映画 えんとつ町のプペルのレビュー・感想・評価
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作品に詩を求めて人には遠くて、情報を求めてる人には近い作品。 個人...
作品に詩を求めて人には遠くて、情報を求めてる人には近い作品。
個人的には、前者なので、この年齢の子がこの単語をいう?
逆にこのキャラクターがこの単語が理解できない?
といセリフが続いたので、 感情移入ができずに言葉に重みがなかったのが残念でした。
全体的に余白がなかったのも、線が細く感じた原因の気がします。
夢とゴミ人間と自分の経験を照らあわせていたインタビューをみました。
スコップが、一番西野さんを象徴してる気がします。
叩かれる原因は、夢をもつことではなく、夢を他人に説明しすぎることです。
そこに、空気を読む日本人にないエネルギーと人を巻き込む力がある気がします。
スコップが主人公だったら、そんなことを考えながら見終わりました。
次回作もみにいきます。
「今後の自分の行動を変えよう」と思えた映画
総評としては、「感動した」の一言に尽きます。
本作のストーリーに対して、自分自身が主人公と重なるような経験をしたこともあり、
自分を主人公に投影させて、どっぷり感情移入して見入ってしまいました
すっかり映画の中に入り込んでいたなかで、
流れてくる挿入歌や映像のクオリティ・演出がもう圧倒的で、
何度も何度も涙が出てきかけるのを、堪えました。
私の夢は、まだ途中段階で、少しずつ応援者が増えてきている状態でした。
ただ、最近は批判等で心が折れかけていて、なかなか行動に移せず、
元友人のように、他の夢を追いかけている方を羨むような状況にありました。
この映画を通して、ルビッチのように、西野亮廣のように、
夢を信じぬいた先に、見える何かを目指して、
改めて、夢を信じぬこう、これから頑張ろう、と思えました。
コロナ禍の今、心にしみました。
絵本既読。鉄板で泣けるとても好きなお話でした。
どう映画にするのか気になって、今日観に行きました。
映画は、途中間延びする箇所もありましたが、ラストに向けて盛り上がり、まんまと泣きました。
主人公とプペルが喧嘩するシーンでは、10代の頃の自分の友達に対する所業を思い出したり。
主人公と両親の関係性に、小さい頃は親を肯定する道しか知らなくて、しんどい部分もあるよなーと思ったり。
えんとつ町の様子が、日本の閉塞感そのもので息苦しさを感じたり。
そういうモヤモヤを抱えながら観ていたら、後半一気にカタルシスが来て、スッキリ泣いてエンディングでした。
開国した後が、本当の始まりだけど、「上を見ていたら、怖くない」
きっと、大丈夫。
そう思える映画でした。
来年は、きっと穏やかに笑顔で過ごせそう。
そう思えただけで、観た価値ありました♪
ただ、映画より絵本の方が、シンプルな分よりしみました。
絵本未読の方は、是非絵本も読んでみて下さいませ(^^)
やっぱりハッピーエンドじゃなきゃ!
心に響く映画
感動したり、物語が素晴らしかったり、映像が綺麗な映画は、沢山あります。
映画えんとつ町のプペルは、全てが当てはまる作品でした。
映画を観ている途中から、自分がえんとつ町の住人の一人になった感覚になりました。
登場人物は、どのキャラクターも愛おしくて、人間の強さや弱さ、純粋さや嫉妬を持ち合わせていて、誰一人と欠けてはいけないキャラクターたちでした。
一本の映画で、色んな感情が湧いてきました。
何度も観たくなる、そして勇気がもらえる映画です。
めちゃくちゃ最高。
「とっても感動した。また、観たい!」と言っていた。
仕事の都合上、やっと映画を観ることができました。高校の部活動生が、目標を失っていたので、部活生と観ました。「3回、泣けた!」と言っていました。映画後、少しお茶しましたが、現在の悩みの解消できるような話になりました。「とってもすごい映画!」と、、、。
私は、西野えほんさんのオンラインサロンで、西野さんの本などもすべて購入しているので、
どのような「世界を獲る質」なのかと思いながら観ていました。確かに、3度ほど涙がでてきました。感動をゆさぶられる映画です。映画最初のブルーノさんの言葉、ルビッチとゴミ人間のハラハラドキドキのシーン、釘づけされました。また、音楽の挿入、しっとりした場面、ブルーノのルビッチへのメッセージ、えんとつ商人の勇気を振り絞った言動、逆転の行動、そして、星が見えた瞬間、ゴミ人間が崩れ落ちたシーン。まさしく聴衆を魅了し、感動を与える作品でした。映画を観ながら西野さんの歩みも重なって涙がでてきました。世界を獲れる作品です。長く語り継がれる作品です。観ないと時代に乗り遅れますよ!!!
