劇場公開日 2020年12月25日

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「泣くまいと思ったけど泣きました」映画 えんとつ町のプペル ハーテックやまださんの映画レビュー(感想・評価)

5.0泣くまいと思ったけど泣きました

2020年12月29日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

えんとつ町のプペル。公開日にレイトショーで一人で観ました。
友達と行っても泣き顔見られるのが恥ずかしいし、夫に言っても多分一緒に行かないと思ったので。
私の中で、映画を観に行くことはそうそうないことで、(プペルの前に映画館で観た映画は、知り合いが出演していた、中谷美紀さん主演の「繕い裁つ人」。めちゃくちゃ昔。)

サロンメンバーとしては行かないといけないでしょーという気持ちと、しかも公開日に、クリスマスの日に!行くことに自分の中で意味を持たせました。

そもそも、出不精の私が、行かなくっちゃと思う気持ちになるのも、そんな気持ちにさせる西野さんの作品ってどんなんやねん。と思いながらも身体は、webからのチケット取りの行動をしていましたねー。(なんで体が動くのか不思議)。
そして、蒼々たるこの作品に関わるメンバーの顔ぶれの凄さ。もはや西野さんだけのものではなく、遠くへ行くための仲間がたくさん現れていることの凄さ。

そして、、、、映画の感想は、全ての人にエールを贈る、どんな人にも愛を与える
「映画という手法をとった素敵な絵本なのだ」ということ。

何度も何度も読んで読んでとお母さんにお願いしたくなる。
絵本の中の細かい描写に目を見張る。何度も何度も素敵なものを探す。。
頭で理解じゃなく、心で理解。脳が反応してしまう。。。。

なんで、泣いているの、私?

西野マジックにかかるまいと思いながらも、泣いてしまう。(大人だから、ちょっとひねくれた自分がいます。)でも、自分の中のピュアな心が反応してしまう。

この作品に関わるたくさんの人々のポテンシャルの高さが、相まって、もはや西野さんだけのものではないものに進化しています。

早く行きたかったら一人で行け。遠くへ行きたかったらみんなで行け。

何度も絵本を読み返すように、じんわりと何度も観たくなる映画です。

ハーテックやまだ