スピード・キルズのレビュー・感想・評価
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反社と癒着では仕方ない
ジャーナリストでノンフィクション作家のアーサー・ジェイ・ハリスが、実在のパワーボードチャンピオンのドナルド・アロノウの波乱の生涯を書いた「Speed Kills(スピードの出し過ぎによる事故死?)」を基にした実録サスペンス映画。映画ではベン・アロノフと名前を変えていました。
冒頭からいきなり主人公が殺されてしまう映画、なんてこった。話は25年前に遡り、曰く因縁について語ってゆくことになります・・。
トラボルタさん熱演ですが、主人公は企業家としては優秀というか強運の持ち主なのですが家族をあまり顧みず道楽三昧で女癖も悪く、とても感情移入できるおじさんではありません。なんで映画化と思いましたがマイアミでパワーボートのチャンピオンレーサーが犯罪組織と関わり、殺される事件があってアメリカ人やボートファンには関心の高い人物だったのでしょう。
さすがにこの役どころでは出番がないと思っていたら、出てきましたダンスシーン、お約束は外さないのですね、思わず笑っちゃいました。
トラボルタ臭
年取りながらも、トラボルタ臭と言うかトラボルタのフェロモン漂う、映画のような実話の話。勝負師、女好き、成功者がよく似合う。結局、マフィアとの関係は断ち切れず、無念。常に突っ走ることは難しい。。
ビッグ・ベン
実在したパワーボートチャンプ、ベン・アロノフのボートと家族とマフィアの話
1962年ニュージャージーで建設業を営んでいた主人公ベン・アロノフが失業し、家族と共に心機一転やり直そうと訪れたフロリダでボートに魅せられレースに興じ、ボートの製造販売会社を立ち上げると共にレーサーになっていく中、マフィアの仕事に手を染めていく話。
パワーボートに関する知識もないし、主人公のことも知らずに鑑賞したが、ゴッド・ファーザーというよりも巻き込まれた悲しい男というと印象。
女性絡みはそうじゃないし、どこまで事実か判らないけどw
淡々と進行していく中にもマフィアに迫られるヒヤヒヤ感とかはあったけど、大きく盛り上がる様なところはないし、主人公の魅力とかもそれ程特筆する様なところはなくて、ボチボチという感じかな。
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