「ゴミ人間を叩く理由」映画 えんとつ町のプペル 立ちくらみさんの映画レビュー(感想・評価)
ゴミ人間を叩く理由
私は、西野さんのオンラインサロンに加入し、書籍を買い、Voicyを聞き、YouTubeも隅々まで観ている者です。西野さんの活動に感動し、応援しています。
映画えんとつ町のプペルがヒットすることで西野さんのこれまでの苦労が全て報われるんだと思うと、いつの間にか、この映画のヒットは自分の夢にもなっていました。だからこそ応援していました。
映画は一言で微妙です。
推測するに、評価している人は、西野さんの活動をこれまで応援してきた、それに費やしてきた時間、気持ち、自分の夢を裏切られては具合が悪いので、「感動した」と言うことで自分を正当化していませんか?
あの時に捨てた夢が輝くと具合が悪いから、「ゴミ人間=夢」を笑い、叩く。
信じた夢がくすんでいては具合が悪いから、「ゴミ人間=夢」を称賛する。
どちらも自分に嘘をついていることに違和感があります。
嘘ではない!という方は、申し訳ございません。
サロンメンバーですが、私も最初観た時は微妙で、泣きも拍手もしませんでした。やらされ感は絶対に嫌でした。
しかしかみさんと2回目を観た時に、自分とレター総統の姿がダブり思わずグッときてしまいました。それと熊本の洪水の時やコロナ下で西野亮廣がやってきたことを観てきたので、こんな中でスタッフ全員でよく上映にこはぎつけたと思いました。かみさんも誰かとダブったらしく、泣いていました。
処女作らしく突っ込みどころ満載の作品ですが、恐らく何年もたって世界の人が本当の評価をつけると思います。本当の評価がつくには、まだまだ時間がかかると思います。
純粋に映画作品として見た場合とても辛いものを感じます。
兎に角、説得力に欠ける台詞が大杉漣なのです。
訳のわからぬ理屈、お金が腐らないって価値が下がるの知ってますかって感じです。海が近いなら煙なんか簡単流されるっちゅうの。大体、父親がごみ人間になった説明が欲しい。アニメーターが可愛そうです。