マイ・スパイのレビュー・感想・評価
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【オシャマで可愛い9歳の女の子と母を守るゴツイCIA捜査官の交流とテロリストとの闘いを描いたスパイアクションコメディ。子役が良い映画はヤッパリ面白いよね。】
■CIAのタトゥバリバリ、ムキムキ捜査官・JJ(ナント!デイヴ・バウティスタ)はミッション遂行の際に暴れ過ぎたことが問題となり、上司キム(ケン・チョン:珍しく素っ裸にならずに真面目に演技)から経験未熟なボビー(クリステン・シャール)と地味な監視の任務に回される。
監視するのはテロリスト・ビクターの義姉・ケイト(パリサ・フィッツ=ヘンリー)とその9歳のオシャマで可愛い娘・ソフィ(クロエ・コールマン)。
彼らは2人を監視し始めるが、ソフィに監視がばれてしまい、彼女に良いように振り回されるのであーる。
◆感想<Caution!内容に触れています。>
・子役が良い映画は、面白いとはよく言われる事だが、この作品もそれに該当すると思う。ソフィを演じたクロエ・コールマンのオシャマで可愛くて頭が良いところが、大変に良い。で、トーゼン、彼女は今作後引っ張りだこになるのである。
・ムキムキ捜査官・JJを演じたデイヴ・バウティスタと、ソフィとの遣り取りが面白いし、ほぼソフィにしてヤラレルJJなのだが、仕事で忙しいケイトの代わりに父兄参観日に行った時には、ソフィのために格好良い(でも、言っちゃ駄目だろ)スピーチをして、それまで友達がいなかったソフィに友人が出来るところなど、JJはゴツイが優しいのである。
・経験未熟なボビーを演じたクリステン・シャールのコミカル演技も、この作品に風合を齎している。出演者たちのキャラが立っているんだよね。
・テロリスト・ビクターとの闘いは、結構あっさり終わるのだけれども、この作品ではあれくらいが良いのだろうね。ホモの隣人の真実の姿なども上手く機能していたかな。
<そしてラスト。
ソフィが望んでいた全てが終わった後に歩き去るヒーローの後ろで爆発が起こり、ヒーローはそれをチラッと振り返るシーンなども、可笑しくって良かったな。じゃーね。>
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