「客寄せ「商品」ではなく西野亮廣氏による「作品」」映画 えんとつ町のプペル sgさんの映画レビュー(感想・評価)
客寄せ「商品」ではなく西野亮廣氏による「作品」
この映画は、興行収入を狙ったいわゆる「商品」ではなく、あくまで西野亮廣氏が世の中に伝えたいことを詰め込んだ西野亮廣氏の「作品」である。
ゆえに、少し詰め込み過ぎ感は否めない。
ただし、伝えたいメッセージはしっかりと伝わってくる。
夢を追っている人、夢を追ったことのある人、にはグサリと刺さるものがあるだろう。
ルビッチが突きつけてくる「僕は夢を追ってその先を見た。お前はどうだ?」という強烈なメッセージを感じ取ることが出来る。
私自身、
「私は………。まだまだだな。もっと頑張らなければ…。」
と感じ、涙した。
表現するには難しい感情。
おそらく感じられない人もいるであろう感情。
悔しさなのか。嫉妬なのか。憧れなのか。羨ましさなのか。
きっとあなたにも届くものはあるはず。
素晴らしい作品。
子どもよりも大人に観て欲しい作品。
未来ある子どもたちにこの想いを届けるために、大人こそ観るべき映画。
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