劇場公開日 2020年12月25日

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「思うことは人それぞれ。」映画 えんとつ町のプペル ばつさんの映画レビュー(感想・評価)

4.5思うことは人それぞれ。

2021年1月18日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

知的

幸せ

この映画をカルトだとか批判してる人ははっきり言って、どうぞご勝手にという話。
ただしその上で、他の人に見に行くなというのはただただ傲慢でしかない。何様ですか?

映画や小説、絵本や音楽。芸術的な物は何でもその作品に触れた人が「どう捉えるか、何を思うか、何を得たか」なだけ。触れる機会を奪うような発言はその人の人生の豊かさを妨げる行為でしかないと思います。
感銘を受けた人達が拡散しているだけなのに何故カルトだとか言うことになるのか。それこそ西野さんを悪人だと周りに刷り込みたいだけにしか思えない。

私は少なくともこの映画から夢を持つことについて考えさせられましたし、もし将来自分が親の立場になった時に子供には自由な発想を持てるように育ててあげたいですし、また現実を見ろと否定するばかりでなく子供を信じてあげられるようになりたい、と思いました。

学生までが人生の遊びの時間で残りの時間は社会の歯車の一つとなって定年まで働くのが「大人になること」だと思っていました。でもそうじゃない。いくつになっても「夢を持つこと」は悪いことなんかではないのだと、そういうことが伝えたいのだと思いました。

「いい年にもなって現実を見ろ。安定した生活を送れ。夢など見るな。」と世間で嘲笑されるのは「いい年した大人が夢を見ること」が『恥』だと、もっというなら『悪』だという『常識』が存在するから。西野さんはその常識をも覆したかったのではないでしょうか。頭が柔軟な方や今の自分に満足がいってない方なんかはきっとこの常識を撤廃出来ますよ。いつだって夢を追い求める人はかっこいいと思います。
私もそういう人間になりたいですし、周りの人のことも応援したいと思います。

見るなと言うのと同じように絶対に見に行けというのも違うのでそうは言いませんが、少しでも気になる方は見に行った方がきっと良いものを手に入れられると思います。

少しでも多くの方が豊かで悔いのない人生を送られますよう…。

ばつ
おにっち弐号さんのコメント
2021年1月18日

「いい年した大人が夢を見ること」が『恥』だという常識って一体誰が言っているのだね? そんなもん初めっからいないんじゃないか?

いないモノをいると言って惑わすのはカルトだよ。

おにっち弐号