劇場版ポケットモンスター ココのレビュー・感想・評価
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リベラルもののけ姫
いつもポケモンと人間の友情が描かれがちだが、それは結局『ポケモン相手であっても友情を育めるんだ!』というある種の差別意識が前提となった結論でしかない。
今回はそれを取り払って、『ポケモンに育てられポケモンを親として尊重するポケモン的であり、かつジェンダーレスな人間』を登場させ、双方の立場を理解できる中性的なキャラとして人間とポケモンだけでなく、ポケモン同士の民族間の隔たりや権力者と弱者関係まで改善させてしまうという、まさに多様性を重視する令和のリベラルストーリーをぶちかましてきた。良くも悪くもポケモンまでそうなってきたかーという感じである。寂しいのである。感動したけど。
ただ、ポケモンはあまりこういった多様性主義的な時代の流れに合わせ過ぎると首を絞めることになると思います。だって戦わせられなくなるじゃん
人間のエゴに反抗する野生ポケモンの話、ポケモンを親として尊重する人間の話を描いたとなると、次は移民問題などを取り込んで人間のサポート役を強制されいつまでも給料が上がらないことに声を上げる人間社会を生きるポケモンの話かなw
ココの声が残念
久々にアニメ映画を鬼滅、ポケモンと立て続けに見ましたが、作品内容以前に、声優の演技力で見る側の作品へののめりこみ方が違うんだなと思いました。
声優以外でもうまい人もいますし、この作品でもザルートの勘九郎さんにも違和感がなかったですが、ココの初めの一言を聞いただけで、覚めてしまいました。
製作側もゲスト声優を目玉にしたいのはわかりますが、もっと作品を大事にしてほしいです。
ポケモンの映画は良かったですが、100%声優の鬼滅ほどのめり込めず、何度も見たいとは思いませんでした。
ココの声が耳障り
未来のミライで懲りたと思っていたらまたこの人を男役の声優として使う感覚が分からないです。女の声なので、とにかく不自然で不協和音。ココが喋る時が苦痛でした。
ココの声がちゃんとした声優だったら星4つの内容です。
泣ける映画と宣伝する映画は好きじゃないので泣きませんでしたが、泣ける映画と言われてなかったら泣いてました。
話は良い分キャストで台無し
何故起用した?
ココ役の滑舌も声量も声質も全てが酷い。
モブにすら持ってきて欲しくないレベル。
思っていたよりも話はちゃんとしていて、ストーリーの出来はポケモンシリーズでも上位。
特に大人ほど泣けるかも(チープな展開もあるが)
最初から「誰やねんコイツ!」と苛々して観てスタッフロール見て納得。
ちゃんと声優使えば良いのに…何で話題性だけで引っ張ってくるの?
せめて上手い人使えよ、二度と起用しないでほしい。
DQNネームと倫理パンツ
ココ=女の子と勘違いした人もいたであろう。
声にはじまり、そして名前と容姿、国際化やジェンダーレス化などを言い訳になんとなく設定されたものだと思われ、これが諸悪の根源である。
そして早々に登場する赤子だが、不自然極まりないパンツを身に着けている、これがなければ視覚的に早く誤解が解けたはずである。
そもそもポケモン初期パパ世代の頃には倫理パンツなど無かったのではないか。本来不要なこの要素は時代とともに誕生した負の産物である。
社会の歪んで成長した姿が図らずも今作のココに投影されているのだ。
内容に関しては大人には微妙か、目の肥えてない子供にとっては分かりやすく良いかもしれない。
良い点
・赤ちゃんLV50
・動く動く
・OPが感動的
・リス
・鳥
悪い点
・ココが仲間としゃべるときも活舌が悪い。ポケモンに育てられたから許容しますではなんとも安易。声優を使うべき。
・ボディーペイント?日焼け?
・仕様とはいえザルードが見分けづらい
・サトシいたのか
・ポケモンはポケモンを食べるのか?
・初めて町に来た風
・名乗るときに出身地も言いがち
・絵的に浮いたCGロボット、そしてこじんまりしてて弱そう
・空気を読んで挟まれている
・しょぼ隠しに動いて動いて動いて動いて戦う
・ネジ部分かと思ったら後方全部
・「人間のお前には」・・・え、君たちは?
・何故か川に飛び込みたい
・ゲットしない
・強引にセレビィ
・視聴者の表彰式
・ゲームの宣伝があった。CGの世界だった。ポケット感はもう無かった。
二回目です☆
ポケモンGOしかやってない姉さんですが毎年ポケモン映画は観に行ってます!
また泣かせていただきました!(泣)
山寺さんは毎年恒例になってますが今回の息子ココくんの声が。
ビミョーな感じがします。
あと!
