映画 えんとつ町のプペルのレビュー・感想・評価
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王道で泣かせにくる最高の映画。誰でも自分に置き換えられる。
西野さんの事をよく知っていると更に泣ける、あとはアントニオが最後にルビッチの背中を押して星はあると声に出して言ったのが凄く感動的だった。
是非2回以上見てほしいなと思いました。1回目は作品だったり物語に没頭して、2回目以降は自分に近いと思わしきキャラクターと照らし合わせながら見てみたりすると更に深く入り込めるんじゃないかなと思いました。
本当によくできた映画
とにかく作画が美しくCGの良さと従来のアニメの温かさのいいとこどりをしたような映像。さすがのStudio4℃クオリティ。
音楽も同様にこの映画のために丁寧に作り上げられた印象。挿入歌も違和感なく場面に溶け込んでいた。
ストーリーは絵本で語られている内容をより掘り下げた内容となっており絵本を読んだ人間でも十分楽しめる。根底に流れるテーマは今の閉塞感の漂う日本の状況をズバリと言い当てていて、映画を見ながら「自分は映画の登場人物のうち誰なのか」と考えさせられた。
声優陣は俳優やタレントをメインに起用しているけれど話題性優先というよりは映画の登場人物に合わせた人選となっているため違和感はまったくない。特にルビッチ役の芦田愛菜の表現力は素晴らしく唸らされた。カジサックの町人Aはご愛嬌。
同じ映画を複数回見ることはほとんどないがこの映画は久しぶりに2度見てしまった。
自分は西野サロンの人間ではあるけれど、そういう立場を抜きにしてフラットな視点で見ても十分見ごたえのある映画に仕上がっていると思う。
期待以上でした
最上級のエンターテインメント!
騙されたと思って、一旦観てみて欲しい。
本当に良い映画でした。
ただただ強引に勇気づけられる訳ではなく、
弱い者にも寄り添ってくれる
温かく優しい映画。
会場のそこかしこからすすり泣く音がしたし
私も引くほど泣いて目を腫らしました。
それでいてアニメーションのクオリティには
一切妥協がなく、
クリエイターさんの本気に胸を打たれました。
大きな音が怖くて
ずっと泣いていたはずの小さい女の子が、
ラストシーンでは
「わぁ〜すごい〜!!!」って言いながら
目をキラキラさせていたし
隣に座っていた小学生くらいの男の子は
始まるまでずっと落ち着きがなかったのに
冒頭の3分の間にはもう
口をぽかんと開けて
食い入るように映像をみていました。
前に座っていたカップルは
「ふたりして泣いちゃったね。」
なんて言いながら笑い合っていて
すっごく素敵でした。
老若男女、どの世代からも愛される作品とは
まさにこのことだな、と。
気になってはいるけど重い腰が上がらない人、
なんとなく毛嫌いしてしまっている人、
騙されたと思って一旦観てみて欲しいです。
観終わった頃にはきっと
絵本が欲しくなったり
2度目観に行きたくなったりしているはず。
20代会社員です。 背中を押してくれる映画でした。私達世代の大人は...
絶対、観ておいた方がいい
いろんな意味で密度が濃い!
それぞれの経験値によって刺さるところが違う映画だと感じました。
私は、大人になるにつれて夢をあきらめて妥協した覚えはあるものの、そこに関わるメッセージに心を動かされることは少なくて・・・。亡くなった母とルビッチの母ちゃんが重なって見えてホロリとしたり、「友達ですから・・・」というプペルの言葉を聞いて、そんな風に言ってくれる友達がいていいな~と思ったり。ディズニーやジブリのアニメから受けるメッセージは割とシンブルだけど、この映画はいろんな引っ掛かりが用意されていて、見る人によって受け取るメッセージが違う。そこがよさでもあり、一方で展開の早さ(深掘りする余裕のなさ)にもつながっているのではないかと思います。
個人的には、町全体の匂いや質感を感じる絵、ルパンの劇場版作品に通じるようなユーモアは好みでした。
生まれて初めて、映画で泣いた!!
結論から言うと、人生で1番の映画でした。
映像は言うまでもなく素晴らしく、キャラクター1人1人が際立っていていたことはもちろんですが、
1番の見どころは、ストーリーの重厚感。
夢を見れば笑われて、否定され叩かれた、西野さんの自叙伝として作られ始めたこの映画は、コロナ禍を経て、誰もが他人事ではなくなった物語となった気がします。
SNSで誰でも簡単に情報発信ができ、調べれば簡単に答えが分かる世の中になった今、いままで
誰もやったことのない「正解のないこと」をしようとすると、必ずそれを批判する人がいます。
他者に自分の価値観や、正義を押し付けることが当たり前になった世の中に嫌気がさしていた私にとって、とても救われる映画となりました。
この映画には、夢を持って実行する人だけでなく、それぞれの立場で自分の正義を貫こうとする人、夢を持っていたのに折り合いをつけて諦めてしまった人、その夢を影ながら応援し続けている人などたくさんの立場の心情も垣間見ることが出来ます。
今の自分はどんな立場で、本当はどうしたいのかを考えるいいきっかけをくれる作品でした。
私にはもうすぐ3歳になる息子がいます。
分からないものを怖がり否定したり、自分と違う価値観を拒否してしまうような人間にならないように、もう少し大きくなった時にもう一度この映画を見せてあげたいと思います。
とても残念です
絵本のえんとつ町のプペルの問題点はうまくカバーされていたと思います。
その上で、ルビッチの行動の正当性が全く描かれていない。
客観的に見ると体制側のトシアキの側の正当性しか描かれていない。
さらには、プペルとの別れのシーンではプペルではなくブルーノとルビッチの別れが描かれていてプペルという個人には意味がなかったのか?って思ってしまいました。
演出は素晴らしいと思いました。
その上での感想になります。
圧倒的な世界観!
これは始まりの物語です
「泣ける」「感動した」という感想が
たくさんありますが、観終わって
率直に思ったのは、この映画は観た人を
よし、やろう!という前向きな気持ちに
させてくれる「始まりの物語」だなと
感じました。
登場人物それぞれの思いや立場に
共感し、自分の中にあるいろんな
感情が揺さぶられました。
アニメの枠に収まらない、
味わい深い作品だなと思いました。
子供に観させたい。語り継ぎたい映画。
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