バトル・インフェルノのレビュー・感想・評価
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翻弄される素人たち
フェイクの悪魔祓いを行ってる偽神父と配信グループが送る本物のハプニング動画
作品としては何となく見続ける気にさせてくれたのでまるっきりのクソ映画ではない。血液はもう少し色合いを頑張って欲しかったけど。
内容はいつもの気分で行った配信がモノホン悪魔の登場で地獄の配信になると言うもの。
中盤からは悪魔主催の大懺悔大会、懺悔しても許されないし…
悪魔様のおきに召さないと、天に召さされる展開。
イマイチの返答にダメ出しする厳しい判定など、悪魔様は人間の行動、思考にお詳しい(笑)
配信切るとお目こぼしして、配信継続させるし、盛り上げドコを分かってる悪魔様(笑)
それにしても名前が分かった位でどうにかなるもんなのか?
こんなに人間を熟知してる悪魔をどうにか出来る分けないだろ。
仲間内で元カレと元カノとか、屑エピソードがゴロゴロ出てくる連中じゃあムリだわ。
これを世界中の暇人が興味本意で煽りながら見る状態は異常と思う。
ラストは悪魔がこれを狙ってたとして、テロ扱いの流れ…どうせなら、「もっと信心しろ!」とキリスト教徒に語りかけて改心させた方が良かったかも?
それにしても、この胡散臭い悪魔祓い動画がこんなに人気あるんか?ってよーわからん。
今時のホラー
色々なYouTuberが登場してる世の中、何が受けるか、そこにはリアルなものでは無くてはいけない、まぁ、おふざけもあるけど、冒頭から悪魔払いを見せるけど、若者達の考えたニセモノチャンネル、そこから大体予想はつくけど、本物の悪魔がのりうつり、皮肉にもイイネが多くなる、三角関係やら、色々な背景が解ってくる、あたしは全部唯一のヒロインが企んだものかと推測しながら観賞してたけど、それを思わせる伏せんあり、だけど、本物の悪魔で大変な事に…浅はかな若者達の思い付きで世界が…
インフルエンサー悪魔
セクシーインチキ神父VSインフルエンサー悪魔!
よくある悪魔祓いホラーを逆手に取ったB級快作。
コメディホラーの感覚でフフッと笑いながら時折ヒェェとなれる、楽しい映画だった。
いくらなんでも悪魔が現代機器に適応しすぎで笑ってしまった。悪魔のクセに動画配信で視聴者乞食だなんて…と失笑。
セクシー神父の懺悔なんて悪魔的になんのメリットも無くて、妙に人間味溢れるその言動をヘラヘラと観ていた。
しかし最後にわかるその目的とコトの顛末に一気に興奮できる。
ええ〜最高じゃない。ゾクゾクするじゃない。新しい悪魔の形じゃない。
本体のビジュアルがダサすぎることなんて一瞬で気にならなくなり、いい気持ちで劇場を出られた。
巻き込まれた人間のバリエーション豊かな死に様やエグい造形など、細かいところに気持ち悪いこだわりが見えて良かった。
一番好きなのは顔面ズルズルデブ。もちろん悩ましいセクシー神父も好き。
面白かったけれども。
フェイクの悪魔払いが本物に、という展開は面白かったんだけど…、その悪魔の目的がネット配信ってことを今時で面白いとみるか神秘性がなくなってチンケにみえるか。自分は後者にみえて苦笑い。無駄死にが結構用意されてるから悪魔払いシーンはたのしめるかも。
配信希望の悪魔
除霊の時間という悪魔払いの生配信番組で相談者役ににホンモノの悪魔が取り憑いて巻き起こる話。
フォロワー5万人で名前の横に青いチェックがないことをもどかしがるマックス神父。
飲みに行ったりしたらちょっとは顔が売れているんだけどね。
音で驚かせる様な演出も多いけど、結構グロめの映像もあるホラー。
ただし、映像の割に怖さより笑いどころの方が多く感じるし、結構都合良く元の人格が出たり悪魔になったりと行ったり来たり。
神父の力と悪魔の力で視聴者数はうなぎ登り。
まあ、最後はしっかりホラーで締めてくれたし、ちゃんとフリは拾ってくれて面白かった。
REALITY TVって、本当なの?
2016年に同じ監督同じ脚本家によって18分余りのショートフィルムが制作されている...あれから3年の月日が経ち出演者と上映時間と内容、セットを含めゴア表現の為のギミック等々大幅にグレードアップしたものが2019年度版となっている。
Q)映画「クレンジングアワー」のコンセプトをどのようにして思いついたのですか?
「共同脚本家であるアーロン・ホーウィッツと私は両方ともリアリティTVにルーツがあります。彼は、今日、テレビでもオンラインでも、多くの人々は自分が見ているものをすぐに信じるという考えで思いつきました。」
ジョジョ・ラビットの監督も招待されていた2019年テキサス州オースティンで開かれた” Fantastic Fest ” この映画について監督自ら答えていた。
ストーリーは、エクソシズムの恐怖映画として、ある意味、斬新な切り込み方をしている作品と言えて、話の内容もさることながら精巧に仕上がっているギミックの充実さが、この映画の強みと言えるものとなっている...しかも生々しい。最後には、オチもちゃんと用意されています。
Birth.Movies.Deathというホラー映画に関する情報サイト、「直球勝負をし、上映中は、面白い事の連続……」ただしJUMP-SCAREホラーを好まない方は、注意が必要となります。
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