リトル・モンスターズのレビュー・感想・評価
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【ダメダメメタルミュージシャン男が、甥っ子を含めた幼稚園児たちをゾンビから音楽により救う物語。ルピタ・ニョンゴ扮する先生は強いし、駄目男の成長っぷりと、何より子供達が頑張る姿が素敵です。】
ー 子供たちをあれこれごまかしながら、キャロライン先生(ルピタ・ニョンゴ)がゾンビに立ち向かい獅子奮迅の大活躍。 駄目男デイブが素直な子供たちとの交流を経て成長していく人間ドラマとしても見応えがある作品。ー ■恋人に浮気をされ、姉の家に転がり込んださえないミュージシャン・デヴィッド。 甥のフェニックスが通う幼稚園の先生・キャロラインに一目惚れし、動物園への遠足に同行することに。 子供たちが大いに盛り上がるなか、突然現れたゾンビたちが彼らに迫ろうとしていた。 ◆感想<Caution!内容に触れています。> ・序盤の展開から、イキナリゾンビ映画になる過程に違和感を感じつつも、子供達をゾンビから守るキャロライン先生と駄目男デイブの姿が爽快である。 ・様々なアレルギーを抱えるフェニックスに対し、デイブがダースベイダーの恰好をさせて遊ぶ前半のシーンが後半の大切なシーンに効いてくる巧さ。 ー リトル・モンスターとは、フェニックスがダースベイダーの扮装で、迫りくるゾンビに対し”フォース”を使う部分ではないかな。- ・ゾンビが襲来した際に、突如利己的態度を取るテディ・マクギグル(ジョシュ・ギャッド)の姿も暗喩的である。 ・夜、キャロライン先生に駄目男デイブにが幼き頃の父に捨てられた哀しい経験を語るシーンも、何故に彼が子供達を必死に守る理由になっているのである。 <ラストは、ヤッパリそうなるかい!という展開であるが、我が子を必死で守ったそれまでダメダメだったデイブの姿を涙ながらに観る姉の姿も良かったな。 それにしても、ゾンビ映画って色んな描き方があるよね。 ジム・ジャームッシュ監督のオフ・ビート感溢れる「デッド・ドント・ダイ」とかね。>
生きて帰るまでが遠足です!カオスなコメディゾンビ映画なのにほっこり!
映画チャンネルで鑑賞。 なんとなく観始めたのに面白すぎて釘付けに! 下品なおじさんと強く美しい先生とピュアな子供達とアホなゾンビのカオス映画! 生きて帰るまでが遠足です!! 保育園の遠足で来た牧場にゾンビ襲来! 子供達を怖がさせずに乗り切ろうと頑張る強く美しい先生の起点の効いたアイディアが笑えるけど良いアイディアで上手い! アホなゾンビ映画なのにほっこりしちゃう素敵なラスト! 保育園の先生に下心丸出しな下品なおじさんが鼻の下を伸ばすシーンから始まったカオスなゾンビ映画とは思えないような優しいラストです。 「幸せなら手を叩こう」とテイラーの「シェイクイットオフ」が歌いたくなる優しい映画でした。 主なストーリーが素敵なのはもちろんですが、見所はツッコミどころ満載なコアラ! 観賞後、ほっこりした後に一番最初に頭に浮かんだのがコアラになるくらいコアラが頭から離れなくなります! あのコアラゾンビはどうしてゾンビになっちゃったのか考えずにはいられません! ストーリーがテンポ良く進み、下品で笑えてほっこり出来て深く考えずに楽しめる大満足な作品でした!