人生最高の映画になった
知らないものを毛嫌いしちゃダメ
⚫︎まず感覚的に毛嫌いせず観てください。お金を出すのが嫌ならいつかテレビでやるまで待って、それを観てください。
あと、西野亮廣さんのことが嫌いだから観ないのはもったいないです。
きっと西野さんがブサイクだったり、仕事ができない感じだったらこんなに嫌われてなかったと思います。
スカしてるように見えるし、関西人なのに標準語を喋ろうとしてるし、異端児気取りしているように見えるから何となく嫌いなのかもしれませんが、映画に西野さんは出てこないので嫌いでも観てください。
毛嫌いしていた人ほど価値観が変わります。
さて、前置きが長くなりましたがここからが感想です。
⚫︎コロナが来ることを見越して作ったのかと思うほど今年の世界を投影したかのような世界観がまずすごい。今年辛い思いをした人、悔しい思いをした人こそ、観てください。自分の可能性を信じる気持ちが湧き上がってきます!
⚫︎挑戦する人への応援歌
「えんとつ町のプペル」は挑戦する人への応援歌のようなもの。
ゴレンジャーになりたかった子供の頃、この映画を見ていたらアクションスターの養成所に通っていたかもしれない。
中学生の時に見ていたら、進学校ではなくプロ野球選手を目指して違う学校を選んでいたかもしれない。
大学生の時に見ていたら、勉強するのがカッコ悪いと思わずにその頃から起業を考えられたかもしれない。
⚫︎大人も自分ごととして学ぶ姿勢に見るべき
・子供はやりたいことをはっきりと公言し、胸を張ってそれをやり切る人間になれる。自分の人生を無限に展開できることを知ることができる。
・親は世間体や自分達の常識でそれを否定することなく全力で応援してあげる人になれる。
子供の夢を実現するための環境を全力で作る素敵な親になれる。
(子供の壮大な夢を潰すドリームキラーになってはいけない。自分の価値観を押し付けることはヒト一人の人生を狂わせる原因になる。犯罪よりも罪深いと思います。)
・何となく生きてる大人はきっと仕事が最大の遊びだと気づいていない。
この映画は本当にこの仕事でいいのか?と考えるきっかけになる。自分を信じれば、嘲笑する人や悪口を言う人が気にならなくなる。
誰かのために生きているのではなく、自分のために生きているんだと自覚できる。
サラリーマンが嫌で、自分自身が直接人の役に立ちたいと思い、起業し、整体の道を選んだ。
今、サラリーマンをしている人の中には気の遠くなる時間を不本意ながら自分の使命とは程遠い部署で浪費し、消耗しきって意志力も枯れてしまっている人がいるかもしれない。
僕自身も経験したからわかるんですけどサラリーマンって会社に洗脳されたり、自ら洗脳されようとしていたりする。自己犠牲の精神でいることが自分の周りの小さな世界の平穏を維持できる方法だと解釈している人が多い。
これ、思いっきり言い訳だと思います。
「えんとつ町のプペル」はそれを気づかせてくれる類稀な映画です。
⚫︎経済の話
シルビオ・ゲゼルというドイツ人経済学者の本にも書かれている「腐るお金」。
それにも触れられていて今後の西野さんの活動を予感させるテーマとして関心があります。
⚫︎没入するための脇役人の魅力がすごい!
