「冷静になってみると…」映画 えんとつ町のプペル たかぴさんの映画レビュー(感想・評価)
冷静になってみると…
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映像がとても綺麗。
声優陣がハマってる。
オーケストラ素敵。
脚本は、絵本からかなり膨らんでいてストーリーにはなってる。
しかし、為政者側の正義を持って行ってることを個人の感情で壊していいものでもない。
たしかにテロリズムと言いたい人が出るのもわかる。
為政者側の長が体制を続ける事に疑問を感じてるつぶやきをさせることでルビッチの行動を正当化できるわけではない。
かといって、えんとつを全部破壊したわけではなく、黒煙を一瞬吹き飛ばして人々に空があることを教えて未来に進むことを考えさせたい、という想いからの行動だろうから、完全なテロリズムとも言えない。
ここから議論の先の選択があるんだよ、ルビッチの独断はいけなかったが、為政者の独断もいかんよね、という西野氏の意図があるならそこまで描写しないとそもそも叩かれやすい西野氏なので映画の評価が上がらないと思う。
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