劇場公開日 2020年12月25日

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「ファンor挑戦中の人には刺さる映画」映画 えんとつ町のプペル Kikiさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5ファンor挑戦中の人には刺さる映画

2020年12月30日
iPhoneアプリから投稿

一年見るだけ参加だったサロンメンバーを先月やめて、映画を観てきました。

評価が二極化しているようですね。
世界的ベストセラーの「アルケミスト」を、現代日本社会への風刺を込めた寓話にしたようなストーリーです。ヒーローズジャーニーを教科書通りになぞっていると思います。

私自身も起業しているので、目標を目指す上での孤独感や嘲笑、仲間との絆や評価が覆る瞬間など、伝えたいことには共感しています。随所で涙もしました。

子どもも多くいましたが、どの世代向けかと言えば、説明セリフは子どもには難しいかもしれません。ナウシカのように、あとから気づくことを想定しているのかもしれませんが。

そういう意味で、もしかすると西野さん自身のストーリーを反映した「作成プロセス込みのファン層」および、「なんらか挑戦中」の人たちには刺さる映画で、そこに当てはまらない人にとっては、絵の好みや声優のスキルなどで評価が分かれるのかなと思いました。

ストーリーからの教訓ではないけれど、たとえ自分の好みであってもなくても、モノづくりに挑戦することは素敵だし、「芸人だから」といつまでも言う必要はないように思います。ご本人が自分をしっかり売り出してくるタイプなので、どうしても作品ファーストというよりも、西野さんを思い浮かべながら観ざるを得ないのですが(笑)

Kiki