「生きちゃった”ので”→”けど”」生きちゃった naomayuさんの映画レビュー(感想・評価)
生きちゃった”ので”→”けど”
学生時代はいつも一緒にいた男2人と女1人が物語の軸になるが、このなかでの三角関係の恋愛ものではない。
もどかしいくらい本音を押し殺して生きてきた厚久(仲野太賀さん)が自分を変える一歩を踏み出す物語。
本音を言わず生きちゃった”ので”、大切な人たちを不幸にしてしまった。
本音を言わず生きちゃった”けど”、今度こそ勇気を持って変わりたい。
ここまで失わなければ人は、その一歩を踏み出せないのか。
共感よりも、少し怖くなってしまいました。
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