ルピタ・ニョンゴかわいい
話は特別珍しくもないし、ものすごい見どころもないけど、くだらなくて笑っちゃうし、ハートウォーミングないい映画でした。とにかくルピタ・ニョンゴがかわいい。そして音楽のセンスがまるでないのもかわいい。兵士たちが言ってた「速い方?遅い方?」ってセリフ好きでした。
118位/481 2021.11.07現在
良い意味で裏切られた primeでオススメに出てきて 全く期待しないで観たら めっちゃ良かった! 例えば、アベンジャーズは 期待値100だったとして 実際の採点が99点だとしたら ギャップはマイナス1点だけど この映画は 期待値5くらいで 採点が80点くらいだから ギャップがプラス75点で ギャップランキングなら相当上位 映画が始まって30分くらい? しばらくゾンビは出てこない! ひたすら主人公デイビットの クズ男ぶりにイライラする。 稀に見るクズ男。 開始30分のイライラからの ギャップも中々すごい! 前半のデイビットだったら 自分の子供には近づかせたくない。 でも、この時の ダースベイダーが まさかの伏線になろうとは、、、 しばらくしてやっとゾンビが 出てきますが遅いタイプのゾンビ 元々ゾンビって こういうもんでしょ。 そして稀に見るクズ男のデイビットを 上回るほどのクズ男のテディ。 デイビットは最後イケメンに変化したけど テディは最後までクズだった。 そしてキャロライン先生が 強くて勇敢! テディを脅すとことか最高! そして甥っ子のフェリックスが 可愛すぎる。 最後ピンチの時に ダースベイダーになりきって 出撃するのが可愛すぎる! 手をかざして フォースの真似事をした時に 偶然柵がしまっちゃうとこも ギャグセンス最高! 最後はほっこり終わって とても素敵な作品でした 強いて言うなら 最後エンディングは テイラースイフトの 劇中使われてた歌が良かったな 以下 超個人的主観による駄文のためだけに 盛大にスルーしてください (RG風) リトモンのあるある言いたい♫ リトモンのあるある早く言いたい♬ リトモンのあるある今から言うよ♪ 脇役裏切った途端に殺されがち♩ ヒロイン、軍隊並みの 身体能力持ちがち♩ 備考 点数は自分が 生まれてから現在まで 観た映画をランキングにして 相対評価で点数付けてます 上位と下位から順番に 感想書いてます 初回鑑賞年齢→40歳 (2021年時点40歳) 初回鑑賞場所→自宅prime 鑑賞回数→1回 記憶度→99% マイ映画ランキング 2021年時点 全映画中→118位/481 洋画部門→98位/404 可愛いゾンビ部門→1位
「ライフ・イズ・ビューティフル」のゾンビ版
「ライフ・イズ・ビューティフル」のゾンビ版、というと褒め過ぎかな。 ダメ男の成長物語でもあるが、後味が良いのは「歌」があるからだろう。 子供たちをゾンビから気を逸らすために歌うが、大人たちも励まされ、観客も楽しめる。 ゾンビもののミュージカル映画も見たが、ヤリ尽くしたと思っていたゾンビ物でも、まだまだいろんな切り口があるんだな、と思った。
ダメダメ叔父さん、奮起できるの?
ミュージシャン崩れのダメダメ叔父さんが、甥っ子たちの遠足についていってゾンビに襲われる話。 ダメダメ叔父さん、一念発起で活躍できるのか? このくらいの軽めのコメディ映画っていっぱいあるよね。 アメリカ映画って殺人シーンにはうるさいのに、ゾンビになったとたんやりたい放題殺し放題。 ゾンビってかわいそうなのよ。
気楽に鑑賞するゾンビコメディ
幼稚園の遠足で訪れた牧場に現れたゾンビたち。甥に同行した男と幼稚園の先生が、これはゲームなんだよと子どもたちに誤魔化しながら生き残ろうとするコメディ。 羊とか動物を食べるゾンビって初めてかも。しかも最近珍しい「走らないゾンビ」だから、逃げ方もやや牧歌的。トラクターで走りながらゾンビの群れを抜けていくなんてかなりシュールだった。 一番面白かったのは、幼稚園の先生が昔バンドの追っかけをしていたと告白するシーン。追っかけていたのがあのハンソンだったのが笑えた。 基本コメディなのでゾンビのクオリティや設定とかは問題にしない方がいい。ゾンビになったウィルスが米軍の研究施設から流出したことや、解決策が空爆って強引な解決策もあまり気にならなかった。
One two three, Eyes on me!!
ウクレレでテイラー・スウィフトの「シェイク・イット・オフ」を歌うオードリー・キャロライン先生(ルピタ・ニョンゴ)。この歌の歌詞がオードリーやデヴィッド(アレクサンダー・イングランド)の気持ちを代弁しているようだったし、子供番組の人気者テディの性癖をも語ってる気がする。 ラブコメ風のケンカばかりしてるデヴィッドと恋人の映像から始まり、浮気現場を目撃するというとんでもない展開。ダースベイダーの恰好をした5歳の甥フェリックスも最高に面白いのですが、ゾンビ映画へと突き進む内容と日常生活との激しい落差も絶妙でした。また、ジャック・ブラックの雰囲気そのままのデヴィッドが遠足にまでフライングVを持っていくところもナイス! ゾンビ映画としても、米軍兵士たちの会話でも言われたノロいゾンビであり、それがトラクターでの逃亡という珍しい展開にも効果的だった。プレザントバレー牧場への遠足というのもほのぼのしてたし、生の人間がいなくなったら羊をも食べるゾンビたち。そんなのどかな風景の中心地を空爆するという米軍への皮肉を込められていたし、オーストラリアから見た駐留米軍もゾンビを拡散しただけの存在でしかなかった気がする。 アル・パチーノネタやニール・ダイアモンドの「スウィート・キャロライン」という曲も上手く使われていたし、これならゾンビがいなくてもストーリーまとまってる!と思ってしまうほど、練られた脚本。ゾンビよりも軍や人間の悪の方が怖いことも盛り込まれていたし、コメディゾンビとしては上出来でした。
幸せなら手を叩こう
コメディ要素満載のゾンビ映画をイメージして観ましたが思ったよりヒューマンドラマ感の強い映画でした。 子供達だけでなくゾンビもが愛らしい作品です。 個人的にはベイダー好きなのでベイダーの活躍が最高でした!