小池栄子さんと藤川慎吾さんの声優っぷりも見事でした。違和感なく映画に没頭させてくれるあたりはジブリとは違います。ジブリはいい映画でも声優さんが棒読みで没入できないことがよくある。これは声優さんのせいではなく、製作側のミスだと思いますが。
⚫︎人の話をしっかり聞くべき
他人から聞いた噂がたまたま真実の側面を捉えている時があります。確かにそうかもしれないけど、俯瞰するとそれは事実の一部ではあるけど、真実ではない。
たまたまのミスもある。
一方からの噂を聞いて真実と捉えるのではなく、もう一方の言い分も聞くべきだし、判断を急がないことが大切
⚫︎人は内緒の話をしゃべってしまう
秘密は作れない。自分が話したことで、聞いた人がストレスになることもある。うっかりしゃべってしまったらその人は加害者になる。
秘密を共有することで仲間意識は高くなるけど
、秘密を自分の中に留めておくことで守れる人がいる。
人のことを喋る人が多いということも学びになった。
⚫︎ルビッチの家族
※ここからは少しネタバレに感じる人もいるかもしれないので、これから映画を見る人は読まないでくださいね。映画の台本も公開されてるからネタバレはずっと前にしてるんですけど、念のため。
僕は父親を8歳の時に亡くしています。歩きながら意識を失い、後頭部を強打。血の泡を吹いてそのまま亡くなりました。僕の目の前で。今でも父の表情をはっきりと覚えています。それくらい衝撃的な出来事です。当時、母子家庭は少なかったので、みんな心配してくれるのですが、その哀れんだ目がツラかった。
そこから卑屈な性格が芽を出した気がします。
との目を気にしながらいあるようになって、本来のポジティブな面にブレーキをかけていました。
そんな背景もあって、ルビッチには共感するところがあり、めちゃくちゃ勇気をもらったし、めちゃくちゃ感動しました。
自分の人生を生きるために頑張ります。こんな長文も以前なら投稿するのを躊躇っていたと思いますが、もう気にせず生きていきます。
「文句があるなら関わらないでください」と言えばいいだけですから。
攻撃してくる人の理念を証明するために僕は生きているのではないということ。
自分の求める生き方を設計します。
あ、設計といえば、エンドロールで流れる船の設計図が凄すぎて、そこで涙が止まりました。
船の内部なんて映画に関係ないのに、架空の町の世界観を壊さないために一から書き上げたのだと推測しますが、そこにそんなに時間使いますっていうくらい手が混んでます。
誰も気付いてなくても自分が見ているからやるんですね。
ベストシネマ!
最後の最後までご自身へのメッセージを探してみるときっと、あなた生涯で最高の映画になると思います。
僕は今日もう一回観に行きます!
自分の未来が変わりました!
本日「えんとつ町のプペル」の映画を観てきました。
感想は正直、凄いというか言葉が出ないというのが一番近い表現だと思います。
私は、西野さんのこの8年間を想像しながら映画を観ました。
本当に想像を絶する日々だったことに違いないと思います。
西野さんの活動ははねるのとびら時代から追っていました。
常に最前線で走り続けてきたからこその辛さ、苦しさは他の人には理解できないものなんだと思います。
それでも、諦めず、走り続けてきた西野さんに国民栄誉賞を授与して欲しい一心です。
遡ること、15年近く前西野さんを知ったのは、はねるのとびらでした。
その頃ちょうど中学生だった私は毎週楽しみにしており、放送が終わると
翌日学校で友達と内容を話したり、真似したりしていたのを今でも思い返します。
その時は、こういったエンターテイメントを生むことの難しさや、苦しさは想像もしていなかったです。
毎週、視聴率は20%越え、誰もが認めたテレビ番組だったと思います。
ただ、年々勢いがなくなっていき、気付いたらピカルの定理や後続の番組が現れてきたのを思い出します。
それでもはねるのとびらは放送されていましたが、とうとう終わるということを知ります。
この時、はねるメンバーはどうなるのかな?と思っていましたが、各々すでに次の目標に向かって動き出していたんだなと
思いました。
中でも西野さんはその頃から絵を描き始め、未来を描いていたんだなと感じました。
ただ、西野さんは頭が良い方で、常に新しいことに挑戦される方ですので、
