「ダイジェストか何か?」脱走特急 MARさんの映画レビュー(感想・評価)
ダイジェストか何か?
第二次世界大戦、ナチスに包囲されていたレニングラードに急ピッチで敷かれた鉄道を使って物資を運ぶ最中に起きる数々のトラブルと、それを乗り越える若者達(とおじさん達)の物語。
観賞前は、何となく直感で、自分にとって本作が今年の未体験のNo.1映画になりそうと感じていたのだけれど・・・。
鉄道でレニングラードに物資を届けようとしている、というザックリとした内容は理解できるのだけれど、度々発生するトラブル内容や、解決の為の行動について、何が起こっているのか、何をしているのか、何の為にやっているのか、何がしたいのかが非常にわかりずらい。
さらに、味方の戦車がどうこうとか、守護神がどうこうとか、母が無事で良かった(涙)とか私の叔父のお陰で配給が増量した(?)等々、そんな話どこで出てきてた?的な話をいきなりしだすし、かと思えば唐突なホールでの演説とか孤児達の引率とかもはや頭の中は軽いパニック状態(汗)
理解力の低い自分には説明不足な場面が多く、色々とはしょられているような印象を受けた。
何というか、2時間越えの壮大なダイジェスト(!?)でもみたと言うか、何を話しているのかわからないという点では、新人の頃に先輩に連れられて行った難しい内容の会議に参加したときのような気持ちを思い出した(笑)
ただ、しっかり理解しながら観ればきっと名作なのだろうなとも思えたので、もっと理解力を磨かないと(汗)
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