これ、実話だわ。
いつか読んだ東北の震災の保育園の話。 逃げて逃げて逃げて、助かった話。 追ってきたのはゾンビでなく、津波だったけれど。 この映画は笑える映画だけど、本当に助かった命にまつわる映画だと思えば、余分に面白いです。 スクリーン上映は少なかったけど、配信、DVDとかで見てくださいね。
めちゃくちゃ面白いゾンビコメディ
めちゃくちゃ面白いゾンビコメディ テンポもいいし、下ネタも抜群に面白い。アホなミュージシャンくずれデヴィッドが発するわいせつな単語を純真な甥っ子が、真面目に聞き返したり、ママにそのまま喋ってしまう。絶妙にやらしそうでやらしくないで笑いがいっぱい。時間も93分で、ちょうどいい。 デヴィッドが自分が作ったデスメタルの曲を幼稚園児の前で演奏したり、キャロライン先生が園児と合唱したり、ウクレレを片手にステキな歌声で唄ってくれたり、音楽がストーリとマッチしている。懐かしい曲もかかるし、ちょっとだけミュージカルの雰囲気もあって自分の好み。 遠足先でたまたま番組の撮影をしていた人気子供番組の司会者のテディが出てくるんだけど、こいつがまた、身勝手で自分だけ助かろうとする。その最低なテディをキャロライン先生がどすの利いたセリフで脅すシーンがとても面白い。このテディがブラックな笑いを生み出したり、いい意味でかき乱してくれる。 それにしてもルピタ・ニョンゴは、歌もうまいし、表情が生き生きとして、見ているだけで元気が出る。今更ながら、ルピタ・ニョンゴがスターウォーズでマズ・カナタをやっていたなんてびっくりした。アスでも怪演してたけど、いい女優だね。 ラストは、微笑ましくもあり、見ていて涙が溢れてきて、なんだか幸せな気分になった。
限られたフィールドで展開されるゾンビコメディは一歩前に出ることができない…
『ロボコップ』の新作監督に抜擢されたエイブ・フォーサイスが監督する作品でアメリカではHulu配信スルーになってしまった作品。日本では、ヒューマントラストシネマ渋谷&シネ・リーブル梅田で開催の「未体験ゾーンの映画たち2020」で期間限定上映されていたが、事実上はDVDスルーに近い扱いとなっている。 遠足に来た先生と子供たち、先生目当てで付いてきたフェリックスの叔父がゾンビ騒動に巻き込まれ、子供たちを怖がらせないために必死に本物のゾンビだと気づかせないように奮闘するというコメディ。 例えば火って触りたくないと思うが、何かに引火してしまって、ほっといたら火事になってしまうという状態に直面したら、必死に手でも火を消そうとする心境に似ていて、 本当は怖くて仕方ないが、子供に知られると収拾がつかなくなるため、ウクレレを弾きながら歌を唄ったりして、気づかれないようにゾンビを殺すという、常に危機迫る環境下、ゾンビより大変なのは騒ぎ出した園児、正に「リトル・モンスターズ」という状況にならないようにという極限の心境をルピタ・ニョンゴの演技力によって表現されている。 噛まれたら感染するというゾンビのお決まり設定はそのままでも良いと思うが、全体的に設定がフワっとしていて、動物とのふれあい農場内がメイン舞台ということで行動範囲がとにかく狭い。 そのため、無駄に展開を促すキャラクター達の不自然な行動やバカな失態が映画の尺を稼いでる気がしてならない。 アメリカが配信スルーしようとした理由は、映画を観ればわかると思う。今では有名女優となったルピタ・ニョンゴの存在感によって、外観的クオリティは保たれているがどうもテレビ映画臭さがぬぐい切れていないのだ。 何故か音楽でゾンビの行動を抑制できるという設定は、もっと使うべきだったと思う。そうすることでお遊戯のようにゾンビと遊びながら逃げるというカオスな状況を作りだすことができたのではないだろうか。 この映画の最大の疑問…フェリックスは、あの状態からどう逃げ出したのだろうか….
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