次は何をされるのか非常に楽しみにしておりました。
ここから私もいろんな事情で西野さんの情報を追うことなく、時が過ぎていき、
しばらくして、再度西野さんを認識したのは、
オンラインサロンや、クラウドファンディング、ビジネス書の出版でした。
すでに成人していた私もビジネスには非常に興味があり、すぐにオンラインサロンに入会させて頂きました。
オンラインサロンでは多くのチャレンジャーがいることを知らされます。
もちろんその先頭を常に走っているのは西野さんだったのですが、
そのコミュニティーの皆さんは本当に前を向いて、ワクワクしている方が多いという印象でした。
そこでは、マイナスな発言や、コミュニティーを荒らすような悪い方はほとんどいません。
常にポジティブなことを考えて動いている方ばかりでした。
一方、自分が普段生活しているコミュニティーはというと、会社や同僚の不満、愚痴などが発生してしまうような
環境でした。
正直、「居心地悪いな」と思いつつも、すぐに行動に移せない自分がいました。
そして、いつしかそういった環境にも慣れてしまったのか、ポジティブな発言が生まれるような環境にすることを諦めてしまいます。
そんな時、幼少期の自分を思い出します。
私は、3歳からサッカーをしており、20歳までプロサッカー選手になることを夢見て、
頑張ってきました。
ですが、大人になるにつれて、現実を知り、プロサッカー選手になることを諦めます。
自分はまた諦めるのかと思いました。
考えてみれば、ある一定のところまでは頑張るが、肝心の最後まで走りきれない。
いつも逃げている自分が本当に嫌でした。
いつまで自分は嫌なことから目を背けて生きていく人生を送るのか。
このままで本当に自分は幸せになれるのか。
そんなことを常に考えている社会人生活でした。
こんな私には、痛いほど刺さる映画でした。
アントニオの気持ちが痛いほど分かりました。
自分もかつてはいろんな夢や希望を持って、いろんなことに挑戦してきましたが、
その度に否定されたり、諦めたり、環境のせいにして逃げている自分がいました。
だから、「あの頃、諦めた自分がバカみたいじゃねーか」というセリフには、
妙に重みを感じました。
能力や年齢なんて関係なく、また挑戦する規模も大きいから凄いということではなく、
小さいことからまた挑戦してみようと思いました。
本当にいろんなことを感じさせてもらえる映画に出会えて幸せでした。
他にも冒頭のアニメーションやアクション、色彩感覚など引き込まれる要素はたくさんありましたが、
私にはストーリーを自分に重ねることができる描写に心が動かされました。
とりあえず、もう一回観にいきます。
5000部売れれば大ヒットといわれている絵本業界で60万部を超える...
まさか3度泣きするとは
期待しすぎてしまった。
主題歌が素敵で、絵本も見たことあるので楽しみに見に行きましたが、つまらなかったです。泣
色んな作品のパクリかな?的な要素もたくさんあり、中身がペラペラ、最初から置いてきぼり感がすごかった。
あと、何度か暴力的なシーンもあり、4歳児と見に行ったので、ちょっと!!と思いました。
ジブリには血が出るシーンはないぞ!とイラ!!
しかも、あのジャイアンみたいなキャラいじわるすぎないか!とか、色々私の中でツッコミがすごかった。
西野さんが伝えたいメッセージは、よく分かりましたが、映画としては入り込めなかった。
絵と音楽は素敵でした。
もやもやしたので吐き出させてもらいました。
また見たいけど、それより全人類に見て欲しい。
娘とのクリスマスデートで、『映画えんとつ町のプペル』を見てきた(^^)
(無料で見れる絵本までの情報なので、ネタバレ無し)
事前の席予約でソーシャルディスタンスを確保。
広い空間で、マスクも外さないし、ファミレスとかよりは、安全なイメージだった。
映画は本当に最高すぎた。
まじでヤバい!
見れて本当に良かったし、
娘に見せることが出来て本当に良かった。
元々、『絵本のえんとつ町のプペル』は大好きで、
コロナの逆境で映画が上映される意味(今くじけそうな人に前に進める希望を見せて、勇気を与えたい)も知ってたし、
絵本も何度も娘と見ていて、それが拡大された内容なら、もっと感動するだろうって、めちゃめちゃ期待値を高めて行ったけど、
それを遥かに越える内容だった!
