「中盤迄のシリアス展開の方が好みですが・・・」エル・チカーノ レジェンド・オブ・ストリート・ヒーロー よしさんの映画レビュー(感想・評価)
中盤迄のシリアス展開の方が好みですが・・・
カリフォルニア侵出を目論むメキシコギャングと、現地刑事の攻防を描く物語。
バイオレンスアクションですね。
メキシコ系移民の主人公刑事のアイデンティティを絡めながら、非道なギャングとの刑事の抗争を描きます。
中盤までは、刑事やその家族達の焦燥や恐怖も描き、リアルなクライムサスペンスの展開。後半からは、バイオレンスアクション色を強めます。
その人の好みによるのでしょうが、個人的には中盤までの展開の方が好みで、その路線で最後まで撮って欲しかったと思います。
しかし、最初からバイオレンスを撮る目的の映画だったのでしょうから、仕方ないのでしょうね。
もっとも、バイオレンス作品としても、緊迫感もあり、迫力もあり、楽しめる作品だったと思います。
評価は標準です。
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