劇場公開日 2020年12月25日

「DQNネームと倫理パンツ」劇場版ポケットモンスター ココ 猪古都さんの映画レビュー(感想・評価)

2.5DQNネームと倫理パンツ

2021年1月16日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

楽しい

単純

ココ=女の子と勘違いした人もいたであろう。
声にはじまり、そして名前と容姿、国際化やジェンダーレス化などを言い訳になんとなく設定されたものだと思われ、これが諸悪の根源である。
そして早々に登場する赤子だが、不自然極まりないパンツを身に着けている、これがなければ視覚的に早く誤解が解けたはずである。
そもそもポケモン初期パパ世代の頃には倫理パンツなど無かったのではないか。本来不要なこの要素は時代とともに誕生した負の産物である。
社会の歪んで成長した姿が図らずも今作のココに投影されているのだ。

内容に関しては大人には微妙か、目の肥えてない子供にとっては分かりやすく良いかもしれない。

良い点
・赤ちゃんLV50
・動く動く
・OPが感動的
・リス
・鳥

悪い点
・ココが仲間としゃべるときも活舌が悪い。ポケモンに育てられたから許容しますではなんとも安易。声優を使うべき。
・ボディーペイント?日焼け?
・仕様とはいえザルードが見分けづらい
・サトシいたのか
・ポケモンはポケモンを食べるのか?
・初めて町に来た風
・名乗るときに出身地も言いがち
・絵的に浮いたCGロボット、そしてこじんまりしてて弱そう
・空気を読んで挟まれている
・しょぼ隠しに動いて動いて動いて動いて戦う
・ネジ部分かと思ったら後方全部
・「人間のお前には」・・・え、君たちは?
・何故か川に飛び込みたい
・ゲットしない
・強引にセレビィ
・視聴者の表彰式
・ゲームの宣伝があった。CGの世界だった。ポケット感はもう無かった。

猪古都