絵本の拡大と言うより、もう全然違う感じだった。
キャラクター1人ひとりのストーリーが溢れていて、その全てに心が動かされまくった。
友達や家族との絆、夢、社会の縮図について感じるものがあまりにも大きく、引き込まれて、めちゃくちゃ感動する映画だった。
途中から最後まで、殆ど涙流れっぱなし。
そして、映画中に何度も大声で泣く娘。
自分も涙でいっぱいの中、必死に泣き止ませた。
最初は、周りの人に迷惑をかけている気持ちだったけど、
周りからも、泣いて鼻をすするような音が沢山聞こえてきて、
時には、泣き声が溢れたような音も聞こえてきた。
3歳の娘の鳴き声がしても、嫌な顔をする人はいない、優しい空間だった。
本当に感謝です。
父として、
『3歳の娘がこの感動を感じていること』が凄く嬉しかった。
泣いた理由を聞くと、
『ルビッチに友達が出来て良かった』
『見てたら凄くママに会いたくなった』
『星が見れて良かった』と言った。
ルビッチとプペルがお互いを思う友達の気持ちを、
いじめられ居場所を無くし、一人でも夢を追い続けるルビッチを見守るお母さんの気持ちを、
お父さんが死んでしまったルビッチの気持ちを、お父さんの気持ちを、
娘は確かに感じていたと思う。
ルビッチとプペルが夢を必死に追う姿に、心が動かされたていた。
えんとつ町のプペルは、
『友達』『家族』『夢』に対する
人の感情を娘に教えてくれたと思う。
最高の教育だと思った。
前までは、『パパはちょっとだけ好き』って言われてたけど、
映画を見た後から、『パパ大好き』と何回も言ってくれるようになった(*^^*)
親子の絆が生まれたかも(^^)笑
そして、この映画はここまでの感動を貰ったのに、それだけでは終わらなかった。
もの凄いプレゼントが詰まっていた。
今3歳の娘には、まだ理解できない話しだと思う。
だから、もっと大きくなった時に、何度でも見せたい。
ほんとに良かったです。
5歳の息子と2人で見に行きました。いつも映画では眠るのですが、今回は最後まで眠らずに最後まで楽しんでいました。感想は何かに向かって頑張ってる人は間違いなく良い映画だと思います。とにかく見てください。私は近いうち再度見に行きます。
自分を応援してくれる映画✨
絵本の世界観のまんま
原作を読んでから観に行きました。
絵本をどう映像化するのだろう?と思っていましたが
もう文句の付け所がない完璧な映画でした。
絵本では語られなかった内容も沢山ありましたが、どれも
えんとつ町のプペルの世界に更に入り込めるような原作を崩さない内容です。
一度読んだことがある人は是非鑑賞して欲しいですし映画を見た方には是非絵本も見てほしいです。CMぐらいでしか映画の情報を見ずに行ったので挿入歌が流れた時は驚いたと同時に涙が溢れました。
何かのきっかけでえんとつ町のプペルを知れたのなら
他人の声には耳を傾けずに足を運んで欲しいです。
この作品は大きなスクリーンで見る事に大きな価値があると思います。
テーマがありきたり、作りは丁寧
たぶん物語をいくつも見聞きしている人にとっては、「よくあるテーマだな」という話だと思う。
頭ごなしの否定、世界を覆う閉塞感、それらの打破。敵が味方になり、最終目的を達成する。
細かい伏線や物語の展開は思ったよりも丁寧で、ストーリーテリングとしては上質な部類だと思った。(一部冗漫に感じた部分もあったのは事実だが)
ただ、ありきたりなテーマの中にもこの作品の独自性というか、今までの作品にない刺さり方を見せる映像的表現や、言語的表現が欲しかった。個人的にはないと感じた。
最後の、夢にまで見た雲に覆われたものが晴れたときに見える景色が、思ったより爽快感をもたらさなかったことを残念に感じた。「抜けるような」景色が欲しかった。思ったより華美でごちゃごちゃしていて、「もっくもくの雲」とコントラストを形成しないように感じた。
この点は、「君の名は」の表現が優れていた。
「ぜんぜんだめじゃん、スカスカじゃん」とは個人的には感じなかった。ただ、興収100億円を狙う作品であるならば、観た人が後日、映画の場面場面を何度も思い返して反芻するような、心に残る場面があって欲しかった。
ちなみに、非サロンメンバーです。
思い付きを張り付けただけの矛盾した設定に入り込めない
閉ざされた世界の解放というテーマでは、「なぜ閉ざしたか」の理由が大事だと思う。
