「私の偏見かもしれない。」映画 えんとつ町のプペル HARUさんの映画レビュー(感想・評価)
私の偏見かもしれない。
画が独特のみたことのないもので、絵やポストカードに向いてる画風でした。
絵本をインテリアとして想定しているのも納得です。
ルビッチはかわいいに少々不細工が入ってるかんじでした。
愛菜ちゃん、小池栄子さん、キャラクターと溶け込んでいないように感じました。
すごい違和感ではないのだけれど、愛菜ちゃんはどストレートな女の子声なので少し無理さを感じました。声を荒らげる場面は声が割れてちょうど良かったのですが。
後ろに『愛菜さん』、『小池さん』を感じてしまいました。
伊藤 沙莉さんはキャラと一体化していて、完全な男の子でした。
良くできたお話だとはおもったのだけれど、お父さんがいなくなった原因がふわっとしていたり、この要素だけで説明や断定は難しいのでは?というところがいくつかありました。
またメインのテーマを伝える言葉はいくつか出てくるのだけれどさほど胸を打つワードでは無く、訴えてくるものが弱く感じました。
この作品はまずは、絵本をみてからだとより色々感じるのかもしれません。
『す○っこ○らし』の方がシンプルだけど強いメッセージが感じられました。
映画館での拍手、慣れません。。。
舞台挨拶中継付きだったのですが、現地ならまだしも、うーん。。
登壇者の方が拍手をお願いされていて、それを受けて、皆さん素直な方なのでしょう。
一晩置いてもやはり、お願いされた方がカリスマさんなので集団心理というか、こわさを感じてしまいました。
この事で作品に関係のない、強めなイメージが上乗せされて、クリアなレビューが難しかったです。