サトシくんのいつも連れてる友達が1人も居ないのですね。
子供よりも大人が…。
毎年ポケモン映画は子供と観ています。
子供が楽しみにしてますので。
ただ今までは、子供が喜んで観てました位の感想でしたが。
毎年恒例行事のように子供と観ているわけで、今年も何の気なしに観ましたら、まあ感動、涙ですよ。
まさかポケモンにこんな感動させられるなんて…不覚でした。
完全に侮ってました。
ポケモンってこんな映画でしたっけ…驚きました。
ポケモン特有の、バトルがとか、伝説のポケモンがどうのこうのとか、そうゆうのを全部後ろに回して、とにかく親子の愛を伝えるという割りきったメッセージ。
血の繋がりを越えた関係。
互いを想う気持ち。
親が子供を想う気持ち。
子供が親を想う気持ち。
今という現実を受け止め、自分には何が出来るのか。
種族というものを越えて、互いに何を想い、何が出来るのか。
愛する者の為に生きる姿とは。
子供は楽しかったと言ってましたが…もっと大きくなったらまた観せたい映画ですね。
大人になったからこその感想、感動がこの映画にはあると思います。
あと、今までちゃんと観てなかっただけなのかもしれませんが、絵が凄く綺麗でしたし、音楽がとても良かったです。
良く言えば、ポケモンという映画でこうゆうメッセージを子供たちへ伝える事が出来るということ。
悪く言えば、失礼ながらこれはポケモン映画ではもったいないくらいな話でした。
これからは、子供向けだと侮らずにいこうと思います。
ここ数年の、そんじゃそこらの映画よりも、よっぽど素晴らしい映画でしたよ。
久しぶりに良い映画を観れました。
歴代ポケモン映画の中で一番泣けました
ポケモンは昔から大好きで、映画もよく観に行きますが、今までのポケモン映画の中でもダントツでした。
設定を見て絶対泣くだろうなぁとは思ってましたが、想像以上に泣けました。
綺麗な映像に、声優さんの熱演、何よりも劇中の音楽が物語の良さを引き立てていました。素敵な歌詞が心に響きます。
ストーリーの流れもテンポ良く、最後まで飽きることなくポケモンの世界に没頭できました。
子どもがいたら抱きしめたくなる、親には感謝の気持ちを伝えたくなる、そんな映画です。
全てが高水準のポケモン映画
間違いなく歴代のポケモン映画の中でもトップクラスの作品です。
ストーリー、アクション、音楽、声優さんの演技、どこを取っても文句無しでした。
話が独立していて登場人物も殆どが映画限定のキャラクターなので前知識等はほぼ必要ありません。
お子さんの付き添いで観にきたお母さん、お父さんも楽しめますので是非是非…
泣きました。
ポケモンの映画の中でもトップクラスで感動しました。作中にいろいろなポケモンが登場してワクワクしましたし、ポケモン好きはもちろん、そうでない人も楽しめる内容だと思います。特に子供の付き添いのお父さんなんかは泣いてしまう気がします笑
あとピカチュウとホシガリスか可愛いです。
ポケモン映画の中でも傑作の一つ
まず岡崎体育さんが担当された音楽がどれも素晴らしい。
冒頭いきなり流れてくる『掟の歌』。
ザルードたちの力強さを表すだけでなく、その迫力で観客を一気に作品に引き込む!
その後もポイントポイントで作品を盛り上げてくれる良曲ばかり。
もちろん内容も良かった!
そこに映っているのはザルード(ポケモン)とココ(人間)なのだけれど、たしかに親子なんですよね。
容姿や血の繋がりなんて関係ない。大事なのは絆だと。
ジャングル(自然)か舞台なだけに、敵として描かれるのが人間の欲。
単純な悪意ではなく道徳的な要素が脅威となることで作品の質の底上げをしていた。
もちろん主人公はサトシとピカチュウであり、彼らにもきちんと見せ場が用意されていた。
最後の決めの一撃があの技とはシブい。
(たしかにあの場合はあの技が最適だとは思うが)
そして今作に華を添えたのが、ホシガリスとウッウ!
ゲームではあまりご一緒する機会がないポケモンたちだが、アニメでこういったキャラクターたちがフューチャーされるのは好感が持てる。
僕が一番好きなフライゴンも出て来て、ありがとうございますと言いたい 笑
ココのこれからがとても気になる。
父ちゃんザルードと再会できる日まで、父ちゃんは僕と一緒に「ソード」で冒険して待っています!!!
親としての自分は?
ポケモン大好きの小学生の娘と観てきました。
今作品は親へのメッセージ性が強く感じさせられた映画でした。
父ちゃんザルードと比べて自分はどうかな?
そんな事を思いながら観てました。
劇場でのポケモン作品鑑賞は二作目ですが凄く良かったです。
平日でしたので空いてましたし、劇場映画鑑賞は良いですね!
こういう状況ですから最近はサブスク系の作品を家で楽しんでましたが、やはり劇場が一番です
侮れない。さすが!
とても良い映画でした。
さすが、長年続いているアニメ。中々きちんと丁寧に作られています。
キャラクターにも世界設計にも無理がなく、父親と子どもの自然なやりとり、ジレンマ、葛藤、成長、とても分かりやすく、感動的でした。
子どもがポケモンが好きで、子ども映画と思って見に行ったら、とっても泣かされてしまいした。映画で泣いたの、本当に久しぶり!!
清々しい気持ちになる秀逸な作品です。
大手の影響力
とても良い作品でした。
鬱々とした年末年始だったので、初仕事前に思い切り泣いてスッキリしようと思い鑑賞。
親子関係や種族の壁、古くからのしきたりや自然破壊など内容が盛り沢山でした。
重くて押し付けがましくなりやすいテーマを、サラッと自然な物語に仕上げたのは、さすが天下のポケモンだなぁ。と感心しました。
ジェンダーレスや片親や里親、養子縁組など様々な家族の形が増えてきている昨今。
ポケモンを通じて小さな子供達に「そういうのもあるんだ。ありなんだ。」という考えを持つきっかけになればいいなぁと思いました。
多くの子供にみてもらいたい。
あと、「みんなのためを考えている私は正しい」という自身の正義に疑問を持たず突き進む事が、とても大きな危険を生んでしまうという内容も盛り込まれていて、とても良かったです。
個人的にはエンドロールのイラスト大会の優秀作品が出てきたのが、とても良かったです。
この作品を通してみんなで楽しんだ雰囲気がとても伝わりました。
より多くの人達が楽しめるエンタメは、この先もずっと長く続くんだなぁと幸せな気持ちになりました。
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