「「星5」や「号泣」という人はきっと...」映画 えんとつ町のプペル Chagosさんの映画レビュー(感想・評価)
「星5」や「号泣」という人はきっと...
サロンメンバーです。普段から西野さんの活動を応援しています!もちろんこの映画「えんとつ町のプペル」も成功してほしいです。
ですが、この映画は「普通」だと思います。
特定のキャラクターに感情移入する前にストーリーが展開していくので、自分で「今からこのキャラクターに肩入れしよう」というスイッチがない限り、ずーっとこの世界を側(ハタ)から見ている感覚のままです。
絵は綺麗です。なのでずっと展開していくストーリーの背景グラフィックに目が行きました。
なので上映中ずっと目線がセンターからズレると言いますか...(何度も言いますが絵は綺麗です)
星5、感動、号泣というレビューが溢れているのは、普段から西野さんの活動を応援している人で、この映画が出来るまでの背景を知ってる人が多いのだと思うと納得しました。
「自分の子供のピアノの発表会は上手かれ下手かれ感動する」という「身内びいき」というやつです。
もしくは普段からエンタメを見ない人。
ディズニーや宮崎作品は、キャラクターへの惹きつけ方が上手いんだなぁと改めて感じました。
リアルに星5評価なら、日本人のエンタメスキルは大丈夫なのかな、と心配になります。
ザ・定番なシーンが多かったので、もちろん「ここで泣いてください!」な所はいくつもわかりました!
だけど誰にも感情移入してないから打ち上がってる花火ではなく、丸見えになってる花火を打ち上げてる人を見ている感覚になりました。
新年に見に行ったので、西野さんのトークショー付きの回を見れた事で満足しています。
映画だけだったらモヤモヤしたままだと思いました。
普段のサロンの投稿から「エンタメの世界線で戦うというのはこういう事だ」と仰ってるので、なんだか「う〜ん」と思いレビューしました。
サロンのTwitterでこんな事を言おうモノなら、、、袋叩きにされます。
西野さん、今後も応援しています。頑張ってください。