離滅裂。
そもそも登場人物が皆、理解出来ないくらい頭が悪い。
旦那に愛されてないからチンピラと浮気。
浮気がバレたら開き直って「娘の為に5年も我慢してた」とか言い訳。
離婚後もチンピラ彼氏に依存して別れないから苦労ばかり。
背負わなくて良い借金までしてデリヘル嬢になるし。
弁護士に相談しろよと言いたくなった。
これ、昭和の話なんですか?
現代でコレは無いわ~
離婚した父親は娘に会いにも行かず、元妻がどんな生活をしているのか確かめようともしない。
そもそも元嫁のチンピラ彼氏を殺した兄は殺人ではなくて薬で刑務所に行ったの?
兄か殺人で捕まってたら山田は嫁と娘がが大変な事になってるの知ってたハズだからね。
やっぱ兄がチンピラ彼氏を殺した事はバレて無いのか。
そこも意味不明な展開。
つまらなすぎて途中ウトウトしてたから何か見逃した?
幼馴染みの武田って何の為の配役だったの?
他にも
おいおい何でそんな展開になるのよ?
頭悪すぎでしょ?
と、突っ込み所満載。
最後のシーンも違和感満載。
主人公の山田が亡くなった元妻の実家に引き取られた娘に会いに行くのだけど。
立派な家に白い大きな秋田犬、綺麗な庭に娘が居て違和感しか無かった。
そんなに裕福だったら数百万の借金の為に風俗なんかで働かないで実家に借りろよ!!と、思ってしまったw
しかも、山田は今まで何年も娘に会いに行かなかったクセに「娘と一緒に住みたい」とか「はぁ?」
何ひとつ心に響かない映画でした。
でも大島さんの熱演に星一つ。