「無垢な子供たちに届けたい映画」映画 えんとつ町のプペル iPuさんの映画レビュー(感想・評価)
無垢な子供たちに届けたい映画
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妻と3歳の息子で鑑賞。
一人だけ終わったあと涙が止まらず劇場が空になっても立ち上がれなかった。
この映画が伝えようとしているのは共産主義とそのプロパガンダへの反抗である。2020年の年末にこの映画を公開したことには間違いなく意図がある。恐らく1か月前に鑑賞してもここまで心は動かされなかったと思う。
私たちの世の中でも知らずのうちにメディアが誤った知識を植え付け、主人公以外の子どもたちのように誤った事実を信じ込んでしまう危険を秘めている。
疑問を抱いた少年もいたが、周りの目を気にして心に閉ざしてしまった。やり場のない怒りと想いをプペルにぶつけるシーンは心が傷む。
この映画から学べること、
それはマイナーマジョリティが必ずしも正しいわけではないと疑うこと、そして真実を追求することの大切さである。
劇中の紙芝居の役割を果たすのがこの映画である。
今後どのような世の中になってしまうのかはわからないが、自分の息子には主人公のように真実を追求する大切さを知ってほしいと思う。
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