そして作中で描かれる現実世界と、閉ざした理由との整合性も欲しい。
しかし、この作品は「貨幣の使用を迫る中央銀行から逃れるため」という理由と、
18世紀のロンドンのような、巨大資本の蓄積が前提のえんとつ町がまったく噛み合わない。
石炭火力が動力らしいのに、精密なAI制御が必要なロボット設備が存在するのも矛盾だ。
貨幣を否定する文化なら、アルプス山麓のような場所に隠れて農耕生活を営むのが自然だろうし、異端審問官の設定も、その方が似つかわしい。
そんな感じで、この作品は世界設定の矛盾が多すぎるため、観るのが苦痛でした。
私小説でなく応援歌!奮い立ちます。
すさまじい熱量。作者の実人生から編まれた物語なのに、みっともない私小説臭がまったくしない日本アニメ映画。珍しい。
私も気付いてなかった足枷を照らし、外そうとしてくれる物語。
なんかすごい、ありがとう.....思ったより数10倍良かった。
音楽、映像、演技、素晴らしかったです。ほんとにイイ。
自慢話でもお説教でもビジネス書でもない内容で、ビックリした。
「ドラ泣き」的な涙強盗もしてこない。
みんながほどほどにジーンとするファミリー映画でなく、ちゃんと観客一人ひとりに勇気を届けようとする熱意が漲ってる。
ちょっとね、他に得難い映画体験でした。これ観た後は世界が変わる。
......言いたいことが、無くはないw
※以下、ネタバレ含みますよー
尺稼ぎみたいな場面たちが邪魔くさい。
ルビッチが、母ちゃんの病気を治すために外の世界を目指す、みたいな動機は関係なかったのかな?
舞台となるえんとつ町が、消費期限付きの通貨を用いた経済を維持するために外界と遮断したコミュニティだという設定も(すっごく面白いのに)活かされていない印象。
悪役の異端審問官はもっと掘り下げよう。
プペルの、片目が割れたり耳が取られたアクシデントはもっと活かせたはず。
ゴミ殴ったほうが痛いと思う。
ルビッチがプペルを嫌いになるトコ、かなり無理矢理。てかちゃんと謝れ。
アントニオ君のモヤモヤはちょっと理解できなかった。
あの船は"カイブツ"には見えないかな。。。。。
でもでも、プペルの結末はほんとに、やられた!見事!って思った。
素晴らしい映画体験を、ありがとうございます。
気になるところはあるが全体的には良い作品
西野サロンのメンバーです。2回見にいきました。
全体的なメッセージとしては非常に刺さるものがあるし、事前情報通り現代の社会の雰囲気がわかりやすく描かれていて感動もしましたが、SNSで絶賛されているほどとは感じませんでした。
以下場面ごとの評価
・OPの残念さ
全体のストーリーと絵の美しさを考えると明らかに浮いている。ダンスを見せたい映像の作り方だったが、この映画の本筋はダンスを見せることではないので、もっと作品全体のカットと合わせて欲しかった。
これが引っかかり、中盤くらいまではストーリーに入り込めず。。。2回目はこれがわかっていたので1回目よりちゃんと入っていけました。
HYDEさんの曲は最高です。
・キャラの背景と心理描写の少なさ
時間尺もあるので仕方ない面もあるが、他の方も言われている通り、設定の背景や場面ごとでの心理描写、行動の裏側にあるものをもっと知りたかった。
スピンオフ的なものがあればぜひ観てみたい。
・挿入歌いらない
歌始まったところで気持ちが少し離れました。
白バックにプペルとルビッチが背中合わせのシーンもなんか浮いてる印象。
・ブルーノの口上はとてもよい
志の輔師匠が声優ということもあり、さすがのクオリティでした。ちょっと長い気もしたけど…
・スコップのキャラが良い
個人的にはこの映画で一番いい味出してたキャラ。おそらく行動の理由が一番明確に描かれてたんじゃないかな。声もあってる。
・エンディングの気持ちよさ
作品の終わりからエンドロールに入っていく流れが非常に気持ちが良い。
エンドロールと作品が分離しておらず、スムーズに終わりに入っていけるので、物語が途中で切られたような気持ち悪さが全くない。
後半は感動するシーンもあり、エンディングもとても良く、すごく余韻に浸れる、いい後味でした。
前提条件全て差し引いて、作品だけを見ても、気になるところはあれど全体のクオリティは高いと思います。
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