「映画より絵本の方がすてき」映画 えんとつ町のプペル mfさんの映画レビュー(感想・評価)
映画より絵本の方がすてき
西野さんの考え方とかが好きで、映画を楽しみにしていました。
ですが、作品自体はちょっと不完全燃焼でした・・・
映画でしか味わえない迫力があったり、感動する場面も要所要所にあることはあるのですが、、バスタオルが必要は大袈裟すぎます。著名人の感想もやりすぎな気が・・・
レビューが良すぎることにも正直疑問を覚えます。
星5のレビューを書いてる人の感想も内容が薄めな感じがして・・・ごめんなさい。
ちょっと気持ちが悪いです。
(こうやって1人の人間が映画館に足を運んだわけなので)事前のプロモーション活動や人の巻き込み方とかは素晴らしいのですが、期待値上げられすぎてしまった感は否めないです。
一緒にプロモーションした人たちは、微妙だったとは言えませんからね(汗)
本当にこの出来で西野さんは納得してるのかな?
数学好きの西野さんなら、もっとシリアスな感じに仕上がってくるのかと思いました。
ローラが病気の設定とか、最初から映画を作るつもりだったというより後付けなのでは?と思ってしまいました。それくらい絵本と映画で世界観が違う。
映画はなんかゴチャゴチャしてて違和感覚えるところが多かったです。
世界中で共感するようにいろんな要素を盛り込みすぎたのかな?
多分、後々(VRとか)何かに繋げるためのエッセンスを散りばめているのだと思うのですが、それが私にはノイズに感じてしまいました。
HYDEさんの楽曲も作風と合っていないし、ルヴィッチがプペルを助けに行くシーンのマリオっぽいゲームっぽさとか正直必要?と思いました。それより、えんとつ町ができた背景やLのくだり、ブルーノが消えた真相などをもっとシリアスに深掘りして欲しかったです。そっちの方が大人は好きだと思うんだけどな。子供向けかと言われるとちょっと子供向けとも違うし。
ストーリーや腐るお金(実話)の題材選びは最高だっただけにちょっとがっかりです。
色々詰め込みすぎてて没入できなかった。。
その点、絵本はシンプルに美しいファンタジーを描いていて大好きです!
声優さん、キャスティング、STUDIO4℃さんのお仕事は星5でした!
多分、ポップコーンを食べながら見たので映画に入り込めなかったんだと思います。
西野さんのことは大好きですし、サロンを辞めようとも思いませんが、映画単体の評価としてはちょっといまひとつでした。好みの問題かもしれません。
舞台挨拶の方が何倍